山形弦楽四重奏団 ブログ

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山形Q練習51-vol.8(中島記)

2014-03-04 20:33:40 | 練習日誌
 3月16日の「第9回庄内定期演奏会」まで、あと2週間をきりました。花粉やその他、いろいろと飛んでいるもののせいで目がショボショボしている今日この頃ですが、本日も張り切って練習です。

 今回のプログラムは、前回の定期で演奏した山田耕作とベートーヴェン「第13番」、そして初めてのモーツァルトのフルート四重奏「第3番」です。フルートのゲストは、山響の若き奏者、小松崎恭子さんです。

 
 ということで、今日がフルートとの初合わせ。モーツァルトのフルート四重奏といえば、庄内定期では何度もアンコールで、主催の黒木さんをまじえて、ひと楽章だけは演奏しています。この「第3番」も第1楽章は弾きました。

 その他では昔、「第3回定期演奏会」で有名なニ長調を取り上げたのみです。・・・本当にもうずいぶん遠い昔になりました。13年ほど前のことです。

 今日の練習は偶然にも、その頃よく練習で使っていた公民館の、まさにその部屋でした。げた箱を思わせるような棚に囲まれている、小さな会議室。初めて四重奏で取材を受けて新聞に載った写真も、この部屋でした。新聞に取り上げられた記念に、記事を実家に持って帰って両親に見せると、「いつもげた箱の前で弾いてるのか?」と心配されたものでした。

 懐かしい・・・。

 さて、若きゲストを無視して、たそがれている場合ではありません。さっそく合わせていきます。

 快活ながら、Cーdurの落ち着きも感じさせる第1楽章。同じく、若いながら落ち着いた音色の小松崎嬢に寄り添うべく、丁寧に、しかし重くならないように運びます。・・・ヴァイオリンとフルートのユニゾンが多く、これがなかなか難しい。

 第2楽章は、ゆったりとしたバリエーションです。これは楽器や変奏ごとのキャラクターがはっきりしていて楽しい。

 地味なイメージがありましたが、味わい深い名曲ですね。


 さて、その後はもちろんベートーヴェン。先月、レッスンをつけてもらった成果もあって、まとまってきています。今回のコンサートで、山形Qのレパートリーにしてしまいたいところ。1・3・6楽章をチェックして、本日は時間切れ。


 本番まで、リハーサルはあと2回。良い演奏会になるように頑張ります。

~チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動しています。~
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