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中之島の催し物

2019-12-10 06:25:26 | その他旅行き
中之島を歩き、京阪なにわ橋駅へと向かう。
なにわ橋駅には「アートエリアB1」という施設がある。
そこのHPからどんな場所か説明する文言を借りると、「文化・芸術・知の創造と交流の場」だそうだ。
地下一階のコンコースの一画にそのスペースはあった。



今、毎年秋に開催される鉄道芸術祭の期間中で、その日の催し物は「アーティストと雑草学者のみちくさ談義」。
期間中作品を展示するアーティストの一人と大学の先生がお話しするという企画。
アーティストは雑草に関係する作品を展示し、先生は農学部で雑草の研究をしているという。
鉄道と雑草、両方に興味があるので、これは聞いてみなければとやってきた。



開始時間前に到着したので、3名のアーティストが展示している作品をまず鑑賞。
写真撮影OKだそうだ。
鉄道芸術祭という名称なので、鉄道に関連する作品ばかりなのかと思ったが、そうでもない。
作品説明を読むと、作成意図が理解できる作品ばかりで良かった。



鑑賞後、すぐ隣のみちくさ談義会場へ。
雑草についてのあれこれをアーティストと大学の先生とで対談するのかと思ったが、その時間はそんなに長くはなく、アーティストは自分の作品について、先生は雑草の生態を、それぞれで話す時間がほとんどだった。
あては外れたが、先生の話が面白かった。
さすがに専門で研究していると全然違う。
自分では結構雑草について知っているつもりだったが、より深く広く雑草のありようを教えてくれた。



聞き終わって地上へ出ると日はすっかり暮れ落ちて、暗くなっていた。
結構な人通りがあって、なんなんだろうと思ったら、大阪市役所横の道がイルミネーションで飾られていたのだった。
そんな季節だったねえ。
光のトンネルをくぐって淀屋橋駅へと戻った。