ポジャギアートYangja-pang

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十年一昔

2010-05-04 11:48:00 | ポジャギ2010
昨今はやりの「断捨離」ではありませんが
このGWは少しでも身辺を整理すべく奮闘しておりました。
なにしろン10年かけて溜め込んだモノどもですから
そう簡単には……でも、道筋くらいは見えてきたかな?

封印されていた過去も、いったんは白日の下に曝されます。
たとえばこちら↓ まだ韓国の布が手に入りにくかったころ
祖母の箪笥から引っ張り出した和布のハギレで作っていたポジャギ。
こんなの作ってよろこんでたんですねえ(恥(T_T))
とくに左側は、前世紀末生まれて初めて作ったもの。
あまりに凄まじいデキなので、アップには耐えられませんが、
初心忘れず、自戒の意味も込めて再封印(~_~;)



いや~、それにしても
十年一昔とはよく言ったものです。
1999年に上梓された金賢姫さんの名著『ポジャギ』(文化出版局)ですら
ミョンジュは「中肉厚絹」、スッコサは「柄入り薄絹」
モシはたんなる「麻」とだけ記載されていたくらいですからね。
まだまだ知名度が低いとはいえ、
ポジャギをめぐる状況の変化にはまさに隔世の感があります。

情報を求め、布を求め、方法を求めて
なりふり構わず突っ走ってきたこの年月(自信を持ってそういえます(~_~;)
溜め込んできたさまざまなモノどもをどう生かしていくか
これからが正念場であるゾ……などと
ガラにもなく襟を正すGWなのでありました(~o~)
6~7年くらい前になるのかな。
まだオープン間もないギャラリーKyoのワークショップで
まがりなりにも完成させたミニチョゴリ。



私メにはやはりポジャギのほうが向いていると
つくづく思い知らされたことを記憶しております(~_~;)