自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ホタル移籍

2011-01-26 13:32:00 | Weblog
今、堂々川の歴史を冊子にするために資料集めしている。
探せばあるもので、すでに40ページを超えるまでになった。
それでもあちらをチョロチョロ、こちらでウロウロと探していたら
菅茶山記念館の屏風の前に立っていた。


菅茶山の銅像

記念館で展示してある屏風
中身はホタル7首


日本一の漢詩作者ともいわれる菅茶山師が残したホタルの作を載せないわけにはいけない。
誰もいなかったからフォトをパチリ。
横道にそれるが
備後国分寺の経典が奈良国立博物館に国宝として存在しているが
それをコピーしてもよいかと電話したら「ダメ、3150円の拝観料が必要」と言われた。
正気に戻り考えるとフォトを撮るのは問題があるようだ。ごめんなさい。

堂々川の平家ボタルの幼虫が世の中を知る事と、多くの小学生たちと仲間になる為に
国の施設「芦田川見る視る館」に留学しているが



そろそろ陸へあがる為の訓練が必要になるので堂々川へ呼び戻すことを考えていた。
その時ホタル7首を見たので江戸時代に飛んだ場所、廉塾の川へ移籍することを計画し
そこの責任者の方と打ち合わせをし、完全移籍で合意した。


廉塾の案内

特別史跡の石塔

頼山陽が塾長をしていたことがあるところ


そして平家ボタルが飛ぶ川


2年前にも話題を作ったが


今度は失敗しないように生態や水に慣れさせる訓練等の勉強会も開くことにしている。
2月20日を移籍の日と決めて準備を始める。

ちなみに廉塾は備後の神辺城下にあり、
徳川家康の従兄水野勝成が元和5年に造り始めた福山城が出来るまで住んだ町である。
廉塾の近くには町を高屋川の大水から守る樋門堰がある。


石崖に2本の堰板を入れる溝が現存している。


こんな話題を冊子には載せたいと思っている。
それを知ったジョウビタキが又馬鹿なことをし始めて
もう君なんかとはお尻プンプンと変な動きをしている。



「何綺麗なお尻だと! 断わっておくが俺は変な趣味の無い♂だよ」