昨年末、映画の「トロン:レガシー」を観て来ました。
3D映画は1月に観た「アバター」以来。
昨年はほとんど映画を観てなかったんだなあと気が付きました。
久しぶりの3D映像は、なかなか楽しめました。
ストーリーも面白く構成されていて、盛り上げどころの演出は昨今のハリウッド映画と似たり寄ったりではありましたが、総じて作り込み品質の高い出来だったと思います。
「トロン:レガシー」は、公開されることを知った時から観に行きたい映画としてチェックしてました。
なんでかと言うと、前作の「トロン」を観ていて、そのリメイクだと思ったから。
「トロン」はこれまでに無い物語設定で、子供心に驚いた覚えがあります。(たぶん、正しくは理解できてなかったと思いますが・・
)
3Dで作るとどう変わるのだろう。
って思って。
でもリメイクじゃなく、続編でした。
こう書いてますが、前作のストーリーはまったく忘却の彼方。
ライトサイクルというコンピューター内を走り回るバイクのイメージだけが残ってて・・・。
それで「トロン:レガシー」を観終わった後、前作がどんなだったか、再度観てみたく思っていました。
もしかしたらと期待して、帰省した時、実家のビデオテープライブラリを探したら、ありました。録画テープが。
おー、でかしたぞ当時の私。
さっそく観てみました。
・・・あっはっは。
いろんな意味で面白かった。
まずはVHSビデオの3倍速録画の画質のひどさ。
昔はこんなの見てたんですね。
画面がモコモコしてます。
細かなモザイクがかかってるみたい。
内容でまず目が行ったのが、コンピューター内の人物の肌がモノ黒で、着ている服(というかユニフォーム)はカラーにし、発光させたラインの青と橙を目立たせていたこと。(そうだ、こんなだった。)
今作ではライトサイクルでの「ゲーム」描写が立体的曲面的なのに、前作は非常に平面的直線的だったのに、28年の歳月を感じてしまった。
ストーリーがまた、子供だまし。(言いすぎ?
)
コンピューターの親玉が企業のトップの人物を支配下に置いている。(なんで?)
主人公は当時の娯楽映画で一般的に見られる、なんだか軽い乗りの若者だし(吹き替えの演出のせいかな)、登場人物の描き方が簡単で深みが無い(当時のTVでの映画放送は、時間短縮の為カットされるシーン多数でそのせいかも)。
コンピュータ世界の表現や当時としては進んだCGにお金を掛けて、物語の作り込みはイマイチ。
アイデアと設定で勝負している作品と感じました。
うーん、子供の自分はこれを面白いと見ていたんだ。
SF映画は今では大人でも楽しめるものになっていますが(SWのお陰)、昔のSF映画は子供向けと思われていたのを思い出しました。
旧新を比較すると、その時代の流行りがよく見えて興味深いですね。
映画自体は見終えた後の余韻を与えてくれませんでしたが、比較した結果で得られた感慨が予想外のもので、変な満足感を得たビデオ鑑賞となりました。
3D映画は1月に観た「アバター」以来。
昨年はほとんど映画を観てなかったんだなあと気が付きました。

久しぶりの3D映像は、なかなか楽しめました。

ストーリーも面白く構成されていて、盛り上げどころの演出は昨今のハリウッド映画と似たり寄ったりではありましたが、総じて作り込み品質の高い出来だったと思います。

「トロン:レガシー」は、公開されることを知った時から観に行きたい映画としてチェックしてました。

なんでかと言うと、前作の「トロン」を観ていて、そのリメイクだと思ったから。
「トロン」はこれまでに無い物語設定で、子供心に驚いた覚えがあります。(たぶん、正しくは理解できてなかったと思いますが・・

3Dで作るとどう変わるのだろう。
って思って。
でもリメイクじゃなく、続編でした。
こう書いてますが、前作のストーリーはまったく忘却の彼方。
ライトサイクルというコンピューター内を走り回るバイクのイメージだけが残ってて・・・。

それで「トロン:レガシー」を観終わった後、前作がどんなだったか、再度観てみたく思っていました。
もしかしたらと期待して、帰省した時、実家のビデオテープライブラリを探したら、ありました。録画テープが。
おー、でかしたぞ当時の私。

さっそく観てみました。
・・・あっはっは。
いろんな意味で面白かった。
まずはVHSビデオの3倍速録画の画質のひどさ。
昔はこんなの見てたんですね。
画面がモコモコしてます。
細かなモザイクがかかってるみたい。

内容でまず目が行ったのが、コンピューター内の人物の肌がモノ黒で、着ている服(というかユニフォーム)はカラーにし、発光させたラインの青と橙を目立たせていたこと。(そうだ、こんなだった。)
今作ではライトサイクルでの「ゲーム」描写が立体的曲面的なのに、前作は非常に平面的直線的だったのに、28年の歳月を感じてしまった。

ストーリーがまた、子供だまし。(言いすぎ?

コンピューターの親玉が企業のトップの人物を支配下に置いている。(なんで?)
主人公は当時の娯楽映画で一般的に見られる、なんだか軽い乗りの若者だし(吹き替えの演出のせいかな)、登場人物の描き方が簡単で深みが無い(当時のTVでの映画放送は、時間短縮の為カットされるシーン多数でそのせいかも)。
コンピュータ世界の表現や当時としては進んだCGにお金を掛けて、物語の作り込みはイマイチ。
アイデアと設定で勝負している作品と感じました。
うーん、子供の自分はこれを面白いと見ていたんだ。

SF映画は今では大人でも楽しめるものになっていますが(SWのお陰)、昔のSF映画は子供向けと思われていたのを思い出しました。
旧新を比較すると、その時代の流行りがよく見えて興味深いですね。
映画自体は見終えた後の余韻を与えてくれませんでしたが、比較した結果で得られた感慨が予想外のもので、変な満足感を得たビデオ鑑賞となりました。
それだけで驚き。
さらに録画してたテープは結構新しかったので、録画したのはそれほど昔ではないです。
でも20年は経ってますけど・・。