自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

季節を間違える花

2005-09-25 23:16:01 | Weblog
早口言葉で
「すもももももももものうち」・・スモモも桃も、桃のうち
といいながら遊んだ記憶がある。
そのスモモが秋なのに、白い花が70輪以上咲いている。
自然の理屈が解ればなーんだ、そうかで済む。
桜やスモモ等は夏期、毛虫や台風雨や病気で
葉が全て落ちたり、なくなると、気候が涼しくなった時、
春と間違えて花を付ける。
秋の彼岸ころに花を咲かせたい人は、実験してみたら! (夏に葉を全て落とす)

いつものことだが、今日もプログ薬草木研究会を開く。
スモモは古事記、万葉集以前に中国から入ってきて、
明治時代にアメリカへ修行に旅立ち、
大正時代にプラムと言う名前を貰って、甘い大きな実を土産にかえってきた。

今日本には、日本スモモ糸と西欧スモモ系があり、
日本スモモ系は4月に白い花を付け、6~7月に実をつける。
西欧スモモは8月以降紫色の果実を付け、プルーンと呼ばれ、
薬効が多いと宣伝されて、若者には人気がある。
まず、スモモ・プルーンの持つ薬効は
クエン酸・リンゴ酸・・疲労回復効果 新陳代謝
食物繊維     ・・便秘に良く美容効果があり、にきびが消える 
鉄          ・・貧血に対応
カリウム      ・・利尿効果 血圧を下げる手助け効果
アミグダリン    ・・せき止め効果
カロテン      ・・免疫機能の支援 がん予防効果 
含まれる成分から右記のような効果がある。
断っておくがスモモの植えられている土壌、気候により
上記の成分は多少含有率が違うから薬用効果も違ってくる。
又、スモモの生葉はそのまま洗って、入浴剤として使えば、
桃の葉と同じようにあせもに効果がある。

余談だが山梨県が日本の生産占有率50%もあるスモモは
プラム、ハタンキョウ、ボタンキョウ、サザンキョウ、大石早生、太陽、
ソルダム、ビューテイ、サンタローザ等の呼び方がある。
品種を表す名前や地方独特の呼び名もあるようだ。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自然 (fky)
2005-09-26 19:50:35


自然と書いてじねん

でも 今は逆に

自然はなく ほとんど人工

人工も自然の中の人間が作ったものなのだが

これをどうかんがえるか 



人間介在でおかしくなった

自然の怒りかも知れない

台風、渇水、地震・・・



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スモモ。 (るな)
2005-09-26 18:56:15
●スモモは季節感のある果物ですが、

こんなに薬効があるとは、全くしりませんでした。

となると、自然の食べ物って、やっぱりさまざまな体によい成分を含んでいるんですね。

美味しく食べて、体によいものがいちばんですね。
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桃の仲間 (みどり)
2005-09-26 11:08:49
自然を尋ねる人さん

さっきネクタリンを食べました。

桃の仲間には目がなくて、プラムもだいすきです。薬効もあって一石二鳥。昔、桃の葉はお風ろによく入れていましたが、すももは知らなかったなぁ。勉強になりました。
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すごいですね。 (海癒)
2005-09-26 10:30:50


はじめまして

コメントありがとうございます。

自然さんってすごいですね。

参考にさせてもらいます!

自然治癒力こそ今一番必要なものだと感じます。



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