ポジャギアートYangja-pang

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蝋燭

2008-09-01 09:04:02 | ARTS2008
なんだかんだ言ってるうちに、もう9月!
10月のポジャギ展も迫ってまいりました。
とはいえ、つねに牛歩状態の私メのこと
一体ど~なりますことか
不安と恐怖にさいなまれる日々であります(~_~;)

さて、
昨日の日曜美術館で、
高島野十郎という画家が紹介されていました。
初めて知る名前でしたが、
ご存命中もほとんど世に知られることなく
徹底的に「写実」を追求された方のようです。



なかでも感動したのは、「蝋燭」の炎を描いた連作。
じっと眺めていると、炎がゆらめいたり
ぱちっとはぜる音が聞こえてきそうです。
同じ形の蝋燭でもさまざまに異なる炎を
なんと40枚!(号数はかなり小さいものです)
連作というのは、ここまでしなければいけないものなのだなあ…
ほとんどが友人知人に贈られたものだそうですが
それらが並んだシーンは圧巻でした。
すべての炎を並べて見てみたいっ!

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4 コメント

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Unknown (croko)
2008-09-01 22:13:12
高島野十郎さん

実は録画したままだったから、見てから来ようと思って、再度参上したんですけど

すごいですね、こちらの記事を読んでから見たから尚のこと感動でした。

無名のまま亡くなって、しかも孤高の人生。
日本太鼓の林英哲さんも同じ孤高だと言っていましたが、ひとつのことをやり遂げる人って魅力的ですね。

孤高の人生、蝋燭を見続けて40枚。
魂の入った絵は魂を揺らすんですね。
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Unknown (yangja)
2008-09-02 09:28:00
他の作品も静かな迫力に満ちていましたが
やはり「蝋燭」が圧巻ですよね。
写真ともスーパーリアリズムとも違う
炎の本質というか…
福岡の美術館にコレクションがあるようなので、
1度行ってみたいと思っています。
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Unknown (谷間のゆり)
2008-09-04 00:14:26
同じ番組を見ていました。蝋燭の絵はなんともいえませんでした。一つの物を見つめている姿が見えるようでした。
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Unknown (yangja)
2008-09-04 10:59:07
どれほどの時間をかけて炎を凝視しておられたのか、
鬼気迫るものがありますよね。
私メもその姿を想像していました。
ほとんど「行」に近い制作だったと思います。
すごい人です。
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