薔薇色のお正月(*^_^*)

おかげさまで、穏やかなお正月を過ごしております。
元旦の夜は恒例のウィーンフィル・ニューイヤーコンサートをTV鑑賞。
音楽はもちろん、会場のフラワーアレンジメントが楽しみなんです。
このところ濃赤や黄など迫力のアレンジが続いていたのですが
今年のテーマカラーは、ピンク！　
さまざまなニュアンスをもつピンクが、文字通り百花繚乱。
でも決して甘みが勝っているのはない、大人な雰囲気が素敵でした。

たまたま私メも暮れからピンクづいておりまして
というか、ピンクは私メの最も愛する色でもありますので、
ここは1つ、初春の「なんちゃって染め」をピンクで始めようと
年明けからごそごそ…

まずは、いささか古くなった「紅花茶」から黄色の染液を取り出し…
（実際はもっと黄色いです。なぜこのように白っぽく写るのかなあ）


さらにコチニールで「薔薇色」に挑戦。

コチニール特有の紫な雰囲気を避けるべく、
食酢のみで明礬は敢えて使っていません。
したがって退色がどうなるかは不明です(^_^;)。

さらに、韓国産「謎の絹」（←かなり厚地）とハンナを…

紅花で下染めしたものは、オレンジがかったオーロラピンク。
ハンナだけがなぜか紫がかった濃厚なピンクに(?_?)
この謎絹は年末にプレゼントしていただいた濃紅ともよく合います。
うれし～(*^_^*)

染液が少し余ったので、最後に和絹を試してみました。
ウチで「マツダイラさんの絹」と呼んでいるもの。
ちょっとしたご縁があって、古い裏生地をいただいたのです。
細長～いので、たぶん衿裏。それとも半襟かな？

元が生成りなので、写真でみるより鴇色に近いです。

まだ黄色の染液をとった後の紅花が残っていますが、
こちらがどうなるかは、いまのところ不明(^_^;)