富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

前橋市蚕糸記念館で秋三回目の”富岡製糸場と絹産業遺産群”の世界遺産伝道活動

2013年11月06日 08時46分37秒 | 世界遺産伝道師協会

前橋市蚕糸記念館で秋三回目の伝道活動

 

10月27日(日)敷島公園バラ園内の蚕糸記念館で「座繰り体験と桑の木クラフト体験」活動を行いました。

 午前中の「座繰り体験」はO野伝道師、K倉伝道師、「桑の木クラフト体験」はA見伝道師、お手伝いをT平で行いました。

前橋市教育委員会文化財保護課のH野様に写真をお願い致しました。

 「桑の木クラフト体験」はウッドデッキの所で行いましたが、準備している時より、息子さんとお父様がいらして早速、桑の木のお守りを作られました。

丸くカットされた桑の木にスタンプを押し、A見伝道師がお名前と言葉を入れて最後にニスの中に浸けて乾かします。ウッドデッキの裏にはとても大きなどんぐりがたくさん落ちており、A見伝道師がそのどんぐりで人形作られると皆様感激され、ご自分たちもどんぐり拾いを楽しんでおられました。

A見伝道師のやさしい語りかけでお話がはずみ「上毛かるた」を次々と読まれる方もいらっしゃり、よく御存じだと感心致しました。高崎を始め、吉井など遠くからもお見え頂き、「有難うございました」と口々にお礼を述べられて、乾いたお守りを大事そうにお持ち帰りになられました。お天気にも恵まれ、午前中だけで30名ほどいらして楽しまれました。

 「座繰り体験」は建物の中で行われ、お昼休み後、1時より3時半までK倉伝道師とT平が交代致しまして、O野伝道師の「座繰り体験」のお手伝いをさせて頂きました。埼玉県の議員の方々を始め、藤岡、東京から初めて「座繰り体験」をされる方々が参加されました。繭の糸の出が少し悪く、お湯の温度を調整しましたが、途中で糸が切れたり、糸の太さが一定にならず、体験された方より「簡単そうで実は難しい」との感想等洩らされました。座繰られた生糸は小野伝道師が器具から外して黒い紙の台紙にのせ、透明の袋に入れてお渡し致しました。

 O野伝道師が事前に用意してこられた作品をお見せして、押し花を挟んで作る方法をお話しました。花や葉をレンジで乾燥させて作る方法をお聞きになり、皆様お帰りになられましたら早速作られるとのことでした。

 終了時に細野様より、座繰り体験者数50人、桑の木クラフト体験者数65人との報告が御座いました。

本日の活動メンバーは、O野、A見、K倉、T平の4名でした。

 今年の蚕糸記念館での活動は今日が最後となります。春4日・秋3日の7日活動させていただきましたが、毎回大勢の方に座繰り、繭クラフト体験を通じて「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録について語らせていただくことが出来ました。                (K.T 記)

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