A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

女子プロにチャレンジしたものの・・・・罠にはまって。

2006-10-18 | GOLF LIFE
ここのところ、いい天気が続いている。
まさにゴルフ日和だ。
その日も、微風快晴。天気は申し分ない。
久々に、女子プロがやっている定例コンペに出た。

この会で決めているプライベートハンディ(毎年見直しがあるが)でのコンペ。
今年はこのコンペでは調子が良く優勝もしているし、上位入賞もあるので、すでに片手シングルハンディ入り。これがオフィシャルなら嬉しいが。それは遠い夢。
今回は、このハンディでは入賞のチャンスもなく、「参加することに意義がある」と割り切って参加することに。とはいっても何か目標が無いと。

今回のコースは、自分のホームコース。昨年もやったが、今年は一ヶ月早く今の時期に。
コースコンディションもベストで、会の皆さんをお招きするには最高の時期。
天気にも恵まれ、参加した皆さんに喜んでいただき、とりあえずホスト役の幹事代行としては一安心。

組み合わせを作っているときに、プロから「久しぶりに一緒に廻る?」。「最近調子がいいみたいじゃない。崩してあげるから」とお誘いが。
そういえば今年は一緒に廻っていないかも。
というこことは、昨年の「イップス友の会」で一緒に廻って以来かもしれない。

昨年、スイング大改造の途中でトップからクラブが降りてこないイップスに罹っていた。同じ時期に、このプロも同じ病に。
昨年同じ組で廻ったとき、同じ病のもう一人の友人を含めて3人が、同じホールで3人揃って出たことがある。
キャディさんから、「冗談でやっているのかと思った?」と言われたことも。もちろん3人は必死であったのだが。

今回はコンペの成績はともかく、プロに勝負を挑んでみようと。
「今日の目標」ができた。
「手に汗握る好勝負の実況再現でもまた書ければいいな」と、勝手に淡い期待を持ってラウンドに臨んだのだが。

スタートは,OUTの一番の、右ドッグレッグのロングからスタート。
このコースは、フェアウェイに打っても2打がグリーンを狙いにくかったり、距離感を間違えるとナイスショットが林やハザードに打ち込んだり、ひねくれたグリーンがあったりと、狙いどころが難しい。
ホスト役としては、プロを含めて同伴の皆さんに、コースの攻め方ガイドを。
「左方向は、2打は狙いやすけれど、飛びすぎると正面の林まで届いてしまうことも」
「右狙いのショートカットは、よほど飛ばさないと、2打が林にかかるし、林の中に入れると出すのが大変です」
「安全にフェアウェイ真ん中の木の左辺りがべスポジです」・・・と。

プロは狙い通り真ん中、木の方向へ。
こちらは、フェアウェイ左方面に強い当たり。フェアウェイを突き抜けて、正面の林にかかる。

ここのコースは、過去にも何度も廻っている。
林に入ったときは、確実に出すが鉄則なのだが。

ボールは、林の中までは入っておらず、ラフで止まっていた。
グリーン方向を見ると左サイドの林のせり出しが気になる。
フェアウェイ右サイドを狙って第2打を。できればドローがかかると最高なのだがと思いつつ。
左を嫌ったせいか、少し右目に出た。しかし、ドローはかからず真っ直ぐに。
今度は右の林にかかる。

これも林の中までは行かずに、ぎりぎりラフに留まっている。
ちょうど150Yのヤーデージの脇。

今度は、グリーンを狙いうには、右から迫り出している松が邪魔だ。
ピンはグリーン右サイド。全く狙えない。
かろうじて、グリーン左端が見える
グリーンの左サイドは花道。左を狙うのが安全。

気持ちは左を向いたつもりであったが、体はギリギリを狙ってしまった。
結果は、松の木に当たって、林の中へ転がる。
次は出すしかない。
やってはいけないミスをいきなり披露。

プロは3打でグリーン前まで。

これを寄せねばという焦った気持ちがさらにミスを呼ぶ。
当たりは悪くはなかったが、ショートして手前のバンカーに。
距離感の誤り。

次は出ただけ。
寄せてワンパットも、いきなりトリプルスタート。

プロは確実に寄せて1パットのパー。
プロから、「グリーンも良くしまって転がりがいいわね」と。
硬いグリーンだと、アプローチの仕方・クラブも変えると後で言っていた。
確かに、この前来たときよりは良い状態になっている。

「ホールマッチだから」と気を取り直して次のホールへ。
400Yを越えるミドルだ。

ここもコースガイドを。
「左へ僅かにドッグレッグですが、ここは一打で距離が出ないと2打が狙いにくいですよ。」
「左サイドだと完全に林にかかります。」
正面バンカーまでは250Y打って大丈夫です」・・・と。

プロは真ん中へ。
自分も真ん中へ、しかも距離も出てバンカー手前まで。

プロの位置からははやり林がかかる。確実にグリーン手前に運ぶ。
こちらは、グリーンを狙える絶好の位置。
150Y少しの距離を確実に2オン。
いい当たりで少しオーバー気味であったが。
グリーンが硬いせいもあり、奥目まで転がってしまう。

ちょうどボールとピンとの間の真ん中にマウンドのある難しいラインであったが、無事に寄せてパー。
プロは、3打目を寄せきれずにボギー。
このホールは上手く行った。

次の3番はサービスミドル。
少しコースが右へ振れていて、左サイドに池が。

「距離はそんなにないし、普通に当たれば池は問題ないです」
「当たりすぎると正面バンカーまでいってしまうこともありますが」
「右の木は気になりますが、あれを狙って上を越えたほうが安全かも・・」
「左サイドへの引っ掛けは何故かみんな池に吸い込まれるんですよね」・・・と。

今度はこちらが先に打つ。
少し力が入ってしまった。当たりはドロー回転。
曲がりが大きい・・・池に捕まる。
コースガイドで念を押したとおりに。

プロの当たりもドロー回転。
しかし、曲がりは少なく、池を越えてから左サイドへ。
明暗が分かれる。

池の脇からの1ペナの当たりは左に巻いて、グリーン左奥の林に。
またまた力が入ってしまった。
プロは確実に2オンでパー。
こちらは、林から上手く出しながら乗せたが、2パットのダボ。

ガイドの悪い見本を自ら実践するパターンに。



4番のショートは右手前に高い松の木が立っている。
右サイドへの当りは、低い球だとひっかかることもある。
今日のピンのポジは真ん中。

「松は高さと距離感次第ではひっかかることもあります。」
「グリーン左サイドは池です。左サイドに外すと転がり落ちることもあります」
「グリーン手前からの寄せがやりやすいので「そこも」狙い目です」
「右は広いので、ピンが右サイドの時は思い切って右に外して狙いというのもありですが、今日のピンポジでは大丈夫ですね」・・・・と。

プロの当たりは、松の木方向へ。
ピンの右よりから、松の枝に触ったかどうかという感じであったが、グリーン手前に落ちて奥のピン方向へ転がる。ナイスオン。

自分の当たりは、高いボールで完璧なショット。
ピン横3m弱。内に付けるバーディーチャンス。
しかし、惜しくも外して、お互いパー。

5番のロングは。ドラコンホール。
ちょうど、第一打の落ちどころが、左サイドにバンカー、右サイドに高い松の木で、狭まった感じを寄り強く受けるホール。
それを越えていけば、多少下りになり広くなっているが。
250Yを越える飛ばし屋はこの辺りまで来るのであまりバンカーも気にならないが。
自分はいつも左サイドのバンカーによく引っ掛かる。



このホールも、その旨を案内して、
プロの第一打は、フェアウェイ右サイドにナイスショット。
これはいい当たり。

こちらもフェアウェイ左寄りにいい当たり。
しかし、その方向の先はバンカーが。越えたかどうかという当たりであったが、結果はバンカーに。
バンカーからの第2打はUTで上手く打てて、右サイドへ。
フェアウェイを僅かに外れてラフに入るが、残りは100Y。

プロも同じ方向へ、ほとんど同じ位置。

距離はそれほどないミドルだが、このホールはグリーンが難しい。
縦長で右奥に斜めに大きな段差がある砲台の2段グリーン。
それも奥が低い段。グリーンには多少打ち上げなのでグリーン面は見えない。
グリーン手前右サイドは大きなバンカー。左奥は急な下りのラフ。
狙いが難しいグリーンだ。

今日のピンポジは、手前の段。砲台の頂上の狭い平らな場所を狙っていく感じだ。
プロの当たりは、ピンの右サイドエッジに落ちる。いい場所だ。

自分の当たりは少し右に押し出す。バンカーの淵にあたってバンカーへ。
ほぼ同じ方向であったが、明暗を分ける。
プロは3打目がエッジから上手く転がりパーオン。

こちらは、バンカーからの当たりが少し大きめ。反対側のラフまで転がってしまう。
ラフからの戻しもグリーンを横断して反対のエッジへ。
右往左往状態のダボ。
プロはパー。
こちらのミスで確実に差をつけられる。

ショット、パットも悪くは無いのだが、コースの罠の説明どおりに自ら見本を示すパターン。設計者に表彰されそうなプレーだ。

次の6番のショート。
前のショートを同じような雰囲気。ここは手前には池があるが、遮るものはない。
右サイドは広いのだが、左は斜面で林までボールが転がってしまう。
距離はしっかりあるので、左サイド&手前のバンカーを避けて、しっかりした距離感で右よりに打つことが大事なのだが。

このホールも見事に左サイドに外して林まで転がる。
プロは確実にオン。
このホールも、ボギーとパーで落とす。

6ホール終わって3ダウン。
相変らず、ミスの仕方が悪い。
この先どうなることやら。
この時点で何となく勝負あったという気分になってしまった・・・・・・・・。
コメント (4)
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