goo blog サービス終了のお知らせ 

使えるかも

2016-10-25 23:57:03 | テニス
夏の暑さは本当に体力を奪うのだなあ。
涼しくなってそう思う。
自転車を漕いでスクール往復し、振替を申し込んでふたコマレッスンを受けて実感。
夏場に同じメニューを実行した時は、レッスン後ベンチでちょいと昼寝してからでないと帰りの自転車に乗る気にならないくらい疲れたのに、今は休みなく駐輪場に向かい、グリグリ上り坂を上って帰ってこれた。
暑さって怖い。

さて、ストロークをコートに入れる確度を上げるべく、回転多めにスイングする練習を始めた。
下から上に擦り上げるようスイングすると、やはり腰に厳しい。
しかしふと気付いた。
そもそもグリップが薄いのに、薄いままトップスピンなんてかけるからいけないのでは。
だから変な負担がかかるんだ。
で、厚く握ってみた。
ら、おーこれなら大丈夫、打ち続けられそう。
単純なことだったのね。

厚さと共に高さも変えた。
これまでネットのすぐ上を目がけてスイングしていたが、それではネットを越えないので50cmくらい上を通すよう狙いを変更。
ネットミスが少なくなった。
当然スピードは大幅ダウン。
それでも回転が加わったことで大きな効果があったのがボレストのストローク。
相手の足元によく沈んでボレーヤーは非常に取りにくいようだった。
それで気を良くし足元に沈ませようと意識すると、ネットの高いところを通さねばいけないことを忘れてしまう。
ネット直上を狙ってしまいボールをネットにかける罠にかかる。
少し油断するとこれまでの高さを狙うので、意識を変えるのにしばらく苦労しそうだ。

ただこんな対応ができたのは相手のボールがゆっくりな内で、威力あるボールを打たれると途端にコントロールが難しくなった。
ボールをラケット面に乗せすぎるとホームランするし、抑えすぎるとネットする。
まあどんなスイングでも同じ事が言えるけど、回転かけた方が安全な範囲は広いはず。
まだまだ感覚がつかめて無いだけで、確度アップすることを信じてしばらく練習だな。
回転の多少を意図して打ち分けられればよりいいんだろうけど、どっちつかずになりそうだからスイング変更するかしないか、長短知ったうえで選択だな。


結局全ては確度だけど

2016-10-22 20:15:01 | テニス
先日スクールのレッスンでサーブの練習時、回内を効かせるよう教えられた。
昔はテニス雑誌で研究しては回内をたっぷり効かせサーブを打ったものだが、無理があったのだろう、肩だか腕だかいつも痛めていたことを覚えている。
フラットサーブを多用しなくなったので、回内はあまり意識しなくなり、今はサーブで痛みが走ることはない。
別に回内はフラットサーブだけで使うものでなく、回転系サーブでも使えば良いのだが、ずいぶんと長い間忘れ去っていた。

で、久しぶりに回内を効かせると、おお、やっぱり回内で使う筋肉は違うようで、変なところに負担がかかっているのが分かる。
ここで無理をするとまた昔のように痛めることになるので、ガツンとは効かせずやんわりと振って練習。
それでもいつもの軌道にボールを送るとサービスラインをはるかオーバーする勢いで飛んで行く。
おひょー。
回転があまりかかっていないからかもしれないが、飛んでく飛んでく。
ふーん、こうして改めて回内を意識すると結構な威力がプラスできるんだ。

で、思った。
これでサーブのスピードに緩急差をつけられないだろうか。
圧倒的な威力のファーストサーブを確率良く入れれるのなら必要無いが、そんな武器を持っていない者は別の戦術でもって戦わねばいけない。
そのひとつが緩急差と思っている。
バシッと打つつもりがヘロンと打った結果、簡単なボールを与えたにもかかわらずミスしてくれる事がままある。
自分が受ける側でも同じようにミスする。
結構使える戦術のはずだ。

これを相手にそうと悟られずに打ち分けるのだ。
悟られずに打つ方法として、回内を効かすかどうかだけを違え、その他のスイング動作はまったく変えない。
回内が効いたサーブは伸びがあり、効いていないサーブは伸びがない。
スイング動作が大きく変わればそれと分かるだろうが、回内だけ違っても見分けるのは難しいのではないか。
ボール軌道も似せる事が出来れば、更に分かりにくくなる。
これをうまく混ぜて打てれば、リターンミスしてくれないまでも甘いボールが返ってくる確率が高くなるはず。

ただ注意しないといけないのは、回内の使用有無を違えるだけだが、やはりスイングは変わるので自分のサーブが乱れる恐れがある。
同じように打ってれば入るサーブが入らなくなる可能性がある。
そうなると本末転倒なんで、よほど安定して打つ自信がなければ諸刃の剣となりかねない。
剛球サーブも緩急サーブも、どれだけ確率よく入れられるかがポイント奪取のキーということか。
なんにせよ、今度サーブ・リターンの練習の時使ってみよ。


テニスに燃えてきた

2016-10-12 23:50:05 | テニス
三連休は関西に帰って?きた。
昔のお仲間からテニス合宿をするから来ないかとお誘いがあり、ありがたく参加させてもらったのだ。
合宿といってもテニスして、晩はBBQして夜遅くまで飲み、翌日またテニスするという、楽しいだけの集まり。
懐かしい面々と一年ぶりに再会し、相手をしてもらった。

みなさんシュアなテニスをされる。
きちんとペースのあるボールを確実に返してくる。
自分のテニスは「荒い」んだなと認識せざるを得なかった。
とにかくミスが多い。
これまでこんなにミスしてたかな、と思うほど多発した。
ほとんどゲームばかりしていたから、スコアの差で嫌でもその事実を思い知らされる。
ああ悔しい。
自分でベストと思うスイングをするのだが、オーバーすることが多かった。

その日の調子もあるんだろうけど、まだポリのストリングスに慣れていないからなんだろう。
ボールへの食いつきの良さを体が覚えていない。
おまけにハードコートだったからボールは勢いを減じることなくやってくる。
そのせいで「飛ばないポリ」という自分にとってのマイナス要因が消えて、狙った高さに打つことができる事にしばらく気づかなかった。
特にリターンで、なんでそんなに飛んでくの、ってホームランをいくつも放ってしまった。
スピンをグリグリかけたストロークはできないので、下から上に振るとその方向に忠実に飛んでいくのだ。
気付いてからネットの直上を狙うとピッタリその高さに行く。
これまでなら白帯に当たり派手な音をたててたところだ。

うーむ。
いいんだけど、非常にリスキー。
トップスピンを多めにかけてコートに収める打ち方を練習しないといけないのかな。
でも相手の威力あるボールに回転をかけて返すのって難しい。
時々思い出したように試してみるのだが、回転をかけるとなんであんなに腰に負担が来るのだろう。
ラケットが手の中で回らないよう握力も必要だし。
そもそも弾かれてしまう。
順回転をかけつつ、ほぼフラットで返す方が楽だ。
などと考えて諦めてしまう。
エッグボールとまでは言わないから、楽にスピンボールを打つ方法はないだろうか。
ちょっと研究してみなければ。




沢松さんは今日、明日と筋肉痛かも

2016-09-26 23:15:41 | テニス
しかし先週は雨ばかりの一週間だった。
ようやく晴れた日曜日は、久しぶりの有明コロシアムでテニス観戦。
東レPPOの決勝戦を見てきた。
なんと大坂なおみがワイルドカードで決勝進出するという、すごい活躍をみせていた。
相手はこちらもノーシードのウォズニアッキ。
シードダウンの相次ぐ中、最後まで勝ち上がった二人の対戦は、久しぶりの日差しと同様なかなかの熱戦だった。

大坂選手の試合は始めて観戦。
身長が180cmもあるらしく、長身から繰り出すサーブが武器。
180kmを超すサーブをなんども放っていた。
あとはフォアの逆クロスと両手打ちバックハンドのダウン・ザ・ラインが得意のよう。
フォアの逆クロスはスピードに加え、サイドラインのキワキワにコントロールした厳しいもの。
グッと構えられると相手選手はコースが分からないのだろう、いくつもエースにしていた。
フォアハンドの威力は抜群で、走らされずに打ち合ったら主導権はガッチリキープできるパワーを持っている。
だからか、ウォズニアッキはやたら左右にボールを散らしていた。
フットワークを鍛えたらトップ選手になれるはず。
期待、期待。

決勝戦の後はエキシビションマッチが二つ。
まずは車いすテニスの上地選手と二條選手のシングルス、タイブレークマッチ。
沢松奈生子さんの解説で、上地、二條両選手もヘッドマイクを付けて、車いすテニスのルールや難しさなんかを会話しつつゲーム。
ボールを打つのよりも車いすの操作技術を習得する方が難しそうである。
ポイントの間中クルクルと車いすを回して位置を調整し、一時も止まっていることがなかった。
目が回らないのかと心配になる。

エキシビションマッチの二つ目は神尾米さんと浅越しのぶさんが加わって、ダブルスの3ゲーム先取の試合。
障害者と健常者が混じってするダブルスをニューミックスダブルスと言うのだと初めて知った。
障害者がツーバウンドで返してOKなこと以外は全て同じルール。
面白かったのが一度ラリーが白熱した時、神尾さんがツーバウンドしてるのにさも当然のように打ち返した事。
本人はノットアップであると思っておらずプレーを続けようとしたので、周りから指摘されて気が付き、会場の笑いを取っていた。
横で見てるとつられちゃうんですなあ。

解説役の沢松さんも、本人には知らされずにラケットとシューズが用意されていて、浅越さんと無理やり選手交代させられ参戦していた。
ウェアは解説時に着ていたヒラヒラとした街服のまま。
なにも練習してないのに、と文句を言いながら、準備体操もなくいきなりサーブを打って入れてたからすごい。
さすが元世界ランカー。
相手チームの二人からボールを集められ、ダブルスなのに一人で打たされまたまた文句を言ったり、サービスエースを取って会場を湧かせたりしていた。
イベントブースではクルム伊達公子がサイン会を開いてたし、日本女子テニス黄金期の面々の元気な姿を見せてもらった。
大きな大会はやっぱり違いますなあ。
良い日曜日になった。


一週間で3ポンド

2016-09-18 20:21:09 | テニス
先週どうしようもなく硬く感じたポリガット。
今週はネットしないよう気を付けてショートラリーを始めた。
ら、あれ?そんなに硬くない。
硬くはあるのだが、先週感じた打感の重さがマシになっている。
先週使ったからある程度慣れたのかな?とも考えたが、そういえばポリはテンション維持率が低いと聞いた事がある。
一週間経って少し緩んだんだ、きっと。

翌日、先週同じストリングスで張り替え依頼したもう一本のラケットが返って来たので、それを使ってみた。
こちらはテンションを3ポンド落として張ってもらった。
ははあ、やっぱり緩んだと思われるもう一本と同じような硬さだ。
3ポンド分くらい伸びたようだ。

ふーん、とするとこれからもテンションはドンドン落ちて柔らかくなっていくんだな。
まあ、毎週毎週3ポンド落ちたら何週間か後にゼロになる?ことはないだろうから、落ち方は緩やかになるんだろうけど。
先週の硬さのラケットをしばらく使い続けなくてはいけないのか、と暗くなっていたのだが、大丈夫そうである。
反対にこれまで使ってきてたナイロンガットより柔らかく感じるようになるのかな。
どうなるか、これからのお楽しみですな。

それから、最初のショートラリーでネットしないよう注意して打った時、ポリの特徴と言えるのだろうか気付いた事がある。
ネットしないようにと少し強めに打ったら、強打した訳でないのにボールがストリングスに掛かる感触があったのだ。
「トンッ」とぶつけると、「クッ」と引っかかってくれる。
ボールとストリングスの接触する感触を確かめつつ、押し出しと回転量を調整したいので、これまでボールにそっと当てにいっていた。
これまでのこの当て方だと、ポリは回転がかからずスルッと抜けてしまう事があったので、ゆるいボールの力加減が難しかったのだ。
まず「トンッ」と当てて、引っ掛かりを作ってから回転量と押し出し量を調整しに行くと、ゆっくりしたスイングでもこれがまたすこぶる調子が良い。
必ず引っかかってくれるので加えたいだけの力を与えると、思うままボールに伝わり、それは非常に安定していて安心して振ることができると分かった。
ナイロンガットでも同じ様に打てば引っかかってくれたのかもしれないが、手元になくなったので違いは不明。
いずれ機会があれば試してみよう。
なんにせよ、ポリをちょっと見直してしまった。

芯を外すととたんにガシッと重くなるが、しっかりボールを見ようとする意識につながる。
さらに一週間おいて、どんな風に状態が変わるのか楽しみである。
あ、来週は予定がありスクールお休みするんだった。
二週間間が空くのか。
どうなりますかな。


こんどはだいぶ心が揺れている

2016-09-13 23:12:25 | テニス
2本使いのラケットのストリングスが立て続けに両方切れてしまった。
仕方なくレンタルラケットや試打ラケットでプレーしたが、選べるラケットは限定的で、自分のより軽くて厚い奴だけだ。
いつも思うのだがそうしたラケットは非常に楽チンである。
自分のだとネットを越えない打ち損なったボールが、ギリギリ越えてくれたり、コントロールの難しいバックハンドスライスが、プイッと振れば思うように飛んでいく。
愛用のマイラケット、やっぱり自分には難しいのかな、とまた思い返してしまった。
一緒にプレーした方も、その試打ラケット合ってるんじゃない?
とおっしゃる。
いつも押し出すように打ってるボレーが当てるだけで返してたそうだ。
確かにそう打たないとエンドラインを越えそうだからなんだけど。

厚いラケットは軽い打感と球離れの良さから、きっと軽いボールが行ってるんだろうなと思ってきた。
先のボレーのように加減しないとコートに収まらないから、自分の重いラケットでしっかり振って打ったボールの方が威力ある気がしている。
特に芯を食った時のボールが伸びて重く飛び出していく感触を得るのは、テニスを楽しむ醍醐味のひとつである。
しかしふと疑問に思うようになった。
軽いラケットで打ったボールはホントに軽いのだろうか。
ネットを越えないはずのショットが越えるんだから、ボールにはそれだけ勢いがあるってことだよな。
ラケットを離れた後のボールは、打ち出したラケットがなんであれ、そのスピードと回転量がもつエネルギーの多寡が威力の有無であるはずだ。
ラケットによる球質の差なんてないのじゃないか?

話はそれるが、張り替えるストリングスはポリとナイロンのハイブリッドにした。
ポリを自分のラケットに張るのは初めてだ。
ポリは表面の滑りが良いようで、打ち合った後編み目が乱れない。
人のそんなラケットをみて、いつもいいなあと思っていた。
そんな理由でポリにしていいのか、とも思いつつ一度試してみることにしたのだ。
硬いと聞いていたので一番柔らかいのを教えてもらいそれにした。
のだがやっぱり硬かった。
今までの力加減では全然飛んでいかない。
最初のショートラリーでネットしまくった。
しかしロングラリーとなりガンガン打ち出すと、これがもっちりとボールをつかんでくれていい感じ。
なるほど、この感覚が好まれるのだな。

やっぱり強打者用のストリングスなんだなあ。
自分でひっぱたければ、ゆるいボールも食いつかせて打てるのだろうけど、私には無理だ。
でも強打者もドロップショットなんかのタッチショットで軽く当てて打つこともあろう。
その時は板で打つみたいに感じるのだろうか。
なんにせよ、ますます難しいラケットにしてしまったようだ。
後から切った方は残り半分のストリングスで面圧を下げて依頼したが、こちらでどう感じるかだな。

むむむ?
てことは楽チンラケットにポリを張れば、飛びも適度に抑えられ丁度よいラケットが出来上がるのでは。
ラケット面も大きいからストリングスの素材の硬さも和らぎそう。
軽いラケットでもしっかりと振れれば威力あるショットにできるのでは。
飛び過ぎるのであれば、回転をかける事にパワーを割く事も考えてみたい。
これについてはまた別途。
お好みの打感を犠牲にすれば、新しい世界が広がるかもね。


いいこともなきゃねえ

2016-09-07 21:35:12 | テニス
先週末のテニスは簡単な球出しのボールをミスすることはほとんどなかった。
思い切り打たずだいぶ手加減したからだな。
加えてバックハンドスライスもミス少なく打てた。
が、それもこれも普段よりスイングスピードを落としたからだ。
やっぱりボールがストリングスに触れてる感覚を大事にするとスイングスピードは上げられない。

それでも思ったのは、もう少しフォロースイングをしっかりとれば、少しでも伸びのあるボールを送れるのではないか、ということ。
フォロースイングが中途半端だと、それこそボールを置きにいっているだけ。
スイングスピードは抑えつつも、しっかりフォロースイングすれば、ベストではないもののベターな伸びのあるボールを打てるのではないかと想像している。

それにしても、確実性を上げるためにフルスイングできないというのは忸怩たるものがある。
むむ?、しかしフルスイングなんてそうそう続けてできるものではないな。
「しっかり打つ」という表現のほうが正しいか。
昔難しいと思っていた「8割くらいの力で打つ(=しっかり打つ)」というのが最近は普通にできている気がする。
それでもしっかり打ってミスなく返せる確率はさして高くない。
何回ミスせず打ち返せ続けられるかな。
平均すれば、3球くらいでないか?
上記のミス少なく打てたスイングは5割くらいの力加減か。
それだとちょっとつまらない。
8割で確率アップさせたいものだ。

と、なんだかんだ書いたが、実はいつになくいい気分であった。
ボレーがまずまず好調で、練習中に納得できる気持ち良いショットをいくつか打てたからだ。
すこーし復調してきたかな。
たまにでなく、いつもこんな気分で練習を終えられるといいなあ。


それぞれのレベルで

2016-09-01 23:00:33 | テニス
相変わらず頭を抱えるのが、球出しのボールをミスすることだ。
最近頭を抱えているのは…、と書き出して、いやいや昔からだろうと思い直した。
特にやさしく緩やかなボールを出してくれるとミスする率が高い。
相変わらず苦手なボールだからだな。
やってくるボールの軌道や勢いが変わってもダメだ。
2球も3球も同じようにミスを続けるときもある。
多いのはネットだが、それでボールを持ち上げすぎるとホームランになるし。

勢いよく叩く打ち方をする時はたぶんスイングが大雑把なんだろう。
ラケットとボールの接触時間は短いのだろうが、その短い時間ででき得る限りボールへの力の与え具合を感じなくてはいけないのに、それを怠っているからだ。
こんなもんだろう、と叩いている。
ショートラリーの時のように、ラケットとボールの接触状態を手のひらに感じつつ、振り抜く角度を調整しなければ。

しかしそんなものを感じ取ろうとすれば、長くボールに触れようとするから、強く叩けない。
いや、強くではなく速くか。
自分がやろうとしているスイングと相反する動作になる。
やはり一瞬の間に判断しなければ。
そう試みるだけでもプラスになると言い聞かせて練習するしかないな。

でも、うまい人はそんなことごちゃごちゃ考えなくてもスパーンと打てるんだろうなぁ。
身に染み付いた常人にはうかがい知れない感覚があるのだろう。
職人技みたいなもんか。
考えているうちはダメなんだろう。
しかし考えずにパシパシ打てるというのは、反対になんにも考えないということで、工夫の対象がなく面白くないのでは。
こうした事をごちゃごちゃ考えるというのはそれはそれで楽しくはあるからなあ。
なんて思ったが、彼らには彼らのレベルの高度な課題がたくさんあるんだろう。


続報

2016-06-05 22:08:03 | テニス
またペースあるボールを繰り返し打つ練習ができるようになり、気付いた事がある。
一定のペースあるボールだと、やってくるボールの勢いを利用して楽々とスピードあるボールが返せる。
とても楽チンである。
もうほんとにタイミングを合わせ、打ち負けないようブロック気味にスイングするだけで気持ち良くボールが返っていく。
もちろんタイミングを合わせるのは難しいけど、ピタリと合うとこれまた気持ちいい。

対して苦手のふんわりボール。
こちらはしっかりとボールをラケット面に乗せ、押し出す力と、回転をかけつつボールを離すタイミングと、ラケットを振り抜く角度を、ボールを捉えるコートの位置、高さ、やってくるボールのゆるさ加減毎に考えないといけない。
もちろんペースあるボールでも調整しないといけないが、スイング方向だけ間違わなければ、ほぼほぼ問題なく返す事ができる。
ボールが速いから考えてる間も無いし。

そして気付いた事とはふんわりボールが苦手な理由。
苦手なのではなく、キチンと緩いボールをコントロールして打てるレベルに達していなかったのだ、という事。
緩いボールを打つのはペースあるボールを打つより難しいのだ。
人によるのかもしれないが、私にとってはそうなのだ。
緩いボールでのラリー?にショートラリーがある。
これもまた不安定であるから確定的である。

昔、靭テニスセンターに世界スーパージュニアの試合を見に行った時、練習コートで彼らのショートラリーを見たことがある。
普通のストロークと同じスイングでしっかり回転をかけて、きれいにサービスラインの内側にボールを収め、お互いミスすることなく同じ軌道で打ち続けていた。
彼らの打つ回転あるボールだから当然ライジング気味のラリーになる。
それは目から鱗が落ちる光景だった。
もちろんその後のロングラリーもショートラリーの延長で、同じ回転量で同じ軌道で延々と打ち続けるのである。
彼らは持ち玉3球あれば、ボール拾いに時間を割くこと無く練習可能だった。

以来私もあのショートラリーを実践しようと試みて来たが、未だに実現出来ていない。
前述の「しっかりとボールをラケット面に乗せ、押し出す力と、回転をかけつつボールを離すタイミングと、ラケットを振り抜く角度」、これを思うようにできないと理想のショートラリーは出来ないのだ。
ボールをきちんとラケット面に乗せれず、ボールを離すタイミングが早いと、回転だけかかって持ち上がらずスルリと抜けてネットする。
押し出しが強すぎたり、ラケットを振り抜く角度が高すぎるとサービスラインを越える。
まあショートラリーの場合、相手の方も同じ練習目的で打ってくれるかという問題もあるが。

この事に気付いて、今週末のテニスは前述の「しっかりとボールをラケット面に乗せ、~」を意識して練習。
意識するしないでの違いはやはりあり、ふんわりボールのミスをこれまでより抑えられた気がする。
まあ、これまではすべて叩きにいっていたものを繋げにいったわけだから、とも言えるが。
まずは繋げる感覚を身に着けて、次に叩きに行く感覚に転嫁できるのではないかと期待している。


近況

2016-05-28 22:05:11 | テニス
ご無沙汰しているテニスの話題。
関東に来てテニス環境が著しく変わってしまい、以前と同じ練習はできなくなってしまった。
スクールは変わらず行っているが、今は自分の練習目的が変質してしまっている。
今のクラスは失礼ながら個人的には物足りないクラスである。
関西にいた時バンバン打ちつ打たれつしていたラリーはここではできない。

しかしかと言って相手をいつも負かしているかと言うとそうでもない。
ゆるいボールを叩くのが相変わらず苦手で、そんなボールが来るたびにミスしている。
あとは緩急差にも弱い。
山なりボールがくるかと思えば、直線的ボールがやってきたり。
一定していないのである。
その度ミスして悔しい思いをしている。

で思い至るのが、これって試合のシチュエーションとまったく同じだなあ、ってこと。
試合で勝てないのはこれらのボールに対処できないからだ。
試合のための練習ができる良い環境にいるのでないかと思い、レッスンを続けている。
試合の方はパートナーの方と離れてしまったので、こっちで出れるのはいつのことになるやら分からないけど。

ただ、そんなボールに対処しようといろんなスイングをしていたら、フォームがバラバラになってしまったようだ。
ずっと修正に取り組んできたスイングのポイントがみんな抜け出てしまって、ペースある打ちやすいボールが打ちやすい場所に来ても返せなくなった。
こりゃいかん。
やはり土台となるスイングがあって、そこから高低緩急に対応できるようにするのが基本だろう。
もう一度土台を作らねばならない。

以前のように週2コマの体制に戻すことにしよう。
別のスクールを訪れ、体験レッスンに入った。
今度は一応ブランク無しではあるので、コーチと対する時にバンバン打ってやったら、大量にミスしたけど希望のレベルを認定してくれた。
我流に戻ってしまったスイングにアドバイスもしてくれそうなので入学を決めた。

他の生徒さんも威力あるボールを打ってくる。
これくらいなら返せてたと思うボールが返せない。
スピードに慣れるまで少しかかりそうだ。
でも同じペースでラリーできそう。
繰り返し同じようなボールを打ち続け、もう一度スイングフォームを固めていこう。