第18回島村渡船フェスタで世界遺産活動
5月19日(日)第18回渡船フェスタが、伊勢崎市境島村の利根川北側河川敷を会場に開催されました。天候は数日前の雨の予報から一転し花曇で絶好のイベント日和でした。
近藤会長、町田睦、井上雄二、中島進、諸井透、新井春枝、栗原恵子、村井かつ枝、今井玲子、日下部と世界遺産推進課高橋補佐、鈴木主任の12名で活動しました。
毎年乗船場すぐ傍という絶好の場所で「ぐんま島村蚕種の会」と隣り合わせたテントで、活動も6年目となりました。
昨年に続き境島村の田島弥平旧宅を含む「富岡製糸場と絹産業遺産群」のPRも開催目的の一つで、今年も「ヘリテージ仮面ショー」が特別出演、終了後はヘリテージ仮面と工女ぐんまちゃんとの記念撮影を希望するちびっこ達で人だかりができていました。
参加団体は43団体、色とりどりのテントが並び、渡船だけではなく自衛隊ボートの利根川遊覧、ジャブジャブ池で魚つかみ、カヌーの体験乗船や料理の無料試食コーナーなどに今年も多くの家族連れで賑わっておりました。
早朝8時に集合し、パネルの設営を早々に済ませ渡船フェスタが初めての伝道師の皆様が先陣を切り渡船体験がスタートしました。残った伝道師達は島村蚕種の会から預かったパンフレット1000部をセットにしてから活動開始です。
富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産登録について度々場内アナウンスがあり、また富士山の世界遺産登録のニュースもあってか非常に関心は高まっていると感じました。
会場入り口でパンフレットを手渡し、また渡船の乗り場で2時間待ちの行列の皆様にパンフレットを配りながら説明をしたりして、休む間もなくフル活動した結果メインパンフレット2000部と子供向け300部を配布できました。
このイベントは子供が多いことを知りながら子供用を300部しか用意しなかったことを大いに反省、来年は倍以上の準備が必要と思ったところです。
活動中には五十嵐清隆伊勢崎市長が今年も激励に来て下さり活動の励みになりました。
また横澤総務部長、茂木企画部長にも立ち寄っていただき激励の言葉をいただきました。
鈴木主任が扮した工女ぐんまちゃんも大人気で、我々のテントまでたどり着くのに一苦労で子供連れを誘導するのに大いに活躍してくれました。鈴木主任大変お疲れ様でした。
田島弥平旧宅を抱える伊勢崎市がこうしたイベント等を通じ、地元住民の皆様や見学された方、されなかった方などの声を広く聴取し、ハードだけでなく特にソフト面における対応に待ったなしで取り組んでいただけることを期待しています。
訪れてくれた人々をどのように大切にしていくか、おもてなしの心をどうあらわしていくのか、見学者が増えているる今、取り組むべき直近の課題だと感じています。
家について間もなく雨が降り出し、天候まで我々の活動を応援してくれていると思ったのは穿ちすぎでしょうか。
参加された伝道師の皆様には大変お疲れ様でした。
(K.K記)