小春日和のなか、「甘楽町産業文化祭」で伝道活動
11月3日(文化の日)富岡市に隣接する甘楽町の「甘楽ふれあいの丘」お祭り広場で、恒例の産業文化祭が開催されました。当日は日本中の晴天を甘楽町に集めたかのごとく、「とっても快い、小春日和の一日」でした。出展テントから出て日向にいれば温かい、日陰に入れば、これまた涼しいほどの快適さで伝道活動ができました。
朝7時30分集合。この日担当したのは、地元在住のI井規雄理事の下、甘楽町小幡出身のY村伝道師、F破伝道師、S藤(和)の4名が分担し、
○「繭クラフト」のぐんまちゃん作り、
○繭から生糸をとる「座繰り体験」、
○「富岡製糸場と絹産業遺産群」の紹介と啓発活動等、それぞれが各コーナーの相互入れ替わりで奮闘しました。
このイベントは、何といっても年に一度のまちを挙げての「みんなの祭典」とあって、総人口13,300人ほどの長閑な町とはいえ、朝早くから人々が途切れなく来場し、主催者からの推定来場者数は5,000人ほど、農村地域での行事としては大勢の人々が押し寄せ「とっても・いい感じ」でした。子供を連れた若夫婦から孫の手を引いたお年寄り、また、若いカップルや小中学生~高校生まで会場に押し寄せ、まさに地域を挙げての「楽しさあふれた大イベント」が繰り広げられました。
私たちのブースには朝早くから途切れない来場者があり、それぞれ分担の4人が多忙とともに程良い接客で、来場者のお客も満足、伝道師もほどほど満足した一時を過ごすことができました。
伝道師協会のブースは、本部席に隣接した町の観光協会と同席でした。隣の特設舞台では、小学生から大人まで、そろいの法被で迫力ある「かんら太鼓¨樂鼓¨」が奏でられ祭りがスタートしました。そして引き続き町内で保存され、重要無形民俗文化財となっている神楽舞や獅子舞がこの日一堂に会し、披露されました。五穀豊穣、家内安全、無病息災を祈願する民俗芸能が次から次へと舞台に展開し、地元出身の歌手「中野新太郎歌謡ショー」の舞台で、幕が下ろされました。そして最後には、来場者全員参加の「じゃんけん大合戦」が行われ、本日のイベントは終了しました。
この日は天候に恵まれ、来場者に恵まれ、会場の雰囲気にも満足し、多忙の中にも相互の交流は思い出に残り、感謝・感激・感動を皆さんとともに味わえ、伝道師としても満足できる一日を過ごせました。
甘楽町の皆さん! ありがとうございました。
なお、当日は上記の4名でした。
(S藤 和男 記)