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またジャケ買いしてしまった

2021-04-19 00:49:55 | お酒


リカーショップで限定販売と書かれたクラフトジンを見つけた。
長崎の酒造メーカーが少しだけ作ったジンのようだ。
しばらくジンを飲んでない。
値段も40度の酒としては手頃。
ラベルデザインもいいので買ってしまった。
ジュニパーベリー以外のボタニカルは長崎県産のものが使われている。
そして原材料名のトップには日本酒とある。
日本酒?
大量の日本酒を蒸留して作ったのだろうか。
飲んでみると香りも味も、とっても甘い。
香りにジュニパーベリーのジンの雰囲気はあるが、味はジンとは思えない甘さ。
日本酒だから?
蒸留酒だから糖分は含んでないんだよなあ。
この甘さはなにを舌が感じ取っているんだろう。
ふしぎ。


歌舞いとります

2021-01-13 06:24:24 | お酒
スーパーマーケットでヤッホーさんの新作ビールを見つけた。
ホワイトIPA?
なんだこれは。



原材料名を見てみると、大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ、かつお節、コリアンダーシード、オレンジピールと書かれている。
ふーん、ホワイトビールなんだけど、ホップたっぷり使ってます、なビールなのね。
しかし、かつお節ってまた面白いものを入れましたな。
これは飲んでみなければ。



買って帰って早速開封。
さて、ホワイトビールと言えば苦味少なく爽やかな味わいのイメージ、IPAと言えば苦くてちびちび飲むタイプ。
そんな真逆な二つが合わさるとどうなるのか。
グラスに注いで香りを嗅ぐと、IPAらしくホップの濃い香りが鼻腔を刺激。
でもその奥に何かある。



口に含むと苦味に旨みがある。
これがかつお節の効果か?
缶には「うま味一番だしアロマ仕立て」と書いてある。
あはは、おもしろーい。
これを読んで飲むと和風な味わいを感じる気がする。



うーむ、でもホワイトビールらしさはどこにあるんだ?
旨みの複雑さはホワイトビールだからなのだろうか。
コリアンダーとオレンジピールがないとこの味にならないのだろうか。
不可思議なクラフトビールの世界。
ヤッホーブルーイングさんはいつも面白いビールを作ってくれるありがたいビールメーカーである。
これからもよろしく。




似ていて非なる物?

2020-11-19 00:43:06 | お酒


自分ではホワイトビールと思っている発泡酒を箱買いするようになって、お酒は量販店で買うことが多くなった。
ワインも日本酒もウイスキーも、スーパーの品揃えより種類が多く、選ぶのが楽しい。
時々クラフトビールや外国のビールを買うことも。
ビールは瓶や缶のデザインが購入動機につながる大きな要素だ。
デザインが気になって手に取り、添えてある味の傾向説明と値段に納得がいけば購入となる。



しかし、帰っていざ飲むと、よほど香りや味の濃いやつでなければ、普段飲んでいる発泡酒やビールと大きな差がある訳ではない。
この僅かな差を楽しむために高い金額を払うのかと、納得がいかないことが多々ある。
しかしある発見を機に、この味の差が小さいことには別の要因もあるのではと思うようになった。
外国のビールなのに缶に日本語で原材料説明されていて、バーコードの国番号も49とか45のものがあった。
なんだこれはと思ったら、国内でライセンス生産というものをした製品だった。



うーん、作り方は元のメーカーと同じなのかもしれないが、原材料はどこまで一緒なのだろう。
麦芽やホップは同じものを輸入してるのだろうか。
でも流石に水は日本のモノを使用しているだろう。
水の違いは結構大きいのではと思うのだ。
日本の水を使ってるから日本のビールと似通った味になるのでは。



以前、海外旅行の土産にもらったビールを飲んで、その味わい深さに感激したことがある。
その味を求めてお店で見つけた同じボトルのビールを買って帰ったが、その味はお土産のビールとはかけ離れたものだった記憶がある。
あれは国内でライセンス生産したやつだったのかな?
そのころは裏書を注意して読んでいなかったので、覚えていない。




黄色いカエル

2020-06-02 06:26:23 | お酒
ビールをいろいろと取り揃えているローソンを久しぶりに訪れた。
ヤッホーさんのビールを何かしら買って帰ろうとビール売り場へ行くと、なんと「僕ビール君ビール」の新作が置いてあった。
おー、願ったりかなったり。
普通のビールと合わせ購入した。



次の晩、しっかり冷やした奴をいただいた。
グラスに注いだ色は薄くてレモン色。
グラスに鼻を突っ込み香ると、ホップが控えめに匂った。
口に含むととてもさっぱりとした舌触り。
うーむ、これはちょっと物足りないかと思ったが、しばしのち、ほんのりとした苦味が立ち上がった。
ほほう。
そして後口はさっぱり甘め。
再度香りを確かめると、トロリとしたトロピカルな香りに変わっていた。
揮発性のホップの香りが抜けて、本体の香りが立ち上がったようだ。
へえ、香りが変わるビールってあまり記憶にない。



直後に一般的なビールを飲んだが、こちらは口に含んだ時、飲み込んだその時に苦味を感じ、その苦味が後口、余韻として繋がるのだ
味わいにあまり変化がない。
苦味も先のに比べると爽やかな感じはなく、重たく重鈍。
この新作はわずかな苦味だがとても軽やかだ。
上手いこと作ってるなあ。


その苦み、爽快につき。

2020-05-06 23:02:21 | お酒
テニス遊びした後、昼食は万博記念公園内にあるピザ屋さんへ行くことに。
前日に連れが友達から情報を得ていたお店で、万博記念公園の敷地内にあるのだが、無料で入れるエリアにあるのだとか。
そんな場所があるとは知らなかった。
自転車を置いて、万博外周の上の橋を渡り、自然文化園の東口を入らずに右手の日本庭園入口の方へ歩いていくと、なるほど左手に池を見つつ、ずいずいと中に入っていける。



池のサイクルボートは休業中のようで、岸に綺麗に並べられて、再び遊ばれる時を待っていた。
使用されていない大きな建物の左側を回り、日本庭園前駐車場に入る。
こんなところにこんな広い駐車場があったんだ。
その日は万博公園の駐車場は全て閉まっていて、車での来園ができないようにしていた。
池越しに見えた芝生の広場も人出はまばらで、屋外ではあるが「密」な状態にならないよう打たれた対策のひとつであるようだ。



日本庭園前駐車場の奥には日本庭園前ゲートがあるが、ゲートの左側は自然文化園で有料エリア、ゲートの右側が引き続き無料エリアで、ゲートのすぐ右にある通路を抜けるとそのすぐ目の前に目的のピザ屋さんがあった。
自然文化園からの出入りも自由なようだ。
ピザ屋さんは現在テイクアウトのみの営業で、店内のテーブルを使うことも可能だそう。
ピザは4種類くらいあったかな。



ピザとフライドポテトとコーラ、ビールを注文し、焼き上がりを待つ間食べる場所を探した。
日本庭園の入り口前にバラ園があり、その前の広場にモミジの大きな木が影をつくる場所があったのでそこで食べることに。
その日は日なたを歩くと汗ばむ夏日の一歩手前の暑い日。
木陰は涼しくちょうどよい気温だった。







ビールは高かったがちょっと奢ってクラフトビールを注文。
最近家では刺激の少ないホワイトベルグばかり飲んでいるので、初夏の気候の暑いが爽やかな屋外で、苦みのあるビールを飲みたくなったのだ。
名前がまたそれらしい。
カップに注いで鼻を近づけるとホップのフルーティーなかをりが爽やか。
気持ち良い苦みが心地よかった。
ピザもチーズと肉厚のハムが食べごたえあり、オリーブも効いていて美味しかった。
食後、しばし横になってお昼寝。
そよりと吹く風が気持ち良し。



しかし帰ろうと起き出すとそれまでの気持ち良さは雲散霧消。
なんか体が重くしんどい。
ビール小瓶一本飲んだだけなのになあ。
バラ園を横切り東口の方へ歩いていくと休館中の大阪日本民芸館があり、入ってきたときに左へ回った使用されていない建物のところに出た。
ああ、左へ回らずに右へ入るのが正しい道だったようだ。


赤い酒

2020-03-22 23:20:56 | お酒
先日我が家で小さな飲み会をやった時、客人が赤い日本酒を持ってきてくれた。
日本で行われたサミットだかなんだかで、外国要人に振る舞われた酒だそうだ。
赤い酒を持ってくから、と事前に聞いていたのだが、何が赤いのだろう と分からないでいた。
当日現物を見てホントに日本酒そのものが赤いのだと知った。
へえ、こんなの作れるんだ。
グラスに入れてワインだと言って出したらそうなんだと思ってしまう赤さだ。
ロゼくらいだろうか。



飲ませてもらった。
私の語彙では表現できない香り。
日本酒とは思われず、当然ワインでもない。
口当たりはトロリとしてほんのりとした苦味の混じる甘口。
先日飲んだノンアル日本酒の甘味料の甘さとは違う。
酸味はなし。
初めての味わいだ。



持ってきてくれた人は思っていた味と違っていたようで、私の用意していた普通の日本酒に切り替えてしまった。
私はこれはこれで面白いと思う。
残りを置いていってくれたので、冷蔵庫に保存。
時々晩酌時に取り出してありがたく飲ませてもらった。
飲み会の時にはお猪口で飲んだのだが、あの味ならワイングラスが似つかわしいなと冷やした奴をワイングラスで一杯づつ。



裏面のラベルにロックや燗しても美味しく飲めると書いてある。
燗か。
この甘味は温めるとどうなるのだろう。
最後の一合はぬる燗にしてみた。
甘味は消えるかと思ったが、思いっきり甘口なこの甘味は消えず。
トロリとした甘味がサラリとした甘味になり、苦味が少し前に出てきたかな。
全く感じられなかった酸味が感じられるように。
でもあまりイメージは変わらない。
うーん、これまで飲んだ中で一番日本酒らしくない日本酒だった。




清涼飲料酒?

2020-03-12 06:25:48 | お酒
この間TVの情報番組で、酒造メーカーがノンアルコールの日本酒風飲料を売り出したと紹介していた。
街の人にノンアルコールだとは教えずに飲んでもらって、ノンアルだと分かった人は10%に満たない少数。
夜の街で、試飲した人は酒が入ってたからというのもあるんだろうけど、うまく日本酒らしく作ってあるようだ。
なんでも、日本酒からアルコールを抜く作り方ではなく、日本酒とは全く関係ない材料や香料を使い、日本酒らしいテイストを作り出したらしい。
ふーん、どんななんだろう。
一緒にその番組を見ていた連れは、全くアルコールを受け付けない体質なので、あなたのような人が日本酒ってどんななんだろうと思って飲んでみるものでもあるんだろうね、などと話していた。

その翌日、お酒の量販店に買い物に行った時、連れがそのノンアル日本酒のことを思い出し、売ってるかなと探し始めた。
私は私でウイスキーを物色していたら、見つけたと言うので行ってみると、なるほど置いてあった。
小瓶でアルコール分0.00%と書いてある。
原材料も米とか米こうじなんて文字はなく、何で出来ているのかよく分からない汎用的名称が並ぶ。
試しに飲んでみようと買って帰った。

一応冷やして冷酒にし、早速その日の夕食に供された。
お猪口なんて持つことの無い連れに、まあまあ一杯いきましょうや、と注いでやり、私も注いでもらい飲んでみた。
う、甘い。
甘過ぎだ。
しかも甘さがジュースの甘さだ。
でも舌触りはなるほど少しトロリとして、冷酒を口に含んだ時のものだ。
連れの感想は、「えっ、これアルコール、ホントに入ってないの?」だった。
まだ飲めない体質と知らなかった若い頃、まあ飲んでみ、と言われ飲まされた日本酒の「くわっ」と口腔に広がったアルコールの刺激と同じ感じだと言う。
なるほど、確かに言われてみればその感覚はなきにしもあらず。
しかし、酒飲みにすればこの甘さはいけない。
誰をターゲットにこんな味付けにしたのだろう。
ここまで作れるならホントに日本酒と見紛う味に仕立てたら面白かったのに。



裏ラベルの名称には清涼飲料水とある。
ゴクゴク飲むタイプの飲み物ではないから似つかわしくないが、この甘さはまあ清涼飲料水か。
おもしろい飲み物ではある。


お腹以外に太ったもの

2019-12-14 18:05:58 | お酒
いつからだったか、好きなワインが美味しく感じられず、つまらなくなった。
後口が悪いのだ。
酒は余韻を楽しむものでもあるから、後味がまずいのはよろしくない。
食事との相性が悪いのかと、洋食を食べるときに飲むようにしたのだが、それでもなにか口に合わない。
結構な量を飲んだ後、もうまずくなった酒をそれでも飲んで、体が欲していないものを摂取している時のような変な味が舌に残るのだ。
昔は和食とだろうが煎餅とだろうが、気にせず一緒に飲んでいたのになあ。
特に白ワインがよろしくない。
中でもシャルドネなんて濃い目のがダメだ。
お酒は芳醇なタイプが好きなのに、白ワインはソーヴィニヨン・ブランなどのさっぱりした奴に逃げてしまう。

ところが先日、飲みの場で、お高いのであろう赤ワインを飲ませてもらった。
するとこれがなんともまろやかな口当たりで、嫌味などひとかけらも感じなかった。
ふうむ。
そのワインがたまたま口に合ったのかもしれないが、別の可能性、私の舌が肥えて、これまでのテーブルワインでは満足できなくなったのでは、という疑問が芽生えた。
それでいつも手を伸ばすのより高いワインをいくつか試してみることに。
多少高くするだけでは、その効果というか差異が分かりにくいだろうと、倍近くする2,000円前後のワインを何度か買ってみた。

飲んでみると、なるほど、ご馳走になったワインほどではないが、美味しく飲める。
白もシャルドネを試してみたが後味もおかしくない。
個体差はあるのだろうけど、やはり高いワインはそれなりの造りをしているということか。
疑問は解消したが単純にこの手法に変えると経済的に破綻してしまう。
これまでワインを飲む時は一日でボトル1本を空けるか空けないか、だったので、半量飲んで、以降は別の安酒に移行する方法で誤魔化している。
肝臓の事を考えれば、半量飲んでそれで止めるのが一番いいんだけどね。




ROKU GIN

2019-10-04 06:47:21 | お酒
先日妹が我が家に遊びに来た。
テニス用品で欲しいものがあるのだが、田舎に住んでると選択の範囲が狭すぎると嘆いていたので、大阪に出てこいと誘ったのだ。



梅田のアウトドア用品店やテニスショップを巡り、欲しいものを全てゲット。
そのまま梅田で飲んで帰宅した。



酒飲みなので帰ってからも飲むだろうといつもより良い酒を用意しておいた。
クラフトジンだ。



妹は自分でもジンは時々飲むそうで、安いジンだとロックで飲んでも旨味を感じないが、これは美味しいと言ってくれた。
用意した甲斐があったというものだ。



確かに複雑な何かがジンの独特の味わいの背後にあるのだが、他のジンとの差が分からない。
前に初めて日本のクラフトジンを飲んだ時、これまで飲んだものと違う感はあったのだが、その時のジンとの違いをこうと表現できないのだ。



ウイスキーとかなら結構大きな差異を感じられるんだが、ジンは難しいな。
二つを同時に飲んで飲み比べれば分かるのかもしれないが、一つずつ記憶でその違いを指摘する事ができないのだ。



ジャパニーズ・ジンは使用するボタニカルが似通っているから、ますます分かりにくいのではとも思う。
まあいい、おいしく飲めればそれが一番。




あかとんぼ

2019-09-22 07:39:22 | お酒
先週末は夏の暑さがぶり返したが、今週末はとても涼しくなった。
涼しいどころか寒いくらいだ。
窓を開けて掛け布団無しで寝たら寒さで目を覚ました。
長袖の出番となった。



さて、涼しくなると日本酒はひやおろしの出回る季節となる。
スーパーで賀茂鶴を目にしてさっそく購入。
今年の夏はただの純米酒を冷やして飲むのにはまった。
ほのかな甘みととろりとした口あたりが心地よかった。
深みあるひやおろしはぬる燗が一番だと思っているが、過ぎゆく夏を惜しんで冷やして飲んでみよう。



その前に常温ひやだとどうなのか、飲んでみた。
おお、なんと軽やか。
春霞のような甘さ。
香りの通りのあっさりとした酸味。
これって、ひやおろし?
もっとこくのある味わいを想像していたが、予想を裏切る味わい。



その晩冷蔵庫に入れておき、翌日、冷えたのを飲んでみた。
花冷えくらいか。
ふわっとした感触は引っ込んで、こっくりと引き締まった味わい。
あれ? 甘みがもっと出てくると思ったのにほんのり苦味が前面に。
体調もあるのかな、再度冷やして時間を置いて飲んだら、苦味は引っ込んだ。
飲む時の温度、肴、体調でくるくると味わいが変わる。
日本酒っておもしろいなあ。