ポジャギアートYangja-pang

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思いつきの結末

2014-02-13 21:48:00 | ポジャギ2014
ちょっと前の思いつき、結局こうなりました
……というか、結局のところこうするしかなかったのかなあ。



やや大き目のチュモニ。これくらい面積があると
模様も作り甲斐がありますが、
平面にするには、もう少し工夫が要りそうです。

チュモニの下にちらと見えているのは
大昔(15年くらい前!?)の刺繍。
かつてBUNKAMURAで毎年開催されていた洋書の古書店で図案集をみつけ
喜びいさんで刺したものです。
まだいろんな種類の茸があるのですよ。



久しぶりに刺繍したくなってきたなあ……



違う方法

2014-02-10 13:59:00 | ポジャギ2014
一口に四角繋ぎと言っても、繋ぎ方はイロイロあります。
細長いのを何枚か作って横に接いでいく方法、
2×2のブロックを基本にして辺を増やしていく方法、
あるいは、正方形の上辺と右辺だけを接いで∟の形(つまり角の部分)を作り、
凹凸を埋め込んでいくように対角線にあたる部分を接いでいく方法など、
どれも一長一短、苦あれば楽あり…って感じです(*_*)

さて、針山といえども四角繋ぎには違いありません。
たとえばこんなふうに、縦3枚を繋いだものを作り、



このよ~にギザギザに繋いで



輪っかにしてから



蓋と底にあたる部分を繋げば、ご存じ15枚接ぎの針山になります。



ずいぶん前に韓国の方から教えていただいたものの、
手をつけかねていたまま、細かい所を忘れてしまっていた、この方法。
昨年購入した『아름바운 자수』にわりと詳しく載っていたので
改めてトライしてみました。
※刺繍の向きがずれているのは、布目に逆らって断つのがメンドーだったからです(~o~)

私が以前から作っていた方法では、
まず5枚を星形に繋いたものを2つ作り、
星の凹部に側面の部分を埋め込むように繋いで、
さらに蓋をするように、もう1つの星を繋ぎます。
どちらが簡単かと言えば……やはり一長一短があると思いますが、
構造がちゃんとアタマに入っていれば、たぶん今回のほうが楽なので
こちらをメインに作っていらっしゃる方も多いかもしれません。

同様に、綿を詰めてから糸を引いてカタチを作るにあたっても
上下に糸を渡す方法、内側を星形に引き締めていく方法がありますが
実を言うと私、まだ星形方式がよくわかりませんので、今後の課題。
綿もなくなっちゃったことだし、今日はこのへんで(^_^;)



これまた、ずいぶん前から気になっていたものの
初めて使ってみた、短い待ち針



なんでもアップリケ用の待ち針だそうで、
ふだん使っているキルト用のものと比べると
約半分の長さです。
小さなモノを作るときにはかなり便利(^^)



やはり実物

2014-02-08 11:20:00 | 美しい本
なんと、東京に大雪警報が出ています。
明日にかけて降り続き、かなりの積雪があるらしい。
「無理な外出は避けてください」とニュースでも再三呼び掛けているので
この週末は、韓国のポジャギ本でも眺めながら過ごすことに。
でも、結局行き着いてしまうのが、初めて買ったこちら↓


(上がサック、下が本体です。重いんだわ、これが…)

ご存じ、絲田刺繍博物館の The Wonder Cloth 옛 보자기
1988年の出版ですが、私が買ったのはそれから10年ほど経った頃。
有楽町の「織田有」で見本を手に取ったきり、もう目が吸い寄せられてしまい、
思わず、「この本は手に入りますか?」と聞いてしまったのが運のツキ(^_^;)
お店の方がその場で博物館に電話して、あっという間にご注文OK~
こうなるともう、お値段なんか聞けませんわね。
もちろん手持ちでは足りず、振込にさせてもらいました(爆)
でも、結局はこの本が私のバイブルになったわけですから幸せです。

許東華さんのコレクションは、日本でも広く紹介されるようになり、
現在も京都の高麗美術館で展示会が開催されていますが
写真で見るなら、この本ともうひとつ、これまたおっそろしく重い2冊組の 
이렇게 예쁜 보자기+이렇게 소중한 보자기 역사
(このように美しいポジャギ+このように大切なポジャギの歴史)
に、やはり行きついてしまう気がします。
ただし、両方とも同じコレクションを紹介しているわけですから
多少の違いはあれど、内容が重複している点は仕方ありません。

その後、あくまでも骨董家具や陶器のついで、ではありますが、
日本でもポジャギが紹介されるようになりました。
しかしながら、やっぱり実物を見なきゃダメだなあ…と痛感させられたのが
1999年発行の『別冊太陽 李朝工芸』で紹介されたこちらの写真↓



Wonder Clothではこのように写っているのですよ
ちょっと見たとところ、同じものとは……↓



どちらがお好みかはさておき、なぜこれほどまでに色が違うのか!
照明やセットの違いはあるにせよ、カメラマンは実物を見ているわけですから
好き嫌いにとらわれず、できる限り近い色に撮影するのがスジではないでしょうか。
ま、それがそうでもないことは、後日イヤというほど思い知らされるのですが、
これはこれでまた「何がなんでも絲田に行って、実物見ねばならぬ」と思わせてくれた
貴重な一冊と言えますわね(爆爆)

高麗美術館の展示は3月いっぱい。
ソウルで目にしたことのあるものも多いのでしょうが
やはり実物のもつ魅力には抗えません。
もうちょっと暖かくなったら、行こうと思っています(^_^;)






思いつき

2014-02-04 22:52:00 | ポジャギ2014
とくに図面を描かなくてもよい幾何学模様。
以前、実物を見てすご~くインスパイアされた
キム・ジェウンさんの作品を参考にしています。
ミツウロコ練炭のマークみたいにしたいと思ったけれど
チョガッポ的には面白くないんだなあ、そういうのって。



で、ちょこっと飾りなんかつけてみたりして。



ところで、これ何になるのかって?
私にもまだ分かりません(~o~)



春待つ気分

2014-02-02 09:40:00 | 紐2014
誕生月は、
人によっては心身のバランスを崩しやすい時期だという話を聞いたことがあります。
私もご多分に漏れず……というか、そのような先入観があるせいか
正月明けから1月いっぱいは、どうもヤル気が起きないというか、
ごくごく軽~いウツ状態に陥ります。
でも、立春の声を聞けば大丈夫!(^^)!

そこで、メドゥプの一日講座に向けて
ようやくキットを作り始めました(←遅いっ!)
テーマはまたしても「センチョクの花束」ですが
初めてセンチョクなるものを結ぶ方でも完成できるよう
それなりにパーツを用意しておりますから、ご安心ください。



枯れ木も山のにぎわい、というわけでもありませんが
ごく簡単な結びだけでも
そこそこの数になると、並べただけでも結構可愛かったりします(*^_^*)



花束より、こっちのほうがいいなあ(^_^;)



オモテウラ考えずに並べただけなので、そのへんはご容赦のほど。