群馬県都市監査委員会からのお礼状
拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、さる4月25日に群馬県と市監査委員会主催で開かれた「監査委員・事務局職員研修会」には、ご多忙にもかかわらず、世界遺産候補「富岡製糸場と絹産業遺産群」について、情熱のこもったご講演をいただき、誠にありがとうございました。
世界遺産登録の実現に向けては、これからも様々な課題や紆余曲折があろうかと思いますが、近藤先生の具体的かつ非常に分かり易い説明を聞いて、聴講者の多くが富岡製糸場と絹産業遺産群の歴史的・文化的価値を改めて深く再認識した次第です。
かつて西毛地域を中心に多くの県民が養蚕や絹産業にかかわりを持ち、地域経済の発展にも大きな役割を担ってきたこれら産業遺産が、世界遺産として末長く後世に伝えられていくことの素晴らしさ。近藤先生をはじめとして、世界遺産登録に向けて中心的な役割を担ってきた「世界遺産伝道師協会」の活動に対して深く敬意を表すとともに、一日も早く関係者の皆様の努力が実を結ぶことを願ってやみません。
おかげさまをもちまして本研修会は所期の目的を達成することができ、十分な成果を収めることができました。本当にありがとうございました。
今後とも、御指導とご鞭撻の機会を多くもっていただければと願っております。
また、お目にかかれる日を楽しみにしています。まずは、略儀ながら」書中をもってお礼をもうし上げます。
敬具