A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

「一番好きなコースはどこか」と聞かれれば・・・・・今ままで行ったことのある中ではここが一番。

2006-10-31 | GOLF LIFE
茨城の南部にあるIゴルフ倶楽部
今年は、年明け早々に一度行っただけで、その後訪れる機会がなかった。久々に初秋のベストシーズンにプレーすることができた。

Jニクラウスの設計による男子のトーナメントもやる人気コースだ。
外資に買収される前は、友の会(バブルが弾けた後のオープン。会員募集もできずにずっとパブリック運営をしていたので、)にも入会し、よく通ったものだ。

今まで、色々なコースでプレーをしたが、実はこのコースが一番のお気に入りである。
地形が良いこともあると思うが、二クラウスの設計の意図が120%コースレイアウトに生かされている。
これまで何度となく廻ったことがあるが、やればやるほど味が出る、非常に攻め甲斐のあるコースだ。

大部分のコースは、18ホールを廻ってみると、中に数ホール、「ここは無理して造ったな」とか、「ドッグレッグが不自然であったり」、「大規模な造成が行われて何か不自然」とか、設計者の意図とは別に地形の制約を受けてデザインされたところが必ずといっていいほどあるものだ。
このコースは、池は人工的に造ったらしいが、他は全体の地形の中に、何の制約もなく自由にレイアウトされている感じがする。

平坦な地形で、アップダウンはほとんどない。フェアウェイも広めで視界が開けたホールが多い。どのホールも、ティーグラウンドからグリーンのピンが見える。
スタートホール周辺に一部林があるが、基本的に木や林の障害物は少ない。
にも関わらず、一ホール毎に特徴があり、似たようなホールはひとつもない。



外周が基本的にOBラインであり、コース内はOBや1ペナが無い。プレー中に、コース内に白杭や黄色杭が見えないというのは、「あるがままに打つ」という、ゴルフ本来のプレーが満喫出来るコースだ。
よく、ナイスショットが突き抜けてOBとか、視界に入らない1ペナに打ち込んでしまってガックリすることよくある。
そのようなだまし討ちの無いコースだ。
池は効果的に配置されているが、特に全体的に池が多いという訳でもない。

と書くと、何とも特徴の無い平凡なホールのように思えるが、実はそうではない。

このコースの特徴は、ブッシュとバンカー。
OBや1ペナに代わって、これらがコース内に微妙に数多く配置されている。

ここのブッシュの特徴はとにかく深いこと。先日のトーナメントでも、立山プロがブッシュに入れて1ホールで「19」を叩いたのが記憶に新しい。入れたらまずはボールが見つかるかどうか、そしてボールが見つかっても果たして打てるかどうか。
この時期になると、草木も元気が無くなり、刈り込まれているところも増えてきているが。
夏の時期はブッシュに入れ込むと、ほとんどロスト覚悟の絶望的な状況になる。

バンカーも、ここぞと思うところにはすべてバンカーがあるという感じだ。
グリーン周りも、どのホールもバンカーがしっかりと取り囲んでいる。特に、前後、左右の微妙なブレで、ナイスショットが紙一重でバンカーに捕まることが多い。
ピンポジションを何処にしても、攻める方向と距離をきちんと意識しなければならない。上手くレイアウト&デザインされていると思う。



ティーグラウンドがレディースからフルバックのゴールドまで5段階。それぞれに独立して、うまくレイアウトされている。ティーグラウンドの位置によって、狙い場所や攻め方が変るので、レギュラーティーでやっても、それなりに楽しめる。
さすが、レディースティーでやったことはないが、それはそれで面白いと思う。

グリーンは、大きな段差のあるグリーンもあるが、極端なポテトチップグリーンは少ない。全体としては大き目のグリーンで、微妙な傾き、うねリがパットの感覚を狂わすタイプ。

という訳で、自分にとってはすべてが及第点以上。何度廻っても、飽きないコースである。このコースがメンバーシップであれば、ホームコースにしたいコースだ。
コメント (10)
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