3月6日は「啓蟄」です。
この日…
香港には、とても変わった「啓蟄の風習」が残っているようです。
なんと!
呪いの儀式「打小人」!!
これは、巫女さんにやってもらう儀式らしいです。
「打小人」の儀式は普段から行なわれているものらしいのですが、
啓蟄の日は特に盛んに行なわれるとのことです。
詳しくは「香港ポスト」さままで。
その記事の中から・・・
広東省の民間伝承によると、啓蟄は動物たちが冬眠から目覚めるように、どう猛な神、白虎も眠りから覚め、えさを求めてさまよう。腹を空かした白虎が人間に悪さをしないよう、昔から啓蟄には白虎を祭る風習があり、この日は「白虎開口日」とも呼ばれた。
白虎を祭る儀式は、紙で作ったトラに拝神婆が豚の血や脂身を与えるというもの。啓蟄には白虎だけでなく、「小人」と呼ばれる霊や病、虫やヘビなど魔ものも活動を始めるので、拝神婆は白虎の儀式と同時に小人を封じ込める魔除けの儀式「打小人」を行った。これがいつの間にか「憎い相手を呪う儀式」としての色合いを強め、今のような形で残ったといわれている。
打小人は人を呪い苦しめるだけでなく、邪気払いや魔除けとしても行われる。例えば、昨年は不運続きだったので、今年は自分や家族に災難や不幸が降りかかることを避けたい、という場合にも行う。好景気とはいえインフレで生活が厳しくなる昨今、大勢の人が邪気払いに訪れそうだ。
いろいろな風習があるのですね。
邪気払いが、呪いの儀式になっていったとは・・・
どういう意味を持って行うかは、人それぞれなのでしょうね。
いつもの季節養生は以前の日記を参考にしてください。
「啓蟄」