世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」広報活動
ビエント高崎「秋の上州どっと楽市」伝道活動デビューしました
10月27日(土)28日(日)恒例の高崎問屋町 高崎卸商社街協同組合主催「秋の上州どっと楽市」が開催され富岡製糸場世界遺産伝道師協会の活動に 一日目27日(土)に参加いたしました。
午前8時30分に会場であるビックキューブのロビーに集合した時には、9時のオープンを待つ人々で行列ができていました。
今回の活動は、パネル解説、パンフレット配布、繭クラフトです。午前中は雨模様にもかかわらず、活動の場所は建物内でしたので快適に活動を行うことができたのですが、日が差し始めると温室状態で、最後には緑のジャンバーを脱いでの活動でした。先輩伝道師の皆さんは、ジャンバーの下に緑の半袖ポロシャツを着いて、それぞれに工夫されているのも勉強になりました。
9時のオープンから午前10時頃までは、子供連れのお客さんは多くはなく、伝道師コーナーも大忙しではなかったのですが、雨が上がり天気が良くなると来場者の数も増え、次々と子供連れの家族が伝道師コーナーに足を運んでくれました。私達も大忙しとなりましたが、I川さんお手製の“ぐんまちゃん製造器”のお陰で、沢山の方々に、楽しく安全で手早く 繭クラフトを体験していただくことができました。
繭クラフト体験は、自分で作ったぐんまちゃんストラップを、大事そうに持ち帰る子供達の笑顔が、活動の醍醐味です。また、若いお母さんから「まだお蚕を飼っているお家があるのですか。」、親子4人でいらしたお父さんは、「実家の祖父の名前が日本絹の里の展示コーナーに出ていたことがあります。」等、お客さんとの会話も楽しむことができました。前橋から足を運んでくれた伝道師のお孫さん達にもお会いすることができました。皆さんとても礼儀正しく感心しました。
本日一番びっくりしたことは、1歳半の坊やがいきなり蛹を口入れたので、大慌てで私達伝道師が口から出すようにお母さんにお願いしたところ、両親とも「全然問題ないです。害になるものでないから」と全く止めようとしません。お子さんは表情も変えずに蛹を飲み込んでしまったことです。(この子供さんはきっと大物になります。)
午後4時半過ぎると客足もまばらになり、5時に活動を終了いたしました。最後にビエント高崎の事務局へご挨拶に伺ったところ、本日の来場者数は、約18,000人とのことでした。
本日、一緒に活動したのは、I川武男、O田三枝子、J保千代子、F破正雄、I田みち子、K暮和子の6名でした。皆さんのお陰で一日楽しく活動を行うことができました。J保さん美味しい柿とコーヒーの差し入れをありがとうございました。
(K暮和子 記)