2018-1015-man2973
万葉短歌2973 真玉つく2785
真玉つく をちこち兼ねて 結びつる
わが下紐の 解くる日あらめや ○
2785 万葉短歌2973 ShuF578 2018-1015-man2973
□またまつく をちこちかねて むすびつる
わがしたびもの とくるひあらめや
○=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2964-3100、137首)の第10首。男?女?
【訓注】真玉(またま)。をちこち(越乞)[04-0674真玉付 彼此兼手(またまつく をちこちかねて)、02-0220彼此之 島者雖多(をちこちの しまはおほけど)、など。07-1300に「遠近」]。我が(わが=言)[10-2129言恋(あがこひ)、11-2534言恋]。下紐(したびも)[この用字、集中すべて「したびも」訓]。