富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

『横浜開港と上州絹の先人たち』(上毛新聞社主催)の講演会・シンポジウムでの絹産業遺産群世界遺産活動

2009年07月21日 22時10分19秒 | 世界遺産伝道師協会
7月19日(土)(12:45~16:00)臨江閣別館2階大広間で標記イベントが
開催された。
主催者の上毛新聞社社長の挨拶の後、基調講演(西川武臣氏)が1時間あり、続いて演奏会(30分)

最後に石原征明先生以下4名のパネリストによるシンポジウム(1時間30分)と続いた。

この中に絹産業遺産群の世界遺産への伝道活動が組み込まれ、1階洋間60畳でパネル解説、チラシ配布、座繰り体験を行った(11:30~13:00、14:00~14:30)。
会場へ出向いた人は、イベント内容からか中高年が多く、また遠方(京都など)からも、これを目的に参加された人もいた。

内容をもっと知りたいので、全体の流れがわかればと希望も出た(発刊双書もあるが)、登録への見通しと登録の現状も・・・・・。
座繰り器の機能、各部名称、煮繭の目的、生糸について、こちらも繭から織物になるまでのことも話題となった。

絹産業の各部門で稼動ができる所が今どの程度残っているか?(群馬県、日本、世界で・・)とかも。

回答に苦慮した。パネル解説で理解を深めた喜びや、座繰り体験で昔の人がやったことにタイムスリップした一時を味わい楽しそうに思えた。小さい袋に入れた繭や、繰いた生糸を持ち帰ってもらったが好評だった。

イベント会場では、座布団が敷かれ満員の状況だった。その人達が私達の方へも来場いただいた。

翌日の上毛新聞14面に「横浜で活躍した上州の生糸商-貿易を支えた日本ノ繁栄の礎-」がカラ-で掲載され、伝道活動と研修を兼ねた充実した一日となりました。新聞記事のホームアドレス
http://www.raijin.com/news/a/20/news02.htm
(K.N 記)

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