長野電鉄で小布施まで

2022-10-13 06:27:35 |  2023お彼岸三連休
宿が長野駅前であることの利点を活かし、電車で小布施まで遊びに行く事にした。
小布施に通じている路線は長野電鉄である。
長野電鉄の長野駅は地下にある。
改札前のベンチが置かれたスペースに、農産物なんかの直売所?があって、果物や野菜が売られていた。



店の人が見当たらず、どこで会計するのかと思ったら、改札口で代金を支払うのであった。
こんな街中なのに、とってもローカルな対応にほのぼの。
連れがシャインマスカットと青唐辛子入りのもろみを買っていた。
(このもろみで食べるきゅうりや冷奴が旨かった。



時刻表を見ると次に発車する電車は特急列車だった。
特急?
失礼ながら各駅停車の電車しか走っていないと思っていた。
行先の小布施は特急停車駅で、特急料金は100円だそうだ。
時間短縮に特急利用することにした。



改札を通り、さらに地階のホームへ降りると、特急車両が待っていた。
スノーモンキーという名がついているのだが、ハテ?どこかで見たことがある。
これは成田エクスプレスの車両ではなかったかな。
成田エクスプレスに乗ったことは無いが、特徴的なデザインだからか覚えていた。



隣のホームにはたぶん東急電鉄のお古だろう、ステンレス製の車体の普通電車が停まっていた。
車体に鉄道むすめの絵が書いてある。
彼女も見たことがあるぞ?
そうそう、大阪モノレールも鉄道むすめのキャラクターがいて、人気投票で全国3位になったと紹介されていた。
その第1位が長野電鉄の彼女だった。
実物?に会えるとは思っていなかった。



さて、スノーモンキーの車内に入る。
自由席だったがうまく二人で並んで座ることができた。
座席は2人掛け4列シートなのだが、車両の中央に向け、固定で配置されている。
だから車両前側半分は進行方向に向けて後ろ向きに座り、後側半分は進行方向に向けて座ることになる。
だから車両真ん中のシートだけ向かい合わせである。
いろんな形態のシートがあるんだなあ。



電車はしばし地下を走り、都心を抜けて地上に出る。
車窓はすぐに郊外の景色になり、果物畑が広がっているのが目についた。
途中の停車駅の須坂駅は車両基地になってるらしく、突然たくさんの車両が現れ、急いでシャッターを押す。
うーん、左側の座席だったら良かった。



20分ほどで小布施駅に到着である。
ホームに降りると、反対側に電車が入線するところだった。
柱の向こうにチラと見えたあの車両は、小田急のロマンスカーではないか。
だいぶ古い型だ。
先頭の座席は自由席だろうか。
こっちにも乗ってみたいな。
当時より短い編成の列車は、長野駅に向けて走り去った。



小布施駅にはたぶん昔のものだろう、先頭車が二つ窓の車両が留め置かれていた。
小布施で過ごせる時間はあまりないので、遠目に撮影しただけで改札口へ向かう。
帰りの時刻表を確認し、町へ。
ちなみに帰りの電車も同じ特急列車のスノーモンキーだった。
違う車両にも乗りたかったが、それはまたの機会(あればいいな)にしよう。