A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

「諦めたらいかん」と気合を入れなおしたものの・・・・・・余計なところにも

2006-10-19 | GOLF LIFE
知り合いの女子プロとの久々のラウンド。
最近調子が良い勢いに乗って無謀にも勝負を挑んだものの、6番で早くも3ダウン。
勝負の流れは早くもついてしまった・・・・・・・・。

勝負は見えてもゴルフは最後まで何があるか分からない。気合いを入れなおして7番に。
短めのミドル。短いホールには罠がある。
一打目の落とし所が、4つのバンカーに囲まれていて、フェアウェイにちょうどグリーンがあるような感じだ。200Y~230Y位のワンオン狙いのイメージ。
そこから左に若干振れてグリーンが多少打ち上げ、グリーン全体がマウンドに囲まれていて2打地点からグリーン面が見えない。
マウンドも距離感を狂わすホールだ。これも設計者の罠だ。

ティーグラウンドで、引き続き攻め方の解説を。
「ドライバーの飛距離に合わせて、微妙に狙う方角を調整しないとバンカーへ入ります。」
「右へ飛びすぎると下手をすると林まで行ってしまいます」
「距離が出るなら左サイドの林ギリギリを狙うルートもありますが、左の林は凄く浅いのでひっかけはOBのリスクあり」・・・と。

プロは左のバンカーへ。当たりは悪くなかったが、距離感だろう。
こちらもいい当たりで、真ん中へ。
フェアウェイで跳ねり。少し転がり距離が伸びる。
バンカーまで行ってしまったか?


2打地点に行くと、浅いバンカーに僅かに入ってボールがあった。
バンカーの中から120Y弱の上り。
少し砂が噛んだが上手く打てた。大き目のクラブで打ったのが正解。ボールはマウンドの向こう側に消える。
ナイスオンだろう。
プロは、2打が乗らずに3オン。

ピンから4M位。一番近い。
しかし、タッチが合わずにショート。残り1mも無い距離、これを引っ掛ける。
3パットのボギー。プロも2パットのボギー。引き分け。


次の8番。だらだらのぼりの打ち上げ。
この8番と9番。このコースで唯一アップダウンがある場所だ。
2打地点から大きく右にドッグレッグ。一旦下って、グリーンにはまた登りだ。

「真っ直ぐは安全ですが、2打の距離が残ります」
「右のショートルートは、距離が出ないと2打地点からグリーンを狙えません」
「距離が出れば、残りはショートアイアンなのですが。登りがあるのでなかなかそこまで行かないのですよね」
「ドラコン選手権の常連Kプロは、ここで林の真上に打って1オン狙いました。キャリーで350Yです」・・・と。

プロは何の迷いも無く真ん中へ。
こちらも真ん中を狙ったがフェアウェイ右サイドへ。
ナイスショットの声を貰うが、「これでは距離が足りないです」と直ぐに応える。
過去の経験から、「この感触、この当たりでは行かないだろう」を直感。

プロのところからは200y近く残していたが、そこから2オン。
こちらは、予想通り、グリーンをダイレクトには狙えない。
今回は無理して林超えは避けたい。
グリーンの左脇を狙って第2打を。
ついついグリーン方向を向きたくなるのを、何度も確認しながらグリーンを確実に外して狙う。
狙い通り、グリーン手前の左側へ。
そこから、バンカー越えのアプローチを、3mにつける。
パーが狙える距離。

しかし、パットは前のホールと同じパターン。
一打目を弱気にショート。入れなければという思いが強く、手先で打ちにいっているのが分かる。
またもや引っ掛けの3パット。
パットの感触が合わなくなっている。
プロは2パットのパー。

いよいよ最終ホール。
僅かに打ち下ろしのミドル。打ち下しのせいかこのコースにしては開けた印象を受ける。大部分のホールは両サイドの林の圧迫感を受けるのだが。このホールはフェアウェイを見渡せる。
しかし、左サイドにマウンドがあり、2打地点からは左に僅かに曲がって気持ち打ち上げ。
ここもドライバーの方向性と距離感が大事になる。
グリーンの傾斜が強く左奥から右手前に。ピン奥に行くと、下りが早くて大きく切れるのでタッチが難しい。

「左の斜面の裾狙いです」
「右の飛びすぎは池に行きますが、フェアウェイは広めですので、狙いどころを間違えなければ問題なしです」
「グリーンは難しいですよ」・・・・と。

両者、フェアウェイの真ん中。どちらも好ポジション。
どちらも2オンだが、こちらが多少薄く当たってトップ目でピン奥に。
下りで、左に大きく切れる難しいラインを残す。15mはある。
大きく曲がるラインを読みきったが僅かにオーバー。しかし1mもない。
ナイスタッチだ。

しかし、上りのラインであったが、真っ直ぐを打てず。何と、これも3パットのボギー。
何と3連続の3パット。
前半はショットの微妙な狙いどころとブレに泣いたが、中盤はパットに泣く。
プロから「パットは気にしないで、気にしたら余計に打てなくなるわよ。パットは水物だから・・・・・・」と。
プロは無難に2パット。

前半終了。
5ダウン。スコアの方は結局48。パットは1P3つ、3P3つの18。
内容は決して悪くはないおだが、いやはやスコア的にも勝負も完敗であった。

昼食をとりながら。
「ショット良くなったじゃない」「イップスは卒業ね」と。
たしかに、最近トップの切り返しはスムーズになってはいるが。スコアが伴わないのを、喜んでいいのか、悲しんだらいいのか。

後半は、気分を入れ替えて気楽に廻ろうと方針転換。最初に臨んだ10番。
真っ直ぐなロングホール。
フェアウェイが右に傾いているので左サイド狙い。
右サイドは転がり方が悪いと林までいってしまうかも。

何と、この一打目を本当のチョロ。30yも飛んでいない。
いやはや今度は、何が起こったのか。スイングのテンポは悪くないのだが。

2打のUTは完璧であったが、まだ200Y以上残す。
グリーンを狙うと左前方に高い松が。下にはバンカー。上手く設計されている。
ここも確実に右サイド狙い。
体が左を向きたがるのを確実に調整。
狙いどおりグリーン手前、40Yの良いポジションに。



バンカー越えではあったが、距離感も感触も最高のアプローチ。
最近、50y前後のこの位の距離のアプローチが、クラブを替えたのに打ち方も変えてしっくりくるようになった。以前は、上げるアプローチ。
変えてからは、オープンスタンスを広く、ボールを思い切り右足寄りに、つま先のさらに外に出すくらいの場所で。ちょうど、野球のボールを下手投げでトスする感覚が身についてきた。
ピンに2m近くにつく。
これを入れればパーセーブと思いつつ打ったが、カップひとつ届かず。ボギー。
こういうのが入ると流れが良くなるのだが。
プロはもちろんパー。

11番のショート。短いショートだ。
この日はティーグラウンドが更に前。110Y位しかない。
特に遮るものもなく、解説の必要も無い簡単なショートであったが。

少し開き気味に当たってしまったショットは右手前のバンカーに。
バンカーは最近得意にしているが、薄めに当たってグリーンオーバー。
凡ミスだ。
返しのアプローチをミス。さらにパットも寄せきれず、
最後には僅か40cmを外すという「崩れのスパイラル」に。なんとトリプル。

12番は、名物大木越えのミドル。
「フェアウェイの真ん中は木超えが難しい」
「右サイドからが一番2打が狙いやすいですが、右側には池、さらに木超えで距離を出さないと」
「左サイドはバンカー、さらに飛びすぎると林があるし」
真ん中は広々しているのだが、2打の大木がどうしても気になるホール。
一打は、多少ドロー気味に左サイドに。
バンカー方向に。

2打地点に行くと、バンカーには入らなかったが、左サイド。グリーンは左の林がかかって狙えない。
グリーンの右サイド狙いも大木がもろに邪魔する。
出すだけでもいいが、出す場所を選ばないと、3打目でまた大木が邪魔にあるし。
大木を越えた場所まで、何とか出したいが。

前のホールで、何となく終わったという気分になっていたので、ここは「大胆な狙い」をという気分に。
大木のさらに右側からインテンショナルフックをかけることに。
掛からなければ右の林直撃の大トラブルは必死。

距離は160Y。
7番をかぶせて、思い切り右サイドを狙う。
結果は、大成功。
右の林方向に出たボールは大きく回りこんでグリーンの右サイドまで運ぶ。
プロも2オンへ狙えず、右サイドへ。

プロが先にアプローチをするが、これが少しオーバー目。珍しいミスだ。
こちらは、段差があるグリーン周り。ころがしはできないので、ロブ気味のショット。
これもオーバー目。距離感が合っていない。せっかくいい2打が打てたのに。
次を乗せるも、なんとこのパットも3パット。
完全にショートパット恐怖症に。
プロも珍しく、寄せきれずにダボを。

勝負も決着がついたし、見るに見かねたプロが、「途中だけどアドバイスしていい?」と。
「パットの打ち始めが完全に手始動になっているわよ」と。
「最後はタップでもストロークでも、始動は体(肩)にしないと、手始動にすると距離感も方向性も定まらないからね」
そういわれればその通り。
調子が良いときは確かにゆったり振れているが、悪くなると入れたいと思うばかりに手で打ちにいっていた。微妙な違いではあるが。
気合を入れたと同時に、パットにも力を入れていたということであったか。

中盤の6ホールが終了。なんとこの6ホール3Pが5つ。ひとつの2Pも寄せたのが入らなかったということは、実質すべて3パットということ。ここまでひどいのも珍しいが。
これでは、勝負になるわけがない。
これにて勝負も終了。この後はラウンドレッスンに。
コメント (6)
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