山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌62-vol.11(茂木記)

2017-01-18 23:50:24 | 練習日誌
小節線も色々
いや、
二重になっているとか太いとか
そんな事ではなく

フレーズの頭を区切る小節線や
数小節の長さのフレーズの、途中を区切る小節線
楽曲の構造を区切る小節線といった違いで

大きな寺の山門をまたぐ様なものがあれば
家の入り口の敷居の様なものだったり
座敷の敷居の様にほぼフラットだったり
地面に線を引いただけの目印みたいなものまで

ハイドンやドヴォルジャークでも書かれた小節線の役割は色々
和声を感じて演奏する限り、常に同じ労力で多くの小節線をまたぎ続ける事は不自然で逆に難しい

アンヨを色んな高さに上げ下げしながら小節線をまたいで進んでいくんです
左右の足で交互に跨いだり
場所によっては右足でばかり跨いだり
色々

バルトークになると
全員が同じ拍の数を進むのに、誰かが違う数の小節線をまたいだりします
パートによって、拍子が違ったりするので
何小節か演奏するうちに、また同じ拍子に合流して小節線の位置が揃います
パート毎に小節数が変わってくるので、そんな譜面に小節番号は書かれていません

今日練習したバルトークも
小節数ちゃんとズレズレ
タイミングピッタンコ

リハの合間に
そんなことを一人でムッツリ考えてました

練習も残すところあと3回
足並み揃えて順調に峠を上っています。

チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
ただいま18箇所
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする