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沖島町歩き

2023-04-15 16:10:22 | その他旅行き
沖島はなかなか人気の遊び先である。
島への船が出ている港に着いたら長い行列が出来ていた。
全員乗れるか心配になる人数だ。
並んでいる人を見ると普通の格好をしている人が多い。
この人たちは沖島の町並みというか路地を見に行くのだろう。
ハイカー姿の人は町の裏山も歩くのだろう。



やってきた船からは釣り人が何人も降りてきた。
いろんな目的で遊びに行ける島である。
船にはやはり全員乗り切れず、臨時便が出て残りの人を拾っていた。
(他に花見している人はいなかったから、花見するのになかなかの穴場だと思う。)



今回は連れも一緒に連れて来たので、桜の下でお昼を食べた後、町の路地を歩きに行った。
路地の入口は、ここ入っていいの?、と躊躇させるほどの狭さである。
いいよ、ここがこの町の本通りだから、と入っていくと、興味津々、写真を撮り始めた。
何か面白いものはあるのか?と疑問に思わせる場所に連れて来たが、それなりに楽しんでくれたようだ。




島の桜

2023-04-13 06:26:05 | その他旅行き
昨年春に初めて訪れ、記憶に残る島、沖島。
琵琶湖にある有人の小島である。
昨年訪れた際、島の港に桜の木がたくさん並んでいるのを見た。
その頃大阪では咲き始めだったと思うが島の桜はまだ蕾が固く、大阪よりだいぶ遅れて咲きそうだった。
たぶん水辺にあるから気温が上がらず遅れるのだと思っている。
堤防に沿って咲く桜は綺麗だろうなと思い、再度訪れたいと思った。



そして今年、満開の時を狙って再訪を計画。
沖島の桜の満開は大阪の一週間遅れと見積もった。
3月に桜が開花したころ、大阪の桜が満開になる一週間後はこのくらいだろうと4月9日の日曜日を空けておいた。
そして予定通り9日に再び訪島。
しかし直前の木曜金曜で雨が降り、風が吹いていた。



島に着くと予想通り半分散ってしまっていた。
たぶん5日の水曜日くらいまでが良かったのだろう。
地面にはまだ新鮮な色をした花びらがたくさん。
ふむ、これはこれでいいものだ。
桜並木は大規模なものではないが、これが満開だったらなかなかに見応えありそうである。
花のまだ残っている木を探し、その下にブルーシートを敷いてお昼を食べた。
ひんやりした湖上の空気に日差しが暖かかった。




伊居太神社

2023-04-11 06:26:22 | その他旅行き
五月山公園の場所を地図で調べた時、すぐ隣に伊居太神社の文字があった。
なんて読むのだろうと調べてみると、「いけだじんじゃ」だって。
これで「いけだ」って読むんだ。
由緒も調べたのだが、なんと西暦300年代に遡る創建の歴史があるとのこと。
その頃の中国の呉の国から織物の技術を教えるために呼び寄せられ、衣服製作の技術伝承に尽力し、日本に骨を埋めることになった女性の功績を称え、祀られたものらしい。
社殿は何度か建て替えられ、今の建物は豊臣秀頼の命によるものだそう。
それでも結構古い建物だ。
俄然興味を覚え、公園で桜を見たあとお詣りしに行った。

<境内への石段>


五月山公園と同じく高台にあるので、正面入口から境内までは石段が伸びていた。
後で分かったのだが、境内にある社務所の横を抜けると五月山公園に直接出ることができるのだった。
石段を登った先には傾斜の緩くなった広い参道があり、左右には摂社がいくつか祀られている。
門をくぐると拝殿があり、その向こうに塀で囲われて本殿がある。
本殿は三社造で屋根に破風が三つ並んでいた。
こんな社殿は見たことないな。
失礼ながら全体的に思ったより立派で驚いてしまった。
ただ、建物はだいぶ痛みが進んでいて、崩れている箇所多数。
修復は間に合っていないようだ。
ただ、そうした古さは大好物なので、写真をたくさん撮らせてもらった。

<神門、奥は拝殿>


<参道を振り返る>


<ご神木>


<拝殿>


<狛犬の尻尾は円盤状>


<本殿横を覗く>


<蔵>


<拝殿、奥は本殿>


<参道>



五月山動物園でもの思ふ

2023-04-07 06:27:20 | その他旅行き
五月山公園には動物園がある。
入園料不要で無料だそうだ。
へえ、頑張ってるなあ。



入ってみた。
とても小さな動物園で、サクサク回れば10分くらいで見てしまえそうなところだ。
大きな動物がいないからだが、ウォンバットとかワラビーとかエミューなんて珍し系の動物がいて、なかなか面白い。
ヒツジやヤギやポニーといった馴染みのある動物もいる。
動物園なんて久しぶりだ。



やはり子供達向けの催しがメインで、ポニーへの餌やりとか小動物との触れ合いエリアが人気だった。



餌を食べてるポニーの背中にカラスが乗ってるなあと見ると、くちばしに毛の束を咥えている。
どうやらポニーの立髪だか背中の毛をむしったようだ。
営巣に使うのだろう。
ポニーはなす術無しな感じ。
カラス、すごいな。



草食動物は消化に時間がかかるから、ずっと食べてるイメージがある。
だからか食べた分出すようで、ヒツジとヤギが大きな胡椒の実のようなフンをポロポロと排泄しているのを二度も見た。
飼育員さんが獣舎の掃除をしていたが、あちらでポロポロこちらでポロポロ、大変だな。



ウォンバットは暑さが苦手のようで、日陰と日向を行ったり来たりしていた。
同じ場所をクルクル回るので、体が横を向く瞬間を撮ろうと何度も狙うのだが、そこだけ動きが速く、撮れるのは横を向いた後のものばかり。
五度くらい同じ結果に終わり、我ながら反射神経の悪さに辟易とした。



そんな感想を持ちつつ見て回ったら、結構な時間が過ぎていた。
いつもと目先が変わって、なかなか楽しい時間を過ごせたな。




五月山公園で春に憩ふ

2023-04-05 06:27:47 | その他旅行き
春を撮影に、池田にある五月山公園を訪れる。
阪急宝塚線の池田駅から北へ歩く。
通り抜けた商店街にあったパン屋さんのパンが美味しそうだったので、お昼用に二つ購入。
キーマカレーパンとさくらあんぱん。



商店街を抜けると住宅街に入り、現れた坂道を登ると五月山公園だった。
子供用の遊具が沢山。
いいお天気だったから子供達でいっぱいだ。



遊具のあるエリアの上に広場があって、その周りを桜の木が囲っていた。
広場の端にビニールシートを敷いたり、テントを張ったりしてお花見する人達で賑やか。
広場の真ん中には植木や花を売る臨時の売店が出ていた。



五月山公園の概略図の看板があったので見てみると、そこよりさらに山を登った先に展望台があるようだ。
上から見下ろしても面白かったかもしれないが、その日は食指が伸びず。
自販機で缶コーヒーを買ってきて、桜の木の下の植え込みに座ってパンを食べた。



時折風が吹くと花びらが舞ってとても綺麗だ。
満開を少し過ぎた頃だろう、一番いい時だったと思う。
みんなが花見する様子をぼんやり眺めていた。




てことで道明寺線

2023-03-26 17:59:08 | その他旅行き
屯鶴峯は近鉄の大阪線と南大阪線に挟まれた位置にある。
行きは大阪線の関屋駅、帰りは南大阪線の二上山駅を利用した。
南大阪線での帰り道を調べた際、道明寺駅より道明寺線なるたった二駅の短路線があることを知った。
行き先の柏原駅はJRの大和路線と接続している。
ふうむ、南大阪線で阿部野橋駅まで行ってもいいが、どうせ乗り換えるなら柏原駅で大和路快速に乗って梅田駅まで行くのも手だ。
乗ったことのない路線にも乗ってみたいし。
てことで、道明寺線を利用することにした。



道明寺駅で阿部野橋行きの電車を降り、道明寺線に使われる1番線のあるホームへ。
1番線は片側が行き止まりの線路で、待つことしばし、電車がやってきた。
2両編成だ。
行き先の柏原駅でJRに接続しているからか、まずまずの数のお客さんが降車した。



出発時刻まで間があり、運転席からの眺めや、阿部野橋方面に向かう電車、やってくる電車を暇にまかせて撮影。
ようやく出発時刻となった。
座席がほぼ埋まるお客さんを乗せ出発。



跨線橋の下を潜り、しばらく直線区間を走る。
右手は堤防のようで、車が止めてあるのか走っているのか、たくさん並んでいた。
線路の枕木は木製で、だからか本線よりよく揺れた気がした。
ローカル線っぽくて良い。



川を渡るとたったひとつの中間駅、柏原南口駅である。
一人お客さんを乗せて出発。
線路脇に菜の花が咲いていた。
春だなぁ。



住宅の密度が高まり左へとカーブしていくと、右から別路線の線路が近づいてくる。
これがJR大和路線だろう。
行く手に大きな柏原駅が見え構内へと入っていく。



柏原駅の道明寺線到着番線も、道明寺駅と同じく端っこのホームの外側にあり、行き止まりになっていた。
ホームに降り立つとICカードリーダーがいくつもあり、改札まで行かなくてもホーム反対側に来るJRの電車に乗れるようになっていた。
この駅での道明寺線の電車の待ち合わせ時間は短く、気が付いたら出発してしまっていた。
あれ?出発の放送あったかな。
出ていくところを撮り損ねてしまった。



大和路線側の次の電車の案内を見ると、3本先まですべてJR難波行きの表示だった。
大和路快速はしばらく来ないのかなと思っていたら、それらしき電車が隣のホームとの間にある通過線を走り抜けていった。
なんだこの駅には止まらないのか。
情報収集不足だったな。




美村

2023-03-10 07:18:07 | その他旅行き
テニ友の情報で、三重県多気町に大きなショッピング施設ができたと聞いていたので、帰省したついでにどんなところか覗いてきた。
伊勢自動車道の勢和多気ICの近くにあるのだが、行ってみて驚いた。
高速道路のサービスエリアか大きめの道の駅を想像していたのだが、ホテルなどの宿泊施設も備えたちょっとした街が山の中に現出していたのだ。
その名をVISON(ヴィソン)という。



どんなところか分からずとりあえず来たのだが、敷地に入り駐車場に行くまでに覗けた景色にその規模の大きさを垣間見た。
上手い具合に敷地中程の駐車スペースが空いていた。
車を止めて建物の間を抜け表に出ると、洒落た形の大きな建物が通りに沿って並んでいた。
お客さんもいっぱいだ。
スイーツのお店やら、果物・野菜をカッコよく並べたお店が細長く連なっている。



道路の走る浅い谷の向こうには、ブロック状に仕切られた部屋の並ぶ、宿泊施設っぽい建物が山の斜面を覆っていた。
お店の軒先に施設のガイドマップが置いてあり、それを見ると対岸の建物はやはりホテルであった。
敷地がとにかく広大で、山間のスペースを上手く利用した建物の配置。
緩やかな谷側にあるので敷地全体が見渡せる。
テーマ別にお店をグルーピングしているようだ。



とりあえず今いる棟続きの建物のお店をウインドウショッピング。
建物の脇にはキッチンカーがいたりして隙がない。
扱う食べ物は青果から肉、肉から魚介へと移っていく。
当然三重県産の生鮮食品や加工食品がメインのようだ。
なかなかいいお値段がするが、ディスプレイが洒落ているので相応の値段に見え、みんな財布の紐が緩むのでは。



そこここに行列ができていた。
スペースはとても広いので、食べる場所に困るということはなく、こんなに人がいるのにテーブルや椅子はどこかが空いていて、みんな軽食を手に楽しそうだ。
お肉エリアには凝ったステーキを出してくれそうなレストランがあったり、バーベキュースペースがあったり、とにかく考えられる飲食店の形態がどこかにあり、入ってくる視覚情報が目まぐるしい。



時間があまりないのでそのエリアの見学は切り上げ、対岸のホテルの方を見に行くことにした。
駐車場から最初に入ったスイーツのエリアに戻ると、その辺りはチョコレートのお店と洋菓子のお店、それからパン屋さんがあるようだ。
洋菓子屋さんの店内をひと巡りして先に進む。
(帰りにその隣りのパン屋さんで明日の朝食を買おうとしたが、行列の長さを見て諦めたのだった。)



対岸へは橋を渡って行くのだが、その袂に巨大な地図が設置されていた。
背後にバス停もあり、ここが正式な玄関となるようで、なかなかのインパクトだ。
まほろ橋と名付けられた橋で道路を越えると、右手にホテルがあるだけでなく、左手に旅籠なるものがあって、宿も選択できるようになっている。
その辺りはセバスチャン通りと名付けられ、お店のひとつに入ってみると、食器や雑貨、服飾関係のお店だった。
ほんとになんでもあるなあ。



そこの下には和ヴィソンというエリアがあり、日本酒や和食、調味料のお店があるのだった。
日本酒のお店にだけ入ってみると、地元で造られたお酒が売られていた。
私にはちょっとお高く購入しなかったが、店内に角打ちスペースもあり(座れるけど)、漬物を肴に飲んでる人がいた。
車でなければ一杯やってたかもしれない。
あと目に止まったのは植栽である。
まだ植えられて間がないのだろう。
建物の立派さに比べて、木々は細くて所在なさげだったのが印象的だった。



大ぶりなキックスケーターにハンドルが付いたような電動のスクーターに乗った人が沢山いた。
敷地が広いからアクティビティとしても楽しめる移動手段を提供するアイデアが素晴らしい。
バス停前に戻り、コーヒー屋さんでちょっと行列に並びコーヒーをテイクアウト。
帰ることにした。
ちょっと様子を見るだけのつもりが、お店のエリアを一通り回ってしまい、帰る時間が遅くなった。
それでもガイドマップを確認すると、ホテルの裏手にもまだ施設があり、お湯場やら農場エリアやらバギーに乗れるオフロードコースやら、見に行けなかった所がある。
また帰省した機会にでも遊びに来ることにしよう。



我が地元ながら元々何にもない辺鄙なところである。
伊勢自動車道の交通利便性とお伊勢参りに来る観光客を見込んで計画されたのだろう。
この二つがなければこんな山の中にこんな施設を作っても人は集まらない。
鳥羽や志摩には宿泊施設が数あるが、伊勢は泊まる所がないから、宿の需要もありそう。
土地代はかからないし、上手いこと考えたものだ。
いやあ、びっくりしたねえ、と連れと話しながら、混雑し始めた高速道路で帰途に着いた。




竹田駅

2023-03-06 06:27:00 | その他旅行き
城南宮の最寄駅は竹田駅である。
この駅、近鉄と京都市営地下鉄が共用する駅だった。
現地に行く前に地図で場所を調べると、京都駅から並行して南へ下った近鉄と京都市営地下鉄のそれぞれの線は、竹田駅手前でY字形に近づき並走し、同じ場所の駅に着く。
駅舎は違うのだろうとなんとなくイメージしていた。



しかし近鉄電車に乗ってホームに降り立つと、隣の線に地下鉄の車両が止まっていた。
地下鉄烏丸線には近鉄が乗り入れてるから別に不思議はないのだが、なにか特殊な駅に思えてしまった。



駅の北西に地下鉄の車両基地がある。
止まっていた回送電車が走り出したので行くてを見ると、京都に向けて地下へと潜る線路と、車庫に入る線路と、地上を行く線路が交差して、なかなか複雑な眺めを提供してくれた。
シャッターのタイミングが悪く、イマイチな写真しか撮れなかったが、少し粘れば面白い写真が撮れそうだ。





ホームからだけでなく、橋上駅なので駅の窓からも車両基地が見えるし。



ちなみに京都駅と竹田駅間の運賃は近鉄の方が安い。
だから近鉄で往復した。
地下鉄は使われずに大丈夫なのかと思ったが、近鉄は京都駅までなので、それより北に行く場合は烏丸線が利用されるのだろう。
京都駅乗り換えに駅間を歩くより竹田駅でホームをまたぐだけで乗り換えする方が圧倒的に便利だ。
心配する事柄ではないのだろう。


楽水苑

2023-03-04 00:15:41 | その他旅行き
城南宮の神苑は梅と椿の花ばかりでなく、その他の植木もとてもよく手入れされていて美しかった。
時を経た扇形の立札がそこここにあり、物語の一節?を添えて、植る植物を紹介してあった。



庭は名前をつけられたいくつかのエリアに分かれていて、一度参道を横切って再度庭園に入る配置になっている。
桃山の庭と名付けられたところには、庵が池の袂に建っていたりして良い風情。



コロナのせいで中止しているようだが、そこで抹茶をいただけた時もあったよう。
梅の季節でなくても、見応えある庭だと思う。



その他の花や紅葉の季節に来ても楽しませてくれそう。
とにかく手入れのレベルが高く、目障りとなる類のなにかしらが見当たらなかった。



苔が幅広く覆い、今は茶色かったが、暖かい時期は緑濃く目を潤わせてくれそう。
紅葉の赤い落葉が映えそうだ。



失敗したのは、ガイドマップを見ずに歩いたので、城南離宮の庭というエリアを見損ねたこと。
桃山の庭の外側に苑路があって、そこを回って行く場所だ。



また来る機会があれば、見るのを忘れぬようにしたいものだ。
お薦めである。




しだれ梅と椿の花

2023-03-02 06:22:28 | その他旅行き
そろそろ梅の花が見頃になりつつあるようだ。
今年も梅苑を訪れ、春がそこまで来ていることを体感してきた。
最初、山中の広い梅林に行こうと思ったが、そちらはまだ早そうだったので、町にある梅苑に狙いを変更。
京都にある城南宮に行くことにした。







城南宮はしだれ梅と椿の花が有名らしい。
庭園である神苑は境内の本殿の周りをぐるりと取り囲むようにあった。
噂に違わず沢山の種類の椿が植っていた。
椿は春咲くものと思っていたが、品種によっては秋咲きのものもあるらしい。
立札を読んで初めて知った。







梅の花はまだ咲き始め。
可愛らしい蕾をたくさんつけた枝が垂れていた。
花が咲き揃うのはまだまだこれから。
しかし満開を見るのもいいが、蕾の中にちらほら咲いているのも風情がある。
早春って感じ。
これは昨年行った綾部山の梅林でお店のお姉さんに教えてもらった受け売りだけどね・・。