エピローグ、町中喫茶でナポリタン

2023-06-16 06:23:45 |  熊本の旅、多彩
万田坑からの帰り道は下り坂であることもあり、行きほど時間はかからず荒尾駅の手前まで戻ってきた。
荒尾駅の周りには食事できるところが無さそうだったので、万田坑への行きがけ、途中にお店がないか探しつつ歩いていた。
帰り道、見つけた三軒のお店のどこで食べるか連れと相談し、一番駅に近い喫茶店を選択。
そこは駅前というには少し遠い場所にある、昔ながらの喫茶店だ。
店頭に代表メニューを模型でディスプレイしてる。
コーヒー豆も量り売りしているよう。
入ってみると、老夫婦らしき二人がやっていた。
そんな店だから注文するのもそれっぽく、ナポリタンにした。
出てきたのは思ったよりしっかり炒められたナポリタン。
スパゲッティに水分少なめに絡まったソースが初めての食感だった。
おいしくいただいた。

万田坑で予定の観光地巡りはすべて終了だ。
荒尾駅から電車に乗り、久留米駅へ。
帰りはさっくり新幹線。
新大阪行きの「さくら」に乗り換え、帰ってきた。
お昼で切り上げたので、大阪には夕刻に到着でき、夜は自宅でゆっくりできた。
今回の旅は、阿蘇を見たいなという大雑把な行き先選択から、その周辺観光地を結んだのだが、意図した訳ではないのに目先がコロコロ変わる結果になって毎日新鮮だった。
なかなか贅沢な旅になってしまったが、とても充実した思い出が作れたな。

旅行から帰ってきたら、「ああ、GWも終わったなあ。また仕事かあ。」と悲嘆に暮れるのかと思っていたが、意外にも普通に日常生活に復帰できた。
いや、復帰していなかったのかもしれない。
家に帰って見返す大量に撮った写真のチェックが面白く、見ればその旅先にいつでも戻れた。
まだ旅してる気分で過ごしてきた気がする。
その旅もこの記事で終わり。
でも良いのだ。
また新たな旅に出かけよう。





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