GW豊後の旅 「倉木山」

2009-05-08 23:51:16 |  GW豊後の旅
5/3は倉木山に登りました。
なんでこの山を選んだかというと、山のガイド本に 「知る人ぞ知る花の山」 と紹介されていたため。
また、山に登るのは去年の秋以降半年振りなので、短時間で登れる山で足慣らしをしたかったためです。
ガイドのコースタイムは2時間30分くらい。
花の写真を撮る時間もたっぷり取れます。

天気は曇り。
由布岳登山口の駐車場に車を止め、7時に出発。
もう十台程の車が止まっていますが、みなさんは当然ながら由布岳の方に向かいます。
私は一人やまなみハイウェイに沿って歩き、湯布院の街のほうへ下って行きます。
数百m歩くと、左に雨乞牧場に向かう道が分かれ、そこから上り坂になります。
写真は坂の途中から見た由布岳。
手前に横たわるなだらかな膨らみは飯盛ヶ城。
道路はやまなみハイウェイです。


雨乞牧場への道の途中で右に道が分かれ、そちらが倉木山への道のようです。
草原の脇の舗装された道を登っていきます。
小さな広場で舗装道は終わり、そこからようやく登山道。
鳥の鳴く声が姦しい。
鳴き声で分かるのは鶯くらい。
きつつきが木をつつく音が聞こえたりもします。

すぐに分岐があり、左は直登コース、右は山腹コースの表示。
直登コースで上り山頂から山腹コースで下る、ぐるり周遊コースを取ることにします。
この直登コースが思ったより急斜面。
黒っぽい土が露出し、滑る。
露出している根を掴み、ほとんど這い登る感じで進みます。
ジグザグに道を作ればいいのに・・。
足慣らしにしてはちょっと厳しいコースを選んでしまった。
途中、木に咲く見かけない花を見つけるたび、カメラに収めていきます。

数十分かけて上るとようやく平坦になり、笹原を進みます。
笹は胸ほどの高さで、かろうじて足元に踏み固められた道が見えます。
1本、満開のミツバツツジが生えていました。


笹原をそのまま進むと倉木山頂上です。
山の向こうの景色は平凡。
10分程うろうろして、下山することにしました。
山腹コースに花が多いらしいので、期待して下って行きます。
ところが、花を探す内、直登コースとの分岐点まで来てしまいました。
あれ、もう終わりですか。
花は期待したほどでは無く、ちょっと(だいぶ)がっかりです。
それでもこれまで撮影したことの無い花も見ることができたのと、外から眺めるだけだった新緑の木々の下を歩くことが出来たので、まあ良しとしましょう。


舗装道の脇にある草原に座り、由布岳を見ながらお昼にしました。
13時には駐車場に到着。
初日の山行はこれにて終了です。