第86回定期演奏会を無事に終えることができました。
大変寒いなか会場へ足をお運びくださいました皆様ならびに日頃より山形Qを応援してくださるすべての皆様に、心より深く深く感謝申し上げます。
初めましてのフィアラ、同じく初めましてのヴァンハル、そしてベートーヴェンの意志と情熱の現れとも言われるハ短調で書かれた弦楽三重奏曲。
未知の作品を二曲含むプログラムでもあり、当初、どの様に聴いていただこうかと思慮しましたが、時代の重なる作曲家たちであったことと、それぞれの作曲家のライフスタイルに大きな違いがあったこと、そうした部分から各作品の個性を捉えていただけたと思います。
終演後、何人ものお客様から「良かった」とお声がけを賜ったこともあり、安堵したした次第です。
次回、4月の定期演奏会では、今回演奏したベートーヴェンの弦楽三重奏の後につづく時期に書かれました弦楽四重奏曲第4番 ハ短調 作品18−4を演奏する予定です。
久しぶりの弦楽四重奏での演奏会、ぜひ多くの皆様に楽しんでいただけたらと思っております。
次回の定期演奏会第87回(4/30)まで、ブログは倉田が担当します。