貴船口駅

2022-02-15 07:22:23 |  EIDENで行こう
「EIDENで行こう - 貴船口駅」

叡山電鉄沿線訪問第三弾。
建国記念の日、貴船神社にお詣りしてきた。
最寄り駅は叡電の貴船口駅。
叡電の駅はほとんどが無人駅だが、貴船口駅は駅員さんがいる。
駅舎は新しく、待合室なんかもあったりして、需要の高い駅なのだと分かる。
鞍馬寺を参ったあと帰りにこの駅を使ったが、その時もお客さんは多かったし、今回も沢山の人がこの駅で降りた。
貴船神社にお詣りする人が多いのだろう。

<駅ホーム>


駅での電車の撮影はあまり変化をつけられない。
ホームは片面のみの一番単純な構造で、道路を跨ぐ鉄橋に半分かかるような高い位置にあるので駅から出ると電車が見えなくなってしまう。
この記事を書いていて気付いたが、駅の東側に開けた場所からなら角度の違う撮影ができたかも。
なんであっちに回ってみようと思わなかったのだろう。
失敗したなあ。

<鞍馬駅方面を望む>



比叡山延暦寺 東塔エリア

2021-11-20 22:14:30 |  EIDENで行こう
「EIDENで行こう - 八瀬比叡山口駅から叡山ケーブルと叡山ロープウェイとシャトルバスで」

西塔(さいとう)エリアから東塔(とうどう)エリアへとシャトルバスで移動。
ここの間はバスの待ち時間で歩けそうな距離で、各エリア間で一番接近している。
東塔エリアは延暦寺の中心地で、人も多いし山も開けてる。
一番の見どころの根本中堂は長期に渡る大改修中だった。
今回の旅の目的はもみじ狩りなので、へえ、そうなのか、という感慨しかなかったが、この建物見学目的で知らずに来たら大ショックだろうな。
ただ、改修工事は一部が公開されていて、その様子を見学できるようになっていた。
建物の周りや中庭にゴツい鉄骨を立てて全体を覆い、工事している。
建物は国宝だから丁寧な仕事が求められるから何年もかかるのだろう。

そろそろ疲れてきた。
人も多いし、さっくりと建物を見学して帰途についた。

<大講堂>


<鐘楼>


<根本中堂>


<改修中の回廊>


<文殊楼からの石段>


<文殊楼から仰ぎ見る>


<阿弥陀堂への石段>



比叡山延暦寺 西塔エリア

2021-11-18 07:28:07 |  EIDENで行こう
「EIDENで行こう - 八瀬比叡山口駅から叡山ケーブルと叡山ロープウェイとシャトルバスで」

延暦寺の各エリア間を繋ぐ道路は奥比叡ドライブウェイ。
横川(よかわ)エリアから西塔(さいとう)エリアへとシャトルバスで移動する途上、ドライブインがあり、レストランがあるのでそこで昼食を取ることにした。
琵琶湖の眺めがとても良いレストランで、幸いにしてすぐに席に着けた。
眺めを楽しみつつ、さっくりとカレーを食べて、再びシャトルバスに乗り西塔エリアへ。
西塔エリアも横川エリアに負けず劣らず、しっかり山の中のお寺だった。
ここの中心は釈迦堂。
駐車場と釈迦堂を往復して、その間にある社にお参りし、堂宇を見学した。

<箕淵弁財天>


<椿堂>


<対>


<常行堂>


<にない堂廊下>


<釈迦堂>


<参道の彩>



比叡山延暦寺 横川エリア

2021-11-16 01:34:17 |  EIDENで行こう
「EIDENで行こう - 八瀬比叡山口駅から叡山ケーブルと叡山ロープウェイとシャトルバスで」

ロープウェイの比叡山頂駅から歩いて5分くらいのところにバス停があって、そこからシャトルバスが延暦寺の各所に連れて行ってくれる。
延暦寺は大きなお寺で比叡山の山中各所に散らばってお堂がある。
比叡山頂駅から近い順に、東塔(とうどう)エリアと、西塔(さいとう)エリアと、横川(よかわ)エリアに分かれている。
まずは山頂から一番遠い横川エリアへ向かうことにした。
バスは普通の路線バスの仕様で座席がちょうど埋まるくらいの乗車率。
通過した各エリアの入口には大きな駐車場があって、自家用車で来ても止める所には困らなさそう。
横川は標高は一番低いが林の木々にお堂が埋まっている感じで、全てのエリアを巡った後に思うに、他のエリアより山中のお寺感が一番強かった。
各エリア内は歩いて廻るのだが、3エリア全てを廻ろうとすると、ガイドマップで紹介されている建物を全て見るのに、一日では時間が足りない。
中心部のいくつかを見学して駐車場に戻った。
次は西塔エリアである。

<参道を振り返る。>


<龍が池というきれいな池があった。>


<根本如法塔。この青葉も今はもう色付いているだろう。>


<元三大師御廟への道。この奥には入っていない。>


<横川中堂裏手>


<横川中堂への参道>


<横川中堂回廊>



叡山ロープウェイ

2021-11-14 19:22:14 |  EIDENで行こう
「EIDENで行こう - 八瀬比叡山口駅から叡山ケーブルで」

ケーブル比叡駅からロープ比叡駅まではほんの僅かの距離。
ロープ比叡駅前に眺めのよい場所があり、手すりに「かわら投げ」の文字があった。
眺めのいい開けた方向の空中に輪っかが吊られていて、そこを通す遊びができるみたいだ。
駅舎入り口に小さな皿が重ねて置いてあった。
これをいくらか支払って、勝手に持っていって投げていいようだ。
投げるつもりはなかったが、輪っかを通して眺めのいい景色を撮ろうとしていたら、駅の係りのお兄さんが次の便の改札をまもなく終了しますが乗りませんかと声を掛けてきた。
写真を撮りたかったのでもう一本後のにしますと答えたら、次のケーブルカーのお客さんが来るからこの後の便はいっぱいになりますよと言う。
どうやらケーブル比叡駅で写真を撮ってる間に、一緒に乗ってきた他のお客さんはひとつ前の便に乗って行ってしまったようだ。
ケーブルカーとロープウェイの乗車人数の差から、ロープウェイは15分置きでなく臨時便を出してたのかもしれない。
お兄さんが強くお勧めするので仕方なく改札を通ると、お客さんは他に一人だけだった。
やってきたロープウェイに乗り込むとすぐに出発。
片道3分の空中の旅はあっという間に終わってしまった。
変化は少ないけれど、どんどん高度が上がって広がる下界の眺めの素晴らしさはさすがロープウェイ。
四方の景色を好きなだけ見ることができたから、ちょっと急いだけどまあよかったとしよう。

<やってきたゴンドラ>


<京都の街の北の端>


<侘びた情趣あふれるの比叡山頂駅舎


<発車待ち>


<どこでもドアがあった>


そうそう、帰りにかわら投げの写真が撮れた。
ちょうど少年が、えい!と投げたところだった。
しかし手すり手前低くから投げたため、手すりにぶつけて割れてしまった。
あら、残念。
少年、悔しくて二つに分かれた破片を拾い両手で投げた。




叡山ケーブル

2021-11-12 01:54:20 |  EIDENで行こう
「EIDENで行こう - 八瀬比叡山口駅から数分」

八瀬比叡山口駅から横を流れる川を木橋で渡る。
川沿いの木々にも色付いているのがあり、早くももみじ狩り気分が盛り上がってきた。
池に沿って少し登るとケーブル八瀬駅がある。



比叡山へはケーブルカーとロープウェイを乗り継いで登る楽しい道行である。
休日は15分間隔で運転。



駅に待っていたケーブルカーに乗り込むと適度な混み具合。
観光地って人がいっぱい過ぎてもうんざりするけど、閑散としてるのも寂しい。
これぐらいがちょうどいい。



前方の眺めが見れる場所を陣取るべく、階段状の車内を前に進む。
ホーム部分の傾斜が緩いからだろう、車両の床の傾きとあっておらず、つんのめって歩きにくいのもまた楽し。
ほどなく出発した。



このケーブルカー、経路が直線でなく大きく曲がっていて面白い。
ケーブルカーを吊り下げている鋼索がレールの間に渡されているが、それを支えるいくつもの滑車がカーブに合わせて斜めに設けられている。
左手になにやら動くものがあり目をやると、別荘らしき建物があり、そのテラスに数匹の猿がいた。
見た目だけでなく結構な山の中にいることを実感。



中間で下り車両とすれ違うポイントがなかなかやってこない。
曲がっていて先行きが見通せないのでそんな感覚をもたらすのか。
直線区間に入ってようやく行き違いする箇所が見えた。
まだ午前中、下りの車両に乗っているのは係員の人だけのようだった。
すれ違い終わるとまたカーブする。



なんでもここはケーブルカーとして日本一の高低差があるそうだ。
遠い所に行かなくても、意外と身近に日本一はある。
他の場所でも何かで日本一のケーブルカーに乗った気がする。



ちなみに滋賀県側から比叡山に登る坂本ケーブルは日本で一番長いケーブルカーだそう。
考えてみればいろんな日本一が設定できる。
日本一長い・短い、日本一傾斜がきつい・緩い、日本一速い・遅い、日本一古い、日本一中間駅の数が多い、・・そんなもんか。
山上駅のケーブル比叡駅に到着。



所用時間は9分らしい。
ケーブル比叡駅は建物がこれまた時を経ていていい感じ。
乗り場でしばし撮影させてもらった。




旧八瀬遊園駅

2021-11-10 06:22:42 |  EIDENで行こう
「EIDENで行こう - 八瀬比叡山口駅」

叡山電鉄沿線訪問第二弾。
カエデ、モミジの類も山の上はそろそろ色付き始めたようなので、比叡山は延暦寺へもみじ狩りに行くことにした。
比叡山へは滋賀県側から登ることもできるが、当然叡山電車を利用して京都側から登る。
出町柳駅から単コロに乗って八瀬比叡山口駅までやってきた。



今回は八瀬比叡山口駅の回。
終着駅なので櫛形ホーム。
ホームの奥に駅舎の壁がないので、駅外からでも電車撮影できるいいところ。



駅舎は歴史を感じさせる建物で素敵である。
調べてみると駅名は八瀬駅→八瀬遊園駅→八瀬比叡山口駅と変わっていた。
若い頃、ここにあった鄙びた遊園地に遊びにきたことがある。



友人の車で来たから電車には乗っていないはずだが、駅名が八瀬遊園駅であったことを覚えている。
今もそうなんだとなんとなく思っていた。
駅の入口上には最初の駅名である八瀬駅の看板がかかっていた。




鞍馬寺奥の院参道

2021-10-23 00:40:13 |  EIDENで行こう
「EIDENで行こう - 貴船口駅まで30分」

本殿と本坊を結ぶ渡り廊下を横切り、奥の院への参道に入る。
山門から本殿までも山の中ではあったが、開けた所も多く明るい参道だった。
しかしここからは森の中を進み、日は遮られ薄暗い道となる。

<奥の院参道入口>


霊宝殿という鞍馬山博物館がある辺りまでは境内の中という感じだが、それを過ぎるとほぼ山歩き。
時々見所がやってきて写真撮影、また山歩き。
周りは木々に囲まれているのだが、道はしっかり整備された遊歩道なので、足元の不安は全くない。

<息つぎの水>


この道は鞍馬の山を横切り貴船へと抜ける道。
そのまま貴船に降り出て、貴船口駅から帰るつもり。
車で来たらこうはいかない、利点を活かした動きができる。

<参道を登る>


もっとひっそりとしていると思ったが、意外と人気。
表の参道ほど多くないが、ハイカーでもない街の服着た観光客が方向を同じくして歩いていく。
女性が多い。
奥まで行って戻ってくるのは大変だが、別の観光地に抜けれるとなれば話は違うのだろう。

<木の根道>


牛若丸が背を比べたという背比べ石のあるところまでがのぼり。
そこから転じて下りとなる。
息つぎの水や木の根道といった逸話の残る見所や、お堂がポツリポツリと現れ、どこまで進んだか教えてくれる。

<魔王殿手水舎>


魔王殿が奥の院最後のお堂。
これを過ぎると後はひたすら山道を下るのみ。
気分はすっかりハイキング。
面白い形の木や日の差す空間があれば写真を撮りつつ進む。

<貴船へ下る>


下の方に何かの建物の屋根が見えたら貴船に到着。
車の走る道路が見え、下り切ると西門がある。
ただ門があるだけと思っていたが、愛山費という名の入山料を徴収する窓口がこちら側にもあった。
もう夕刻だからか無人だった。

<象が三頭>


西門を出てすぐに川を渡る。
貴船名物の川床を備えた旅館だか料亭がすぐ上流にあり、良さげな雰囲気。
町の様子を見てみたかったが、時間が中途半端、帰ることにした。
貴船の町散策と貴船神社参拝はまた別の機会としよう。
貴船口駅へはシャトルバスが出ていたが、ちょうど出発したところだったので歩いてみた。
写真を撮りながら、30分の距離であった。

<貴船川を渡る>



鞍馬寺本殿金堂まで

2021-10-21 07:26:19 |  EIDENで行こう
「EIDENで行こう - 鞍馬駅から徒歩数分」

鞍馬寺は鞍馬山の斜面の広大な敷地にいくつもの寺社が点在する大きなお寺だった。
とても歩きごたえあり。

<山門 正面を睨む仁王様は木造りなんだろうけど 表面の塗り物のせいか 土で作ってあるように見える>


<お寺なのに狛犬が と思ったら 犬ではなく虎 ここの御本尊毘沙門天の使いの神獣だそうである>


<六地蔵は子供の姿をしていた 隣に保育園がある>


案内には1時間半で西門まで行けるようなことが書いてあるが、それは参拝見学の時間を除いた、健脚の人が歩き通した時間。
撮影しどころがいっぱいあるので、道草ばかり。
お昼を迎える頃には、その日の予定を大きく変更しなくてはならなくなった。



本殿までの途中にある寺社の表情は様々。
小さな祠やお堂があるかと思えば、重要文化財に登録された拝殿のある神社があったり。



<由岐神社拝殿 割拝殿という珍しい様式らしい 真ん中の通路が左右に床間を分けている>


<大杉社 由岐神社拝殿から本殿へ登る途中にある御神木>


紅葉はまだまだ始まっておらず。
モミジの木はいっぱいあったので、色付いたら綺麗な所なんだろう。



<車の走れる道が参道すぐ横を通っていたり その道が参道になったりするが この中門から車道は分かれ 石畳みあるいは石段を進むようになる>


至る所に献灯と書かれた朱色の灯籠が立っている。
灯りは入るのだろうか。
全部が灯りを灯したら、夜は幻想的な風景になりそうだ。



本殿までは長い坂道を登っていかねばならないので、登るのが大変な人のためケーブルカーが設置されている。
山門のすぐ上から中腹の多宝塔まで。
走っている所を撮れないかと多宝塔駅でトイレを借りた時覗いてみたが見れなかった。
山門に戻ってくるなら帰りは乗っていたかもしれない。



<転法輪堂 この建物の一階に洗心亭という休憩処があり 記念に虎の絵が描いてある手拭いを買い 抹茶モナカアイスを食べて休憩した>


最後の石段を登ると、ようやく本殿金堂に到着。
広々とした敷地にでっかい建物が鎮座していた。
堂内に入ってお参りした。



<寺務所がある本坊では 障子の戸板が外され廊下に立て掛けられていた 張り替えでもしたのだろうか>



鞍馬駅へ

2021-10-17 17:26:07 |  EIDENで行こう
「EIDENで行こう - 鞍馬駅前」

叡電はICOCAなどのICカードが利用可能。
一日乗車券も販売しているが、その日は途中駅で何度も降りる予定はなかったので、ICカードで乗車。
ところが修学院駅に車庫があるのを目にし、一時的に電車を降りてホームから写真を撮れないかと考えた時気が付いた。
ワンマン運転なので降車時に料金を払う仕組。
つまりホームに降りるイコールその駅を出るということ。
一枚の乗車券で途中駅で降りてホームで写真を撮り、次の電車に乗って先に進むという、過去に何度かやった手法は取れないのだ。
やはり乗りながら撮影するなら、一日乗車券が必要ですな。



で、途中下車は諦めて、終点鞍馬駅まで乗車した。
街中を走っていた電車は徐々に山の中へ。
鞍馬駅は山中の駅だった。
鞍馬と聞いてまず思い出すのは鞍馬天狗。
名前しか知らずどんなお話なのかは分かっていない。
駅には至る所に天狗がいた。



知らなかったのだが、今年の9月まで市原-鞍馬間は土砂崩れの影響で不通だったらしい。
大災害に襲われてたんだ。
2020年7月からというから復旧に1年以上もかかったことになる。
復旧が遅れてたらこの旅は成立しなかったのね。



駅の横には昔走っていた電車の先頭部分だけが切り取られ、展示されていた。
真正面から見ると車体全部があるように見える。



駅前には駐車場があり、その向こうに昔ながらのお土産屋さんが何軒か並んでいた。
んー、いいですなあ。
旅して遊んでるんだなあと感じられる、好きな雰囲気である。
木の芽煮というのが名物のようで、道に甘辛い醤油の匂いが漂っていた。
その日のメインの訪問先である鞍馬寺入口は土産物屋さんを横目に歩き、すぐである。