「日本絹の里」「シルク博物館」提携記念特別展で広報活動
県立日本絹の里とシルク博物館が4月27日姉妹提携しました。それを記念しシルクセンター二階にありますシルク博物館で「夢を紡いだシルク~『蚕の国』群馬と『シルクの街』横浜~」が6月9日迄開催されています。
特別展では開港後の生糸輸出で栄えた横浜の歴史や、富岡製糸場の世界遺産登録運動を紹介しています。
また期間中にはミニ講演会(5月4日、6月1日)、フランス式繰糸機復元機の繰糸実演(5月18日・19日)、撚糸についてのレクチャーやワークショップ(5月23日)、その他実演や講習会などが開催されます。
また秋の11月9日~12月9日、日本絹の里で提携記念特別展「世界につながる日本のシルクロード~群馬のシルクと横浜港~」が開催されます。
富岡製糸場世界遺産伝道師協会は特別展会場で5月4日、5月18日、6月1日に、4か所の構成資産の模型やパネルなどの関係展示物のギャラリートークをさせていただきます。
こうした中で4月30日未明に飛び込んできたのは、「富士山」は条件付きで登録を勧告、一方「武家の古都・鎌倉」は不登録とするよう勧告というニュースでした。
初回の5月4日(土)は近藤会長、井上雄二、日下部の3名が参加しましたが、電車内で今日来館されるのは矢張り地元神奈川の方が多いだろうから言葉は慎重にと申し合わせしました。
受付で大野美也子次長他の皆様に挨拶を済ませ、来館者が来るのを待ちながら前もって館内の展示を一通り見学してから活動に入りました。初めて見るような展示物も多くゆっくり見られないのが残念でした。
活動を終了する時点で今日の来館者は60名を超える程とのことでした。午前中に来られたのは2名程、午後になると家族連れや夫婦で来られる方など、横浜市や町田市などの方に交じって千葉県野田市や豊橋からの方もおりましたが、一様に4か所の資産で構成されていることはご存じありませんでした。
13:30から始まる古澤次長が講師を務めるミニ講演会を聴講に来られた方々もおり、熱心にメモを取る姿を見受けました。
聞きますと22日にバスでの見学会に参加のため事前に勉強に来られたとのことでした。
4か所の構成資産の模型を使って説明するのは解り易かったようです。
途中で、先月29日「たくみの里」で活動した時に、会社がシルクセンター四階にあり名刺交換をした男性(相崎様)がわざわざ時間を調整して挨拶にきていただいた上にお心遣いまで頂戴し、恐縮すると共にまた用事には連絡を取り合うことを約束しました。
今年は登録に向け県外の3~4か所の主要都市で広報活動が企画されるようです。今日の結果を見てもまだまだ県外の皆様に対しては丁寧な説明が必要となることが目に見えておりますので、県外の広報活動に参加される場合にはこうした状況を踏まえて活動していただきたいと思います。
(K.K 記)