ばら園まつりでの伝道師活動(5/18)
5月18日(土)敷島公園ばら園で、恒例のばら園まつりが始まり、蚕糸記念館で座繰り体験と繭クラフトの指導が行われました。
ばら園入口に入った途端、バラの甘い香りが漂っていました。
色鮮やかな、バラが、咲き競い見事です。
園内では、約600種、7000株が順次花を咲かせるとのこと。
ばら園の中にある蚕糸記念館については、前回報告している通り1912年に建てられた建造物、国立原蚕種製造所 前橋支所として建設され、当時は、日本全国6か所に建設されたうち、現存する唯一のものだそうです。
1981年前橋市が移築し、「桑の町前橋」の象徴として蚕糸記念館として開館したとのこと。
本日は、関東高校野球の開会式が8年ぶりに上毛新聞敷島球場で開催されバラ園見学者や座繰り体験の人も県内の人はもちろん、県外からの人でにぎわいました。
主人は野球の応援で私はバラ園見学で座繰り体験できて喜んで帰られた主婦 そして横浜、東京からの人や 若いカップルはとても素晴らしいカメラを肩にかけ相手が座繰りをしているところの写真を撮ったりして記念になると喜んでいました。
座繰りするのにどうしてお湯でないといけないの?等の質問があったり、座繰りの順番が来る間、K川さんがいろいろな三択問題を出して説明したりしました。
例えば、繭一粒から生糸の長さは、どれくらいだと思いますか?等々みんな真剣に考えていました。
上里町から訪れた方は、富岡製糸場で働いていた工女さんの福利厚生や賃金等について詳しく質問していました。
座繰りの体験をしたことはありましたが、数回ぐらいだったのでこんなにしたのは初めてで、両手を使い足まで使って作業をしていたのですね。
まねてもなかなか上手にいきません という方。
体験や説明を聞くことができ、本当に良かったです。という方。
体験した生糸は黒の台紙を敷きその上に入れて持ち帰っていただきます。
皆さん喜んで帰られました。
また外のテラスでは、繭クラフトでぐんまちゃんの体験でしたが、やはり皆さんとても喜んで帰られたとのことでした。
私たちが帰るときは、まだ賑やかでしたが、意義ある一日の活動でした。
本日の担当は、N屋、K川、A井、S澤の4名と文化財保護課のY田さんでした。皆様大変お世話になりました。(記 S澤美代子)