A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

Book Of Ballads / CARMEN McRAE

2006-10-14 | MY FAVORITE ALBUM
1958年(昭和33年)、日本の音楽界は第一回ウェスタンカーニバルが日劇で開かれた。平尾昌明、ミッキーカーチス、山下啓二郎のロカビリー3人男がデビューした年である。
新しい音楽の流れと一緒に、三橋美智也の「夕焼けとんび」なども流行った年だ。

♪ 夕焼け空が 真っ赤か とんびがくるりと 輪をかいた ホーイノホイ そこから東京が 見えるかい・・・・・

子供の時に聞いた記憶が蘇る。
日本の音楽界も新旧入り乱れて変化していたのかもしれない。
テレビの普及も本格化してきたし。

先日、heironさんのブログで紹介されたのに触発されて聞いた、Carmen McRaeの「BOOK of BALLAS」のレコードがまだ転がっていた。片付けようと思ってジャケットを見たら、これも1958年の録音だった。

これがみな同じ時代だったのかということを最認識。頭の中が整理され出した。
自分の頭の中が思い込みで勝手に整理されてしまっているのを最近感じることが多いが(よく年寄りが頑固だというのはこういうことだろう。自分も年をとったということだが)、たまには客観的に整理してみるのもいいものだ。
NEW PORTでは、アニタが熱唱していたが、サラボーンの活躍もこの頃。女性JAZZVOCALの大御所達が活躍していた時代だ。

有名プレーヤーは、バラード集やwith STRINGSのアルバムを残すことが多い。
このアルバムは、まさにその両方だ。
少し金属的な声のマクレーがストリングスでいくらか和らげられ、いつもの熱唱も多少は丸くなっている。

When I fall in love
It will be forever
Or I’ll never fall in love
In a restless world like this is
Love is ended before it’s begun
And too many moon light kisses
Seem to cool in the warmth of the sun
・ ・・・・・
うーん。やっぱり、秋の夜長には「とんびが~・・・」よりも、こっちが似合う。隣に恋人がいることを思い浮かべて、今夜も聞いてから寝よう。
明日はゴルフだが。

Isn't It Romantic?
Please Be Kind
The Thrill Is Gone

New York, December 1, 1958
acc. by Frank Hunter's Orch.

If Love Is Good To Me
By Myself
Something I Dreamed Last Night
Do You Know Why?
He Was Too Good Me

same as above December 2, 1958

How Long Has This Been Going On?
When I Fall In Love
Angel Eyes
My Romance

same as above December 2, 1958
ac. by Don Abney(p),
 Carmen McRae(vcl)
 Joe Benjamin(b)
 Charles Smith(d)
コメント (2)
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