熊澤良尊の将棋駒三昧

只今、生涯2冊目の本「駒と歩む」。配本中。
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無心のリズム

2024-07-30 17:06:05 | 文章

7月30日(火)、晴れ午後曇り。

パリのオリムピックたけなわ。

日本勢の活躍を見ていて思ったことがあります。
それは相手と競い合う競技でなく、一人一人が自分のベストを出すことで、その結果、メダルが決まる「床、鉄棒など体操競技」、それに「スケートボード・ストリート」。そのすばらしい演技についてです。
リズムがあるのですね。それもわざとらしい作られたリズムでなく、自然な流れの中でのリズム。無心のリズムです。
いちいち演技の段階で考えるのではなく、身体に覚え込ませた無心のリズム。それが本番の試技で出せるかです。
そのために何百回、何千回と練習を重ねるのでしょうが、その練習の積み重ねで身体がリズムを覚え、それが本番で無意識に出せるかどうかでメダルの色が決まるのだと思います。

一方、駒づくりでもリズムは大切です。
リズムが良ければ、漆で書く駒の文字も良いものが出来るわけで、その点、体操も駒づくりも、なにか似かよったところがあることを感じました。

今日も、そのリズムを楽しみたいと思います。

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