自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

源氏ボタル

2008-06-09 13:53:21 | Weblog
6月8日 雨が心配だったが雨は降らず、曇り空で絶好のホタル日和
ホタルが飛ぶ場所で総会を開く。



総会の日
我が家では桑の実やグミを食べに鳥が集団で訪ねてくる。
仲間を呼ぶのか20分おきに食べにくるがそのつど集団は増える。





鳥撮り時間はほどほどにして
ラジオのインタビュー場所に急ぐ
ホタレンジャー活動に取組む3代目リーダーとメンバーそしてキャスター。
楽しい1時間弱、何もかも忘れて喋り、子供達の声を聞く。
しかし放送は5分弱だそうだ。



回り道しているが今日は源氏の物語だ。
7日の夜、中国新聞に「堂々川のホタルの光」が掲載されたことと土曜日が重なり
来場者は盆と正月が同時に来た様に車が120台、400人近い人が来られた。
面白いコメントに
「堂々川でホタルが異常発生していると聞き尾道から来た」とか
「島根から北が蜷はどこで取るのか」の質問。
まさか島根から来られるわけは無いと思い「北の方の川で取る」と答えておいた。
いずれにしても40mほどの間で約250匹が光ってくれたので見ごたえはあった。
雄がメスを求めて飛ぶ光もカメラに入ってきた。
上から下に光が落ちるような感じで、その後、もぞもぞと光が動いている。



川の中ではこんな姿を2回ほど確認したが川での写真はだめであった。



源氏ボタルの姿を見てもらう。


川の中では道路から見えない光が沢山ある

源氏のメス お尻の黄色が1節と赤1節
今回確認した最大は2cm

源氏のオス お尻の黄色が2節
今回確認した最大は1.7cm


川の中にはホタルの天敵が巣を張っていたり
この蜘蛛のように直接捕食するやからがいる。
カメラを向けたらくわえていたホタルを放した。
ホタルはまずいのだろう。美味くなかったような顔をしている。
蜘蛛の巣にかかってもがくホタルはいても蜘蛛は近づくがすぐ離れていく。



まずい話には続きがある。
たくさんのお客様が堂々川に来られ
「感動した、綺麗」の言葉を沢山いただきルンルン気分になっている同好会メンバーだが
見せて貰ったお礼をしたいからとこのように食べたのもののカラを置いていかれる人はあまり歓迎できないのは古今東西、皆同じだと思う。