熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

現在は4合目あたり

2024-07-02 17:28:47 | 文章

7月1日(火)、雨のち曇り。
梅雨たけなわで夜明け前、激しい雨音で目が覚めました。
昼になって雨は小止みになってヤレヤレでした。
昼過ぎ、注文していた漆が届きました。
注文していたのは、日本産漆無油の木地蝋色、それに何本かの中国産生漆。
生漆は、平箱に使います。
その塗り方ですが、チューブから適量を平箱の平たい表面に絞り出し、小さく切って丸めた布切れを右手指3本(親指、人差し指、中指)で掴みながら、絞り出した漆を木目に沿って引き延ばすように、直接ゴシゴシと塗り付けます。
この時、一応ビニール手袋を使いますが、下手をすると両手は漆まみれ。漆に弱い人にはお勧めできませんが、これはいわゆる「拭き漆」と言い、刷毛などは一切使いませんので、慣れれば至極簡単で便利な方法であります。
コツは、出来るだけ少ない漆を伸ばせるだけ伸ばし、均一に伸ばすこと。
それとこの時、箱のすべてを一度に塗るのではなく、ある時は表、その次は裏と2回3回に分けて塗ります。
それを2回3回繰り返せば、マズマズの結果が期待できましょう。

と言うことで、現在は中塗りの段階。全工程の4合目あたりでしょうか。

 

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