山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌75-vol.2(倉田記)

2020-02-26 23:59:59 | 練習日誌
 コロナ問題で、世間が沈滞したムードになりつつあって、政府の方針から、演奏会など中止が相次いでいます。

 負けるもんか!

 さて、約1ヶ月ぶりに山形Q再開しました。

 第75回定期演奏会に向けて練習がスタートしました。体調不良で療養していた茂木氏も無事に復帰!めでたい!

 最初の練習なので、まずは曲の感じをつかむために何回か通し始めます。

 W.A.モーツァルトのフーガから。

 今回演奏する第4番は、前奏もフーガもJ.S.バッハの曲から出来ています。特にフーガは、「フーガの技法」をよくクァルテットで練習していたので、おなじみの主題です。まだ曲作りまでは行きませんでしたが、中島氏のアイディアを一部採用して、とりあえず練習して行くことになりました。この曲でW.A.モーツァルトのフーガは5曲目の演奏になりますが、どの作品も素晴らしいです。演奏会の導入には最適ですね。

 そして、清瀬保二の弦楽三重奏曲。1949年に作曲されて、三楽章構成になっています。自分のパートだけの練習ではエチュードのような楽譜面で、どういう風に演奏して良いか決めかねていましたが、仲間と演奏してみて、少しずつこの曲の持つ面白さに気づくことが出来ました。まずは、自分のパートだけをものにするように練習をすることが重要です。その先にお互いの音楽がぶつかり、響き合い、解釈が生まれ、命が入り、お客様に届けられるように努力するだけです。全体のための個人という考え方ですね。最近は、そういう自分のあり方をよく考える大人(おじさん)になりつつあります。笑。

 ホルン五重奏曲は、メンバー三人でやるわけにも・・・・まだ楽譜が届いていません・・・・。今後の予定。

 最後に茂木氏制作の新しいチラシが本日出来上がったそうです。

 今回の定期演奏会は私の担当なので、広報にも力を入れて行きます。

チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
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