私が実践している
素食について
ご興味を持ってくださる方もいらっしゃるようで
今までも何度か書かせていただきました。
その中のひとつを参考までに
「精進ごはん・素食ごはん」
そういった食の分け方は…
正解があるわけではなく
やっている方々を
グループに分けしてみると
こんな風に分けられると思う
という程度で
それに呼び名をつけているだけなのかな
と思っています。
実際、
いろいろな分け方をされています。
台湾で使われているわけ方は
素食(台湾素食)
「全素」「純素」:すべての動物性食品と五葷を含まない
「蛋素」:卵は含んで、他は上記の条件
「奶素」:牛乳は含んで、他は上記の条件
「奶蛋素」:卵と牛乳は含んで、他は上記の条件
「葷食」「五辛素」:動物性食品は含まないが、五葷は含む
他についても参考までに
(まだまだあると思います)
ベジタリアンとは、肉や魚を食べない人たちのことで、個々のポリシーによって食べられないものが微妙に違う。環境のために動物性食品を一切口にしない人もいれば、健康のために肉だけ抜くようにしている人もいる。
みんながみんな宗教的な理由でベジタリアンになるわけではなく、最近は自分の意思でなる場合も多く見受けられる。
紀元前に遡るベジタリアンの歴史
ベジタリアンの起源には諸説あるが、紀元前6世紀にギリシャの哲学者ピタゴラスが考え出したのが始まりだとされている。彼は宗教的な考えがあったわけではなく、「肉を食べない方が、体や精神にいいのでは」と考え、弟子らとともに実行した。
その後インドのヒンズー教やジャイナ教でも、ベジタリアンが推奨されるようになり、さまざまな宗教を通して少しずつ世界中に広まっていった。
主なベジタリアンの種類
ビーガン(vegan)
肉や魚介類はもちろん、卵、乳製品、はちみつ、ゼラチンなども食べないのがビーガン(ヴィーガン)だ。食品の製造過程にまでこだわる人もおり、上白糖を取らない人もいる。これは砂糖を白くする過程で、牛骨の炭を使われる場合が多いからだ。
ビーガンは宗教とは関係ないが、動物が好きな人や、環境問題に真剣に取り組んでいる人に多く見られる。ドイツやアメリカには、ビーガンレストランやスーパーがたくさんあり、もはや当たり前の光景になっている。
ベジタリアン(vegetarian)
肉や魚介類は一切食べない。加工品も例に漏れず、コンソメやラード、コラーゲンパウダーなども口にしない。かつお節やにぼしを使った出汁もNGだ。無精卵や牛乳、はちみつは摂取する人もいる。
インドのジャイナ教では、生き物の殺生せずにベジタリアンになるのが信者の義務。無精卵や牛乳については、人によって意見がわかれているので、個別に確認が必要だ。ヒンズー教や大乗仏教の場合は、聖典のなかでベジタリアンになることが推奨されている。
台湾の仏教徒はオリエンタルベジタリアンと呼ばれ、肉・魚介類のほかに、ニンニクやネギなどの五葷を食べることが禁止されている。
ラクトベジタリアン(lacto vegetarian)
有精・無精に関わらず、卵を食べないタイプのベジタリアン。鶏の卵だけでなく、うずらやダチョウの卵も摂取しない。麺のコシを出すのに使われる「卵殻カルシウム」もアウトだ。
ヨーグルトやチーズなどの乳製品から、手軽にビタミンB12やカルシウムを摂りたい人、卵アレルギーの人などに多い。ほとんどのヒンズー教の人たちはこのタイプ。インド独立の父であるガンジーもヒンズー教徒で、健康のためにヤギのミルクだけは飲むようにしていたとか。
ラクトオボベジタリアン(lacto-ovo vegetarian)
肉と魚介類は食べないが、乳製品と卵は食べる。栄養バランスを考えるのが楽なので、健康のために自らベジタリアンになった人に多い。
動物性食品を完全にやめるのが怖い人や、ビーガンになる前の前段階として経験してみたい人などに向いている。
ポーヨーベジタリアン(pollo-vegetarian)
魚と牛肉、豚肉、羊肉などの赤身の肉は摂取しないが、鶏肉やターキーの鳥類は食べる種類のベジタリアン。卵・乳製品は口にする。セミベジタリアンと呼ばれることもある。
いきなりビーガンになるのは大変そう、体調管理のために肉を完全にはやめたくない、そんな理由で選択する人に支持されている。
ペスカタリアン(pescatarian)
肉・卵・乳製品は食べないが、魚介類は食べる人たちのこと。牛肉を1キロ生産するのには、水が2トンも必要。それに、家畜のゲップやおならからは、メタンガスが発生して温暖化の原因となっている。メタンは二酸化炭素より23倍も温室効果が高いから、ペスカタリアンの人は環境のために陸の動物は一切摂取しない。
日本だと、かつお出汁が入っていない食べ物を見つけるのは案外難しい。毎食食品表示とにらめっこするのは大変だけど、ペスカタリアンなら続けやすい。
ベジタリアンとは?
ベジタリアン(Vegetarian)は、日本語訳では菜食主義者と訳されます。
その言葉通り、お肉や魚類など動物性食品を避け、野菜、きのこ類、果物、いも類、豆類などの植物性食品を中心に取る食生活のことを指しています。
このベジタリアンという考え方は、実は産業革命を迎えたイギリスで誕生しました。マンチェスターの聖書教会の会員によって、19世紀に肉や魚は食べずに卵や乳類の摂食は本人の選択により、穀物・野菜・豆類などの植物性食品を中心にした食生活を行なう運動が展開。
これが、近代ベジタリアン運動の始まりであると言われています。
またベジタリアンという言葉は、英国ベジタリアン協会発足の1847年に初めて使われたと言われているそうです。
ちなみにベジタリアンの語源は一見「ベジタブル?」と思われがちですが、実はラテン語の ‘vegetus’ に由来していると言われています。「健全な、新鮮な、元気のある」という意味です。
ベジタリアンの種類
一般的な「ベジタリアン」と言えば「植物性食品のみ摂取する人/食生活」と言います。しかしベジタリアンは総称でもあり、その種類は様々にあります。
具体的には、以下の9種類に分けることができます!
ヴィーガン(Vegan)
いわゆる「完全菜食主義者」。
肉、魚はもちろん、卵、乳、はちみつなどを摂取しません。
日本では、精進料理などが伝統的なヴィーガン対応食に当てはまります。
またウールや牛皮など、動物性素材や成分なども使用しない人が多いです。
フルータリアン(fruitarian)
「果実常食者」とも呼ばれています。
ヴィーガンよりもより厳格な菜食主義者と言われています。
収穫しても、その植物自体の命に関わらないフルーツ(実=リンゴやみかん)やナッツ類を食べる人のことを指します。
オリエンタル・ベジタリアン(oriental vegetarian)
基本ヴィーガンと同じ食生活を送ります。
しかし、五葷(ごくん)と呼ばれるにら、にんにく、ねぎ、らっきょう、浅葱を食べないスタイルです。
台湾の「素食」は、オリエント・ベジタリアン対応の食事となっています。
主に宗教上の理由で実践する人が多く、アジア圏で主流のベジタリアンです。
ラクト・ベジタリアン ( lacto vegetarian)
ラクトは乳という意味です。乳・乳製品は摂取し、肉、魚類は口にしません。
宗教上の理由で行われることも多く、インドで広まっている食生活です。
オボ・ベジタリアン (ovo vegetarian)
オボは卵という意味。卵・卵製品を摂取し、肉、魚類は口にしません。
ラクト・オボベジタリアン(lacto-ovo vegetarian)
一般的に「ベジタリアン」という場合は、ラクト・オボの食生活を指します。
乳・卵は摂取するものの、肉や魚類は摂取しません。
欧米で多く実践されているスタイルです。
ペスコ・タリアン (pescetarian)
肉を食べず、魚・卵・乳製品を食べる場合は、これに当てはまります。
ポーヨ・ベジタリアン(Pollo-Vegetarian)
肉類の中で鶏肉のみ食べ、魚、卵、乳も食するスタイルです。
セミ・ベジタリアン(Semi-Vegetarian)
フレキシタリアン(Flexitarian)とも言います。
植物性食品をベースに食しますが、場合によっては肉類も食べるなど柔軟性のある食生活を送る人です。
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私が実践している素食は
できるだけ火を通します。
ただ魚肉を避けるだけではないので…
今年は
気功的食養生として
講座をしようと思っています。
ご興味があれば是非。