自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

2007-11-13 22:34:47 | Weblog
 北島三郎なら
「流れる雲の移り気よりも・・・」と歌う。
自然を尋ねる見方なら
「季節の変わる彩りは青から黄色、赤の葉が風に舞って飛んでいく・・」となる。
9日から下御領生産森林組合が緑の機構から助成を受けるために作った
「自然と歴史を守る同好会」の会員が集まり、
山の歴史的自然石を世に出す作業をした。
その仕掛け人がサボるわけには行かないのできつい1週間であった。
みるのはいやだと思う人もありましょう。
いやだいやだといいながら、見ているうちになるほど成果がでているね。
そうなることを期待しています。



10年前までは道であり、地肌が見えてマツタケも
顔を出していたが今は藪になっている。



倒木が道をふさいでいる。


この山の中には文化5年(1805年)に管茶山先生が
福山藩へ提出した「福山志料」に記載されている名石がある。


硯岩(奥の四角い岩)墨壺石(右の石)筆置石(手前)
硯岩はすずりを入れる箱の形をしている

現在地元の人は重ね岩と呼ぶ
正式には乗物岩(駕篭の形をしている)

これらの岩は林道の一番高い場所から山の曽根を約200m南へ下る。
次に狐岩へ行くには林道を転げるように500m下ったところから
今度は約200m北へ入る


小狐岩(見る角度では狐の顔に見える)
12時頃の光線がわかりやすい)

小狐岩から約50m北
小狐が小さくてこの岩が大きいから狐としてみるには
少し無理があるが大狐となずけた様だ。


大狐岩の東には
御野村郷土史によると
分村、御領村を上下御領二ケ村とある
村界確定元和8年(1622年)隣村境
1622年は神辺城が福山城に移設された年である
この年からどのくらいたったか境村と刻印した人がいる




入り口はわかりやすく道を整備した


以上5つの石を多くの人に知ってもらいたくて仕掛けたが
何とか格好が付いた。
これから山歩き散策シーズン絶好期だから時間があれば見て欲しい





ジョウビタキのさえずりも赤い夕日が沈むのも
目に入らない日が続いたが目的が完遂すれば
別のやったという気持ちも手伝って綺麗に感じて涙が出てくる。
しかし一難去ってまた一難
明日はレディオビンゴのラジオ収録、
16~18日までの間ビックローズ地場産フェアの中で
福山物産協会58社の備後の物産コンテストの審査準備と
審査の企画担当をしているからこれまた大変!
「お暇なら着てね」とお願いもしなくては。
1次審査は来訪者全員に権利があり
幹事会社や協賛企業から商品の提供があり全員何か商品がもらえる。
こっそりあの商品が欲しいと私に行ってもらえれば
案外ルール破りをしてくれるかもわかりませんよ。
2次審査は秘密ですが18日のおやつ時頃には
福山市長賞や福山商工会議所会頭賞、福山市観光協会長賞等が決まるはず。
そんなわけで訪問できていません。