5月の「弁天ワッセ」は皐月晴れ
5月3日(金・祝)ここ二~三日、この時季としては肌寒い日が続いていましたが、この日は皐月晴れの下、弁天通りは大蓮寺前の、いつもの場所に午前9時半には設営を終えて伝道活動を始めました。
今日の参加者は、日下部、中嶋(弘)、高橋(榮)、掛川、中島(進)の5名で、半年に一度の「座繰り体験」をメニューに加え、パネル解説とチラシ配布を行いました。
暖かさに誘われてか、人の出は順調でチラシは、ほとんど受け取ってもらうことができました、と言うのも4月30日に日本政府は、ユネスコの諮問機関で国際記念物会議(イコモス)が「富士山」を条件付きで世界文化遺産に登録するよう勧告したと発表したことをテレビ・新聞等で知っており、同じ世界遺産を目指す「富岡製糸場と絹産業遺産群」をお話しするのに絶好の切り口となりました。
多くの方々に「富岡製糸場と絹産業遺産群」の「世界遺産としての価値」についてや、どうしても「富岡製糸場」のみが世界遺産にと思われている人が多くいる中、他の3構成資産のことを、また、富岡製糸場との関わりについてもお話しすることが、これまで以上に出来たように思います。
久々の「座繰り体験」のコーナーを設けての伝道活動で、老いも若きも楽しく体験をして頂くことは勿論ですが、体験をしながら「世界遺産」のこと、そして「富岡製糸場」のこと「荒船風穴」のこと「高山社跡」のこと、そして「田島弥平旧宅」のことを、じっくりとお話しすることもできましたし、蚕や繭のこともお話しすることができました。
そんなことで、ここ何回の「弁天ワッセ」では午後になると客足がばったりと途絶えてしまい早めの撤収でしたが、今回は気が付くと、もう午後2時となっていました。
皐月晴れの下、行き交う客足を見ながら、まばらとなったのを機に本日の伝道活動を終えることにしました。
お疲れ様でした。
(S.N記)