岡山後楽園

2018-12-08 01:10:37 |  2018-2019瀬戸内逍遥


宝伝港から岡山への帰りのバスの時刻は大層不親切である。
港への船の到着時刻とバスの発車時刻が開きすぎだ。
港に25分に着いて、バス停まで5分ほど。
バスは45分発だから真っ暗なバス停で15分も待った。
船からの乗り継ぎ客の為のバスなのに、なんでこの時間設定なのだろう。
港からバス停までの途中にある宝神社をお詣りするとかできるようにだろうか。
17時にまだ明るい時期なら分かるけど・・。
夏と冬で時間変えて欲しいなあ。



さて、その日は岡山市に泊まり、翌日は岡山市内観光。
一番の有名どころ、後楽園に行ってみた。
入るまでは、そんなに大したことはないだろうと高を括っていたのだが、入ってみてびっくり。
とてもきれいで広くて、驚いた。



日本三名園をバカにしてはいけませんな。
庭と建物の見どころが多く、しかも広いから見て回るのが大変なくらい。
お殿様の居室のある建物からは広大な芝生の庭が広がり、小川が流れ、池が置かれ、島が浮かぶ。



小さな山が築かれ、そこに登ると敷地が一望のもとだ。
お殿様の居室からは眺め第一で余計なものは見えないが、敷地の隅には固めて花や樹々が植えられ、梅林や桜林があったりする。
蘇鉄畑や茶畑なんてのもある。



いつもなのか良いお日柄だからか、結婚予定のカップルが打掛に羽織袴を着て、庭の各所で写真に撮られていた。
プロのカメラマンがポーズの指示を出しては写し、移動しては写し。



観光に来ていた外国人の方が喜んでいた。
普通の着物じゃない、輝くような白やきらびやかな赤の打掛は、我々日本人からしても特別感があるからなあ。
そんなこんなを見て回り、岡山城を目の前にする南門から退園した。