2017-0724-man2542
万葉短歌2542 若草の2354
若草の 新手枕を まきそめて
夜をや隔てむ 憎くあらなくに ○
2354 万葉短歌2542 ShuF207 2017-0724-man2542
□わかくさの にひたまくらを まきそめて
よをやへだてむ にくくあらなくに
○=出典未詳。
【編者注】「正述心緒」(2517~2618、102首)の第26首。男。
【訓注】若草の(わかくさの=若草乃)[02-0153(長歌)若草乃 嬬之(わかくさの つまの)、-0217(長歌)若草 其嬬子者(わかくさの そのつまのこは)、07-1285(旋頭歌)若草 孋無公(わかくさの つまなききみが)、ほか]。新手枕(にひたまくら)[集中ここだけ]。憎く(にくく=二八十一)。