山形弦楽四重奏団 ブログ

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山形Q 練習日誌60-vol.8(中島記)

2016-06-18 17:43:59 | 練習日誌
 練習場所として使わせてもらっているコミュニティ・センターの研修室も、だいぶ暑くなってくるこの季節。ついこの間まで、「ひと桁度C」からの温めスタートだったのが嘘のよう。こうして季節ごとに年4回、定期演奏家をしているのも、風流なことです。

 ということで、今夏の「第60回」のリハーサル。

 ハイドンの作品64から。モーツァルトもそうですが、短調の曲は少ないながらも名曲が多い。この作品も、小ぶりではあるものの作品76に劣らない完成度の高い曲です。バタバタせずに弾きたいところ。

 次に、極秘のアンコール(超名曲です)を挟んでからのドビュッシー。このメンバーでも再演になりますが、新鮮味があります。それは、前回に積み上げたものをすっかり忘れてしまっているから…ではありません(たぶん)。以前よりもさらに深くまで、分け入って行きたいものです。

 おしまいは、いよいよ武満徹。

 本日はスコアを見ながらの合わせ。パート譜だけでは訳がわからない「8分の3.5拍子」なども、他の動きを見てみればその必然性がわかります。独りで「さんとっと」とか考えることはないのです。

 それを、もう少し滑らかに、自然なフレーズにするには、まだまだ練習が必要。


 …度重なる旅行の合間に、どれだけ鍛錬できるかが勝負どころ。頑張りましょう。

~チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動しています。~
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