熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
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作品 文章 写真 販売品

気になること・その3

2009-02-03 20:04:04 | 文章
数日前、駒箱の取り扱いで、気になることを書きました。
今日は、駒箱の大きさについてです。

今から申し上げる駒箱とは、展示用の平箱のことではありません。
対局で使う立体の駒箱です。


現在は、上から見て正方形が主流です。因みに、江戸時代から昭和の中ごろまでは長方形でした。
正方形の駒箱は、何時ごろから見かけるようになったのかは、未研究なので知りませんが、大正時代の頃にはあったのかも知れません。

小生は、正方形・長方形のどちらでもよいし、正方形は正方形なりに良いところがあり、長方形は長方形なりに良いところがあると思っています。
小さすぎるのは貧弱だし、大きすぎるのも困ります。何事も程々がよろしい。

近年見かける駒箱で、小生が気になるのは、背の高さです。
やたら背の高い駒箱がありますね。

駒箱には、駒箱として使い勝手の良い高さがあると思うのです。
「用の美」という言葉がありますが、小生はこの言葉を、実際に使う中での美しさが大切だという意味に解釈しています。

例えば「駒」ですが、駒は実戦で盤上で使われる道具としての機能、つまり見やすさとか分かりやすさ、使いやすさが一番重要です。
その上、美しいとか使っていて気分が良いことも、また重要ですよね。
読みにくい文字では、駒として同化と思うのです。
また、観賞用の駒というものも、小生の概念にはありません。

「駒箱」の場合は、どうでしょうか。
駒箱は、とに角、駒が入ればよいと言うものでも無く、機能的には、丁度、駒袋ごとの駒がぴったりと入る大きさがベストです。

気になるのは背の高さ、といいました。
蓋を閉めて窮屈なのはよくありませんが、背の高すぎるのも困りモノです。

駒箱の総丈は9センチをいくらか切るのがベスト。
これより背の高いものいは、いくら美しくとも機能面で良い駒箱だとは言いがたいと思うのです。

どうしてでしょうか。
理由は、明日、書くことにします。
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豆まき

2009-02-03 19:05:27 | 文章
2月3日(火)、雨が降ったり止んだり。

とに角、寒い1日でした。
作業開始時の室温は10度。エヤコンの温度設定は19度にして、約1時間で大体このくらいになりました。
先ずは「源兵衛清安」。只今埋めている途中で、今日は4度目です。あと2回ぐらいで埋める作業は終了です。
「錦旗」は、盛り上げの最終段階。「空蝉」を彫り始めました。

耳は、例によってNHKラジオ。8時30分からの村上さんのラジオビタミンは9時55分で終了して、10時からは国会中継。
当方は空しいとは分かっていてもいつものように、きつい突っ込みをしながらの1日でした。

おっと。今日は豆まき、節分でした。
豆まきは、昔、子供が幼かった頃にはやりました。
近年は、お寿司屋さんの宣伝に乗って、恵方に向かって巻き寿司を食らう人が増えているとか。

とに角、平和な日本なんでしょう。
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駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726