2018-1024-man2982
万葉短歌2982 針はあれど2794
針はあれど 妹しなければ 付けめやと
我れを悩まし 絶ゆる紐の緒 ○
2794 万葉短歌2982 ShuF585 2018-1024-man2982
□はりはあれど いもしなければ つけめやと
われをなやまし たゆるひものを
○=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2964-3100、137首)の第19首。男。
【訓注】針(はり)[04-0514盖世流衣之 針目不落(けせるころもの はりめおちず)、07-1338吾屋前尓 生土針(わがやどに おふるつちはり)、など]。我れを悩まし(われをなやまし=吾乎令煩)。