自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

虫にもいろいろ

2009-05-13 22:04:10 | Weblog
 廣島景観会議の第16回受賞団体の発表がマスコミに対してあったらしい。
6本程携帯電話が鳴った。
会長のコメントを聞くために会長の電話を教えてくれとか、
会長の名前を教えてくれとかの内容である。
追っかけ虫が必要に応じて聞いてきた。
会長の名が分からなければ、掛けてきている相手
俺に聞いてくれという気持ちも少しはあったが
自分が同好会と地域のために、書いた申請書が役立ったのだからうれしい。

前回、桃の袋掛けを早くしろと言う忠告を受け
1昨日から空いた時間は本気で袋掛けている。
桃にはいろいろな虫がいる。
袋かけが遅れると桃に穴をあけて養分を吸う虫(ガンドウ虫?)
の被害が目立つ。(昨年は80%被害にあった)


被害前の桃の果実
桃の間で黒く重なっているのが悪い虫

被害にあった桃

口を桃に突き刺して汁を吸う虫


アブラムシが葉についている。
この幼虫をテントウ虫が食べてくれる。
だからテントウ虫は益虫だ。





そのテントウ虫も蜘蛛の巣にかかることがある。


中央にミミズが日干しになったようなものがある蜘蛛の巣。



ケムシ

ケムシを食べる虫


袋かけだけなら嫌気がさすが虫と遊びながら
袋かけをしているから疲れは少ない。

ここで桃の葉の薬効。
暑くなると赤ちゃんは「汗も」が出る。
この「汗も」は市販の薬よりこの桃の葉を煮出して
緑色の色が付いた湯で拭いてあげると抜群の薬効がある。
薬草研究で多くの人が試し、よい方で驚いて報告してくれる成果である。

虫の話にかこつけてネギに付く虫
思わず笑った無視された同士ののにらめっこ
次の瞬間どちらも逃げた。


キリギリスの幼虫とミツバチ


ミツバチがおかしい。昔はもう少し相手に立ち向かっていったと思う。
こんなところにもミツバチが減った原因があるのかな!


こがね虫?はなむぐり?


こんなところで無視された虫が一生懸命生きていた。
彼らが頑張る間は人間も安心して生きていける。
ただ、いくら頑張っても、タダで働いても
無視されることはあるがそこは我慢と辛抱だ。