伊賀上野の町

2024-06-19 06:29:33 |  鉄分山盛り、三重の路
伊賀鉄道の桑町駅を降り、上野市駅まで沿線を歩いた。
昭和の建築と思われる家々が微妙に真っ直ぐでない道に並びいい感じ。
車で通ると対向車とすれ違うのに気を使う道である。









住む人がいなくなり取り壊されたのか、家一軒分の空き地がポツポツとある。
草はあまり生えていないから、更地になってそんなに時間は経っていないのだろうか。
大阪の自宅近くも空き地が目立ち始めた。
どこも一緒なのだなあ。









桑町駅は無人駅だったが、次の茅町駅には駅員さんがいた。
駅舎は外見そんなに古くないのかと近づくと、そうでもない。
なかなか風情ある待合室が覗けた。





茅町駅の北には寺町通りという寺社の並ぶ通りがあった。
綺麗に整備された広い通りだ。
立派なお堂を持つお寺さんばかり。
観光寺ではなさそうだから門から中を覗き見るに留める。





寺町通りの終わる小さな交差点で左を向くと、こちらは何やら古そうな築地が見えた。
近づいてみると神社であるよう。
なかなか立派な神社だ。
壁に沿って行くと奉賛願いの看板に上野天神宮と名があった。







正面に回ると牛が臥せた像があって、菅原道真公を祀る神社のようだ。
ご挨拶していく事にした。
楼門や境内を囲う築地は年代を感じさせるが、拝殿は新しく建てられたもののようだ。





その辺りから通りはお店の並ぶ商業地へと入っていく。
商店の並ぶとても長い通りを外れて上野市駅の方へ向かう。
遠くに伊賀上野城が見えた。
当時のお城が残っているのでなく、建て替えられたものらしいので、遠くから眺めるまでとした。
お城のある上野公園の入口に伊賀焼のお店を見つけたので行ってみたが定休日。
残念。



こんな感じで特に当てもなく街歩きを楽しんだ。
古くからある町なら、重要伝統的建造物群保存地区でなくても面白く歩けるものだ。
もはや昭和の建物ですら自分にとっては歴史的建造物だなあと最近思うのである。





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