敗北宣言、その後

2016-03-11 00:23:33 | お酒
昨年末受けた人間ドックの結果から、休肝日を設けたくらいでは肝臓の負担軽減には焼け石に水と分かり、さらに給酒制限をかけてきた。
週2日の休肝日以外はアルコール摂取の適量範囲とされる、日本酒にして二合まで、という酒量でやってきている。
でも週に1日だけは制限無し。
酒量無制限の日は月に一度と当初考えたが、心弱く早々に挫折。
他の6日を我慢するからいいのだ。

で、酒の強さというのは日頃飲む酒量に寄るのだなあと実感した。
制限を加える前は眠くなるまでずっと飲み続けれ、飲めば飲むほど強くなっていったものだが、先日週に一度の無制限日にワインを好きに飲んでいたら、急に気分が悪くなったのでびっくりした。
その後も日本酒二合分のアルコール量を超すと頭が痛くなったり。
無制限としつつも結局酒量は勝手に抑えられている。
それはいいが、酒に弱いってなんかさみしいものだなあ。

給酒制限を始めた時は酔っ払い度が低くなることで、ストレスが溜まるのではと心配したが、ストレスを感じない飲み方を見つけた。
私の場合、酒の楽しみはその酒の味を肴と共に味わう事、アルコールによる酩酊感に伴う幸福な時間を過ごす事。
前者については口に含んですぐに飲み込まず、少量であっても舌の上に長く乗せていると、しっかり味わえる事を発見。
これまでウイスキーやワインは味わいや後口の余韻を分析して楽しんだりしていたが、日本酒や焼酎はあまりその意識なく、ぐびっと飲んですぐに次の肴を口に運んでいたと気が付いた。
チビチビと時間をかけて飲めば少量でも食べ終わる頃には酔いを感じることができることも分かった。
アルコールの吸収時間を取ってあげればよいのだ。

これで飲もうと思っても飲めない身体になったから、大酒飲み故の肝機能の数値悪化は抑えられるだろう。
…と期待。
ただ、アルコールの摂取量は減ったが、酔いに紛らわしていた低カロリー低糖食の満腹感不足問題が浮上してきて困っている。
その日の惣菜を食べ尽くしてももの足りず、戸棚のものにも手を出してしまうことが多々ある。
こちらをどうしたものか、今のところ対策がない。