万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌0691 ももしきの0626

2012年08月16日 | 万葉短歌

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万葉短歌0691 ももしきの0626

ももしきの 大宮人は さはにあれど
心に乗りて 思ほゆる妹  大伴家持

0626     万葉短歌0691 ShuB608 2012-0816-man0691

□ももしきの おほみやひとは さはにあれど
 こころにのりて おもほゆるいも
○大伴家持(おほともの やかもち)=原文では「大伴宿祢家持」。第403歌参照。
【編者注】題詞原文は、「大伴宿祢家持贈娘子歌二首」。その第一首。「娘子」について、依拠本は「(坂上大嬢と妻妾を下地にした)架空の女性らしい」とする。
【訓注】娘子(をとめ)。ももしきの(百礒城之)。さはにあれど(雖多有)。心(こころ=情)。思ほゆる(おもほゆる=所念)。