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気がつけばふるさと離れて34年

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美味しいゴハン

2016-09-05 18:04:54 | グルメ
新しいパスポートの受け取りにデュッセルドルフの総領事館に行ってきました。

帰りに日本の食材店でお米を購入しました。

6000人以上も日本人が住むデュッセルドルフの食料品店ではお米の種類も豊富です。




このところ「ゆめにしき」を購入していましたが、今回は奮発(?)して「魚沼産こしひかり」を購入しました。


裏に貼られていたラベルの表示は独英仏語に加えてロシア語もありましたが、
ロシア人も購入するのでしょうか?


美味しいご飯のチガイがわからないドイツ人の夫にコシヒカリはもったいないので、
彼にはアンクル・ベンズ・ライスです。


HAVE A RICE DAY!だって。


美味しいお米だと我が家の35年モノの炊飯器でも美味しく炊けます。
「とと姉ちゃん」で商品テストをしているような古色蒼然としたシロモノです。


この炊飯器はドイツに来て1年後、一時帰国した折に購入しました。
当時、両親は私の国際結婚に反対していました。
以前、短歌に興味を持っていた時に詠んだ歌です。

結婚に反対されし時の釜ごはんを炊きて早三十年

今日の昼食は「肝臓のチーズ?」

2016-08-30 11:58:10 | グルメ
レパートリーの少ない我が家の食卓によく登場するのが「レバーケーゼ」、ドイツ語で「ケーゼ」はチーズ、「レバー」は肝臓ですから、直訳すると「肝臓のチーズ」です。



これは肉類を挽いた物とスパイスを型に入れて蒸し焼きにした食品で日本では「ドイツ風ミートローフ」などと呼ばれているようです。

以前はレバーも混ぜていたようです。形がちょっとチーズに似ていることから「レバーケーゼ(チーズ)」との名前がついたのだとか。

お肉屋さんで厚切りにしてもらいフライパンで焼くだけで出来上がりです。

我が家では縮緬キャベツの生クリーム煮とジャーマンポテトの付け合せで上に目玉焼きを乗せます。



縮緬キャベツは表面がチリチリになっていることから日本ではこのような名前がついていますが、フランスのサボイ地方の料理によく登場することから「サボイキャベツ」とも呼ばれているようです。ドイツ語ではWirsingkohlです。



我が家では生クリーム煮の冷凍食品を解凍して付け合せにします。

ジャーマンポテトはあらかじめ茹でておいたポテトをベーコン、玉ねぎと炒めるだけですが、ドイツの料理の本にはキャラウェイ・シーズをふりかけることとあるのでいつもそうしています。



ソースとしてトマトケチャップが何故かよく合います。





ポトフー

2016-08-17 15:16:54 | グルメ
レパートリーの少ない(手抜き)主婦の食卓によくのるのが、私が勝手に「西洋おでん」と呼んでいる「ポトフー」です。

出来上がりは以下のようになります。
といってもこれは料理本の表紙の写真です。
我が家の料理の写真は何故か消去してしまいました


でも実際に作ったという「証拠写真」は以下の香辛料の丁子を刺したタマネギの写真です。


日本のクッキング・ブックにも我が家に伝わる1900年発行のドイツの古い料理本(何でも夫の御祖母様がお嫁入りする時にお持ちになったものらしいです)にも準備する材料の欄に「タマネギにはくぎ形の香辛料丁子をさす」と書いてあります。




「丁子」はドイツ語ではNelkenです。


以前、丁子がきれてしまって使えなかった時があったのですが、あまり味にかわりはなかったような気がします。
ですから多分、使わなくても良いのだとは思うのですが律儀(?)に使っています。
「ポトフー」以外では冬に暖かい赤ワインの「グリューワイン」を作る時に使うぐらいなので、香辛料ひと瓶で数年は持つと思います。

ポトフーを我が家ではホースラディッシュとマスタードでいただきます。


ちなみに「ポトフー」とはフランス語で「ポ」(材料を入れた壺)を朝、「フ」(かまど)にのせて仕事に出れば、帰るまでには
料理ができあがっていたというところからきたとかお料理の本には書いてありました。

ですから「おもてなし料理」ではなくてまさにイタリアのピザのような「庶民の料理」なのでしょう。
お肉も手頃な安い牛肉を使うので2時間から2時間半は煮込まないとやわらかくなりません。

ドイツでは「ターフェルシュピッツ」と呼ばれています。

ポテトスープ

2016-06-24 16:18:52 | グルメ
ドイツはジャガイモの国です。

ジャガイモ王国(?)のポテトスープは日本のお味噌汁のように各家庭それぞれのレシピがあります。

我が家の場合は夫のおばあ様が彼が小さい頃、よく作って下さったというポテトスープで

「洋梨」を入れるのが独特かもしれません。



仕上げには輪切りソーセージを入れます。



ジャガイモと野菜のスープストックがあればどんなレシピでも失敗することはありませんが

香辛料として「セロリソルト」を入れると格段に美味しくなります。



これで今日のランチは出来上がり。


2015年産ワイン?

2015-09-28 14:27:25 | グルメ
日本に比べると季節感に乏しいドイツの食事ですが、初夏の「ホワイトアスパラガス」に加えて秋には少し季節感が感じられる食材が登場します。


いわゆるカボチャも最近は色々な種類のものがスーパーでみかけるようになりましたが、我が家の「パンプキンスープ」は
写真中央のカボチャが使われます。ドイツでは何故か「HOKKAIDO」と呼ばれている品種です。


写真だと何の変哲もない「パンプキンスープ」なのですが、これが不思議なくらい美味しくできました
ニンニクに始まり、生姜、オニオン、と色々冷蔵庫の整理とばかりに加えて、我が家で最後にいつもたらす「バルサミコ酢」が
なかったので、代用品として日本のB社の「ウースターソース」を使ったのですが⇒この「不思議な美味しさ」を再現することは
不可能でしょう。

秋はキノコのシーズンで、高いポルチーノ茸の代わりに登場するのが「エリンギ」です。

写真に撮るのを忘れましたがソテーにしてお肉の付け合せにしました。

この時期は「玉ねぎケーキ」も美味しいです。
オーブンの温度が高すぎたのか(気付きませんでした)表面が焦げてしまいましたが一応美味しかったので
小さなお写真を載せます。


この「玉ねぎケーキ」に飲むのは「フェーダーヴァイサー」と呼ばれる発酵途中のブドウを原料としたアルコール飲料
(いわゆる「ワインのどぶろく」です)。
まだ発酵途中なのでスーパーで売られている瓶の栓には「ガス抜き用」の穴が開けられています。
ただ私は何故かこれを飲むと胃腸の調子が悪くなるので、「玉ねぎケーキ」でも普通(?)の白ワインを飲んでいます。


このラベルを見て、お気づきになったでしょうか?
「2015年産」です!
日本ではいつも「ボジョレ・ヌボー」の登場時期が話題になるけれど、それにしてもこの白ワインの登場は早すぎませんか?
実はこれ「南アフリカ産」なのです。
そうです南半球の南アフリカのワイン産地では今年のワインはすでに北半球の早春に摘み取りが済んでいたのです。
実は15年程前に南アフリカを旅行した折、このネーダーブルク・エステートを訪れ、ソーヴィニヨン・ブランをわざわざドイツの
我が家に送ってもらったことがあったのです。
まさかドイツのスーパーで再会するとは思ってもみませんでした。