阿下喜駅と西桑名駅 - 三岐鉄道北勢線

2024-07-09 06:25:57 |  鉄分山盛り、三重の路
三岐線の東藤原駅から北勢線の阿下喜駅まで歩いて移動。
田んぼの中の道路を歩き、林を抜ける。
一枚目の写真は道路から覗いた脇道で、歩いたわけではない。







少しお腹が空いたので、昨日食べ残したコンビニの惣菜パンを食べながら歩く。
交通量のある国道を渡る時、後ろを振り返るとセメント工場はもうはるか遠く。
その辺りから再び住宅が広がり始める。
駅の周りは商業施設もあり開けている。



阿下喜駅には電車が待っていた。
パッと見読むことのできなかったサッカーチームのラッピング電車だ。
発車時刻を気にしつつホーム横に置かれた昔の電車車両を撮影、改札を抜けたのは出発の直前の時刻だった。





一番後ろの車両に乗って出発。
その日は三岐線の電車にほぼ座って乗っていたのに、昨日の疲れが出てきたのと、阿下喜駅まで歩いた疲れが重なって、途中下車する元気がなくなってしまった。
北勢線は以前に一度撮影目的で乗ったことがあり、その時沿線も歩いてガッツリ撮った覚えがあるので、今回はまあいいかとホケッと座っていた。





北勢線は762mm軌間のナローゲージで、車両の幅がとても狭い。
なかなかに古い車両で、走り出すときしみ音、振動音がすごい。
金属の打突音が渾然一体となって耳に届く。
モーター音が路面電車を思わせるが、それより少し高音成分が多いだろうか。
スピードの出る区間では盛大に揺れ、左右の揺れの大きいところでは車両間のドアが半分開き閉じる。
遊園地の乗り物に乗ってる気分で楽しんだ。
終着の西桑名駅までずっと乗り続けた。
今回の旅で一番淡白な乗車路線になった。







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